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<画像8枚> のん独立騒動から3年半、芸能事務所とまさかの和解!





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『レプロ』との話し合い直後、のんは待っていたスタッフに手を振った。右隣は彼女の支援者であるF氏。

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ハイヤーから降り、ピョンピョンとスキップをするのん。この手の動きひとつで彼女の天然っぷりが窺える。

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テーマ : 芸能ニュース
ジャンル : ニュース

【知られざる戦国武将の真実】(33) 井伊直政――どの戦場でも常に先陣、怪我が絶えなかった

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1561年、遠州に生まれた井伊直政は、幼くして今川氏真の家臣に父が謀殺されたことにより、大河ドラマの主人公・井伊直虎等縁者等に預けられながら少年時代を過ごした。彼に転機が訪れるのは15歳の時。『徳川実記』によれば、その日、鷹狩りをしていた家康は、品のある顔立ちをした少年に出会い、何者かと従者に尋ねた。その少年こそが直政であった。直政が嘗て自身も人質生活を送っていた今川家の者に父親を殺害されたと知ると、浅からぬ縁を感じ、直政を部下とした。直政は美少年であったことから、家康の寵童だったことを伺わせる記述が『徳川実記』等に見られるが、戦場においては武勇に優れた武将であったことから、家康には終生信頼され続けた。直政の名を天下に知らしめたのは、武田家の遺臣を組織した赤備えの軍装であろう。家康と秀吉が戦った小牧長久手の戦いでは、勇猛な姿から“赤鬼”の異名が生まれ、小田原征伐においては、堅固な小田原城内に夜襲をかけて、唯一曲輪内で戦った武将であった。どの戦場においても常に先陣を務めたことから、怪我が絶えなかったという。天下分け目の関ヶ原の戦いにおいては、“島津の退き口”と呼ばれた島津軍の退却戦において島津義弘を追い詰めるが、逆に狙撃され、腕に傷を負う。その傷が基で1602年に亡くなったとされている。実は、この死因には異論があって、2代目将軍を巡る跡目争いで謀殺されたのではないかという説がある。2代目将軍の候補として秀忠以外に、直政の娘婿・徳川忠吉の名前も上がっていた。秀忠派からしてみれば、家康の信任の厚い直政は邪魔者でしかなかった。直政が死んでから5年後には、忠吉も28歳の若さで亡くなっていることから、強ち的外れな説ではないのである。 (ノンフィクションライター 八木澤高明)


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テーマ : 歴史雑学
ジャンル : 学問・文化・芸術

【LEADERS・経営者に聞く】(28) 車の革新、タイヤも進化続ける――津谷正明氏(『ブリヂストン』会長兼CEO)

タイヤのシェアで世界トップを走る『ブリヂストン』。自動車の技術革新にどう対応していくのか? 津谷正彦会長兼CEOに聞いた。 (聞き手/調査研究本部主任研究員兼編集委員 佐々木達也)





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「電動化や自動運転技術等で、自動車は100年に1度の大変革期にあると言われています。変化のスピードや中身は未だわからない部分もありますが、スマートフォンが人々の生活を一変させたように、自動車も変わらざるを得ません。そこで求められるタイヤも当然、違ってくる。自動車と比べ、タイヤは変化していないと思われがちですが、そんなことはありません。丸くて黒いドーナッ形は以前と同じですが、中身は物凄く進化しています。例えば、EV向けのタイヤです」。ブリヂストンは2013年3月、次世代低燃費タイヤ『オロジック』を開発したと発表した。『BMW』のEV『i3』に搭載された。「背が高くて細身です。EVは重量が重く、空気抵抗を受け難くする必要があるので、細くしました。路面との接地面積が小さく、転がる際の抵抗も少ない。背が高いのは、直径が大きいほうが発進時に力が伝わり易いからです。ライドシェアと自動運転の普及も視野に入れています。今は個々で所有する自動車ですが、稼働率は1割程と言われます。効率性を考えれば、所有からシェアに移行するのは自然な流れでしょう。自動運転も広がり、運転手ではなくオペレーターが動かすようになると、タイヤには更に高い性能が求められます。稼働率が重要で、運転手がいないので止まると困ります。何かあった時、直ぐ対応ができる体制が必要です。燃費の要求も厳しくなる。空気圧を適正に保つと燃費が良くなるので、メンテナンスが大事です。売るだけでなく、売った後のサービスを強化していきます」。

「約20年前、当社はタイヤの側面を強化することで、パンクした後も一定の距離を走れるランフラットタイヤの本格展開を始めました。増える女性ドライバーは自分でタイヤ交換するのが難しい。雨の日や高速道路の路肩での交換は危険です。そこで、当社が世界のトップメーカーとして普及に努めました。側面が硬い為、最初は乗り心地が悪かったのですが、それも改良を続けて克服しています。空気を入れる必要がなく、パンクしない樹脂製のエアフリーというタイヤも開発しました。来年、自転車向けに発売します。乗用車向けの研究も進めており、新時代に対応できる商品です。全てのものがインターネットに繋がるIoTの進化で、タイヤに集まるデータは大きなビジネスの種となります。最近のランフラットタイヤは乗り心地が良くなり、逆にパンクしてもわからなくなった。その為、車に圧力を調べるセンサーが付いています。温度も把握でき、膨大なデータが蓄積されます。自動車で路面に接するのはタイヤだけです。今の車はカメラでデータを集めていますが、路面は光の加減や反射があり、カメラで捉えるのは難しい。タイヤならできます。雪の多い地域で、タイヤのセンサー機能を雪道の管理に活用しています。高速道路会社のシステムに採用され、パトロールカーのタイヤを通じて、雨や雪による路面の変化等も監視しています。道路の安全に役立ちます。タイヤ自身の摩耗状況もセンサーでわかるようになる。溝が浅くなったり、減りが偏ったりという情報を常に把握できれば、パンクする前の適切なタイミングでの交換が可能になります。鉱山で石炭や鉄鉱石等の採掘・運搬をする特殊車両用のタイヤでは、既にデータを集めて解析する仕組みがあります。交換時期を予測することは、効率化の為に非常に重要です。データを1社で囲い込むのではなく、多くの会社が協力してデータを繋げていけば、活用の可能性はもっと広がるでしょう。父親の仕事の関係で子供の頃、3回、転校しました。全く違う環境に1人で入っていく。当たり前のことが其々の場所で少しずつ違います。そこで変化に対応する能力が養われたと思います。会社に入って最初の配属は社長室。海外との契約や交渉を担当しました。でも、英語は得意じゃない。翻訳したら添削で真っ赤になるし、英語の手紙を書いたら手直しされて、最初の単語が殆ど残っていない。会社に行くのが嫌になりましたね。上司から、毎日少しでいいから英語の本を読んだり、ラジオを聞いたりするよう言われました。我流ですが、必死に英語を学びました」。

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テーマ : 経済
ジャンル : 政治・経済

【君たちはどう生きるか@money】(05) 顧客本位、銀行と若手にズレ

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「売りたくない投資信託や信託商品がある。どうしても売らないといけないのか?」――。『三菱UFJ銀行』の支店で働く20代女性行員は不満を隠さない。担当は法人営業で、取引先の社長らに金融商品を勧める毎日だ。複雑で理解し難い金融商品を売ることが“顧客本位”なのか。自分の中で整理がつかない。記者は、2010年以降にメガバンクに就職した20代行員に集まってもらい、座談会形式で話を聞いた。参加者に共通していたのは、「顧客目線で働きたいのに上司にわかってもらえない」という不満だった。お金を貸し易い優良企業は既にお金を持っているし、お金に困っている企業には貸し難い――。これは銀行員の誰もが直面する古くて新しいテーマといえる。だが、昔と今で銀行の若手行員を巡る環境は大きく異なっている。そのひとつは就職ランキングだ。『マイナビ』による大学生就職企業人気ランキングによると、2019年卒の文系総合ランキングは三菱UFJ銀行が11位。2018年の4位から大きく順位を落とした。3メガ銀行がトップ10位に入れなかったのは13年ぶりのことだ。

マイナビHRリサーチ部の栗田卓也部長は、「これまでは、給料が高く安定しているイメージで銀行員を志望する学生が多かった。昨今の人員削減報道等を受け、こうした学生が他業界に流れた」と分析した。『アマゾンジャパン』(※98位)が初めて100位以内に入り、「IT関連企業の躍進が目立つ」。メガ銀行が大幅に順位を落とす一方、地銀は地元就職を希望する学生から根強い人気があり、大半が前年並みの順位だったという。もうひとつの新たな潮流は、転職の増加だ。『リクルートキャリア』等大手転職支援会社に登録する銀行員の数は、この1年で2~3割増えた。転職先もベンチャー企業を含めて多様になり、若年層の大手企業志向が薄らいでいる現状を映す。座談会に参加してくれた20代後半の男性は、数年前に『三井住友銀行』を辞めて外資系に転職した。「(自分と合わない)部長が異動になるまで2年我慢しろと言われたが、無理だった」と振り返る。外資系に移った理由は、「徹底的にお客さんの為に働けると感じたから」。今は新たな職場に満足しているという。メガ銀行の採用は伝統的に青田買いで、優秀な学生を囲い込む傾向にある。裏返せば、何が自分に合った職業かを就職活動を通して熟考する時間が少なかったともいえる。昔は現場で様々な矛盾を感じながらも、我慢して昇進を重ねた。今時の若手は柔軟に第二の人生を模索している。「わかってもらえない」。やる気のある若手の不満を納得感のないまま放置すれば、折角「育てた“金の卵”が流出するという銀行経営のリスクに繋がりかねない。キャッシュレス決済やAIを使った融資――。しなやかにお金と付き合う20代は、金融機関にも変革を迫る。20代の社員としっかり向き合えているかは、生き残りの成否を分ける試金石なのかもしれない。 =おわり

                    ◇

水戸部友美・広瀬洋平・南毅郎・福井環・須賀恭平・高見浩輔・佐藤初姫が担当しました。


キャプチャ  2018年8月28日付掲載

テーマ : 経済ニュース
ジャンル : ニュース

【君たちはどう生きるか@money】(04) 投資のイロハ、小学生から

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お盆を控えた今月8日、日本橋兜町の『東京証券取引所』に珍しい来訪者の姿があった。いつもは投資家向けのセミナー等に使われる東証ホール。ここに集まったのが、夏休み真っ只中の小学生とその親の約80人だ。子供たちの前に、“日本株”・“預金”・“ドル”・“ゴールド”等の絵柄のカードが並ぶ。手札から“円安”というイベントカードを場に出せば“日本株”や“ドル”の価値が高まり、反対に“貿易摩擦”を出すと“日本株”や“ドル”の価値は下がる。経済と金融資産の繋がりを学べる対戦型のカードゲームに、親子が興じた。「デフレだから“預金”カード(の価値)が上がるよ」。ルールを覚えた子供同士の会話に、金融経済の用語が飛び交い始める。カードは色・イラスト・数字で表され、用語の意味がわからなくてもゲームが成り立つ。「ポケモンカードみたいで面白い!」。参加した小学1年生の男の子は声を弾ませた。江東区から来た母親の女性は、「経済の知識は知っておくと後々役に立つと思う」と満足気だ。

講師役を担った『三井住友アセットマネジメント』によると、予定人数の枠は応募開始から僅か40分程度で埋まった。長年の課題である“貯蓄から投資”。日本株の低迷も然ることながら、金融の知識の乏しさが個人を投資から遠ざけてきた。特に若年層ほどその傾向は強く、投資文化が日本で根付かない一因になってきた。『SBI証券』やフィンテック企業を渡り歩いてきた森永康平氏(33)は6月、子供の金融教育を手がける『マネネ』(東京都練馬区)を自ら立ち上げた。テクノロジーの進展は、スマートフォンを使った少額からの株式投資を可能にした。だが森永氏はある時に気付く。「どんなに便利な投資サービスが生まれても、利用者(=投資家)が進化しなければ宝の持ち腐れに終わってしまう」。子供への教育が進む英語やプログラミングよりも、誰にでも関係するという点でお金はもっと重要だ。金融の初歩を学ぶ動画を作成するという森永氏の夢は、“金融の義務教育化”だ。証券業界も若者を意識している。最大手の『野村証券』は、動画サイト『YouTube』で『マネーの亀』というチャンネルを開設した。「資産運用ってやつをやれば、年間5%お金が増えたとして、100万円が10年後に162万円になるんだって!」。人気YouTuberが登場し、資産運用の効用を説く動画を流す。15日に公開すると、既に閲覧数は30万を超えた。『日本証券業協会』も、人気アイドルグループ『乃木坂46」元メンバーで女優の生駒里奈さんを起用し、ウェブサイト『100年大学 お金のこと学部』を開いた。お金の歴史や投資に関する10の質問に答えると、生駒さんが登壇する10月の特別講座に応募できる。証券界に広がる投資教育の波。時代にマッチした“ソフト路線”が子供や若者を惹き付けられるか? 新たな取り組みが担う意味は重い。


キャプチャ  2018年8月24日付掲載

テーマ : 経済ニュース
ジャンル : ニュース

【君たちはどう生きるか@money】(03) アプリで手軽、こつこつと

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6月、霞が関の合同庁舎。「皆さん、どのような投資に興味がありますか?」――。大学生で構成する『学生投資連合』と金融庁が意見交換会を開いた。投資と資産形成をテーマに、東京大学・一橋大学・慶應義塾大学等、駆けつけた学生は50人程。「バブルの頃は高収益を狙う個別株投資が主流。今はリスク分散を意識した指数連動型の運用が多い」。金融庁幹部は、学生の堅実ぶりに驚く。今年から始まった積み立て型の少額投資非課税制度(※つみたてNISA)。年40万円の投資額を上限に、投資で得られる配当や売却益が最長20年間に亘って非課税になる。3月末時点の口座開設数は約51万。現役世代の20~40代の割合は全体の約7割を占める。同比率は一般NISAの約3割を大幅に上回る。早稲田大学2年の武弘毅さん(21)もつみたてNISAを始めた1人。日経平均株価に連動する上場投資信託(ETF)を毎月3万円程購入している。つみたてNISAで対象となるのは、信託報酬が安く、販売手数料がかからない低コストの投信のみ。「年金も当てにならないし」と、数十年先を見越す。

「損をするのが怖い」「資金が足りない」「どうやって始めればいいかわからない」――。そんな若者が投資のハードルを越えるのに、スマートフォンの少額投資や自動貯蓄アプリ等の手軽さが一役買っている。猶本恵利香さん(31)は、将来の目的毎に貯蓄と投資を分け、アプリで管理している。貯蓄に使うのは、『ネストエッグ』(東京都千代田区)の自動預金アプリ『フィンビー』。毎日100円の積立預金に加え、3歳の息子の教育資金の為に、毎週、子供の体重に相当する金額を充てる。12.3㎏なら123円といった具合だ。「子供の成長を感じながら蓄えられる。18歳になるまでに300万円貯めたい」という。子供の為の安定的な貯蓄とは別に、猶本さんが資産形成に使うのが、“おつり投資”のアプリである『マメタス』だ。クレジットカードや電子マネーで買い物をする際、予め設定した金額から購入金額を差し引いた数十~数百円をおつりと見做して積み立てる。マメタスは『ウェルスナビ』(東京都渋谷区)が運用する。6つの質問から利用者の投資性向を割り出し、その人に合った投資法を自動で指南する。投資先は国内外のETFだ。武田実奈さん(※仮名・25)は転職を機に、「給与水準が下がる不安から、手元資金を運用したい」と考えた。使うのは少額投資アプリの『ワンタップバイ』。初めて買ったのは、『Google』を傘下に持つ『アルファベット』の株だ。ワンタップバイは、日本とアメリカの個別株やETFを最低1000円から購入できる。口座数は2年で12万となり、20~30代の顧客が6割強を占める。投資に興味はあったが、「損をするのは怖い」と感じていた大学生の小川茜さん(21)は、ワンタップバイを使い、アルバイトで貯めた余裕資金で投資を始めた。月5000円か1万円をアメリカ株に分散投資している。海外への旅費、子供の教育費、そして老後の資金――。使い道によって封筒を分けるように、スマートにお金を管理する若者が増えている。その投資先は軽々と国境を越える。


キャプチャ  2018年8月23日付掲載

テーマ : 経済ニュース
ジャンル : ニュース

【君たちはどう生きるか@money】(02) 自分磨き、借金厭わず

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「もっと専門的な英語を勉強しないと、とても仕事に生かせない」――。東京都内のIT企業に勤める白井秀和さん(※仮名・29)は、英会話学校に通うことを決めた。今の職場は法務部門。外資系企業との取引に絡んで、英文契約書の点検や外国法を参照することも多い。英会話はマンツーマンで50万円程度。安い額ではない。独身の白井さんは、毎月10万円超の貯金をしている。1冊で数万円する専門書も躊躇わずに買う。お金には困らないが、英語の通学費は敢えて借りたい。きっかけは、『みずほ銀行』と『ソフトバンク』が共同出資した『Jスコア』。個人の信用情報をAIで点数化し、融資するサービスだ。白井さんは試しに、職歴・年収・金融資産等をスマートフォンで入力してみた。結果は、5.4%の利息で200万円を借りられると出た。上限利息が14%程の銀行カードローンと比べると、条件は良さそうだ。「貯金を取り崩さずに無理なく返済できる」。白井さんは人生初となる借り入れへ気持ちを固めつつある。

昨年9月にサービスを始めたJスコアの利用者は、半分が20~30代で、年収(※中央値)は500万~600万円。使い道は自己啓発資金と教育費用が上位だ。大森隆一郎社長は「最新技術に敏感な若者は自己実現を求めている」といい、累計の利用件数は足元で3月末の2倍を超えた。働く力を高める借金は悪ではない。そんな若者をデジタル金融が支えている。『新生銀行』は今夏、グループの顧客1000万人のデータを分析し、個人の信用スコアを弾けるAI基盤を作った。消費者ローンは20~30代を照準に、其々に合った条件を示すことで融資を増やす狙い。「お金がかかっても、健康にも見た目にも良いならやります」。東京都渋谷区の歯科クリニック。50万円近い治療費のインプラント等の歯科治療費を借りるデンタルローンを使う患者が多い。20~30代が積極的だ。「安い治療法で他の歯に悪い影響を与えるより、将来を見据えて借り入れを選ぶ傾向が強い」と歯科医師。見た目に直結する歯の健康は、投資にる“資産”というわけだ。デンタルローンは、高額の保険外診療を銀行や信販会社が立て替え、患者が分割で返す仕組み。『イオン銀行』では年利3.8~8.8%で、期間は最長8年。『オリエントコーポレーション』は、全国で約6万9000ある歯科医院の内、ローンの対象となる保険外診療を手がけるのは1割程とみる。インターネットやスマホで手続きが完結し、審査は最短5分。昨年度下半期の貸付残高は前年同期比で25%増え、貸付先は20代が最も多い4割を占める。『全国銀行協会』による銀行カードローンの意識調査をみると、借金の理由(※複数回答)で「日常の生活費補填」は年代を問わず、なお多い。だが、「自己啓発や自身のステップアップの為」との回答では、40~60代が2.8~3.6%なのに対し、30代は6.8%、20代は15.8%と高い。自分を磨く為に積極的に借金をする――。そんな若者のスマートな借金像が浮かんでくるようだ。


キャプチャ  2018年8月22日付掲載

テーマ : 経済ニュース
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【君たちはどう生きるか@money】(01) 理想の生活は“財布レス”

『君たちはどう生きるか』(著/吉野源三郎)が漫画化され、改めて広く読まれている。金融とデジタルの融合が進む中で、若者とお金のしなやかなつき合い方を点描する。

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「ご飯はApplePayを使えるお店で」――。東京都内で働く水谷優志さん(28)の理想は、財布を持ち歩かない生活だ。職場近くのランチはスマートフォンだけを持っていく。晩ご飯も現金で払わないで済む店を選ぶことが多い。日用品は近所のコンビニで買い、支払いは当然、スマホだ。水谷さんが使いこなしているのは、スマホによるモバイル決済。アプリに自分のクレジットカードや電子マネーを紐付けし、読み取り機に翳せば支払える。サインや暗証番号の入力が不要という便利さが魅力だ。同じく、“財布レス”な生活を目指す茨城県の会社員・三宅真太郎さん(23)は、飲み会の精算が悩みのタネだ。普段はATMに行くのも面倒で、財布にも現金はあまり入れていない。暑気払いや忘年会等の季節には気が重くなる。三宅さんを含めた若手の多くが任せられるのが幹事業務だ。店の予約だけでなく、精算も大事な仕事。

「支払いは後で頂ければ大丈夫です」。三宅さんは颯爽とカードで支払うが、待っているのは参加者から渡される現金の山。この時は財布がパンパンになる。三宅さんは割り勘機能付きのモバイル決済の普及に期待するが、世代間の温度差も感じる。簡単には広がりそうにない。『楽天インサイト』によると、20~30代男性は約25%がモバイル決済を使っている。比率は他の世代と比べて10~15ポイントも高い。スマホによる支払いを徹底し、現金を使わない生活はどこまで可能なのか? 本紙記者(23)は、QRコード決済等に絞って、丸一日挑戦してみた。店で使ってみると決済は一瞬で終わり、利用明細が直ぐ届く。これは家計管理がし易そうだ。時には不慣れな店員もいて、昼時は列ができて少し気まずかった。アプリが上手く起動できず、焦ったこともあった。最大の難点は鉄道だ。『Suica』という電子マネーが逸早く普及したが、QRコードには殆ど対応していない。国内では乱立する決済網が連携されていないと痛感した。『野村総合研究所』上級コンサルタントの宮居雅宣氏は、「スマホ利用者が増えるに従い、決済アプリを使う人が増える」という。キャッシュレス決済の比率は日本で20%に満たず、90%超の韓国や中国の60%に遠く及ばない。記者はQRコード生活を終え、現金で払った時は意外にも安心感を覚えた。キャッシュレスが多くの世代で現金を超える安心感を与える時は、いつ来るのか? 決済情報はAIを賢くするビッグデータの核でもある。日本のデジタル力の底上げは、若者がカギを握っている。


キャプチャ  2018年8月21日付掲載

テーマ : 経済ニュース
ジャンル : ニュース

【誰の味方でもありません】(72) “いい天気”とは限らない

NHKのアナウンサーは“いい天気”という言葉を使わないらしい。理由は、それが“皆さま”にとって“いい天気”とは限らないから。例えば、気持ちのいい初夏の晴天。殆どの人にとっては“いい天気”だろうが、農家や雨具メーカーは「早く雨が降ってほしい」と願っているかもしれない。逆の理由で、雨の日も“生憎のお天気”とは言わないらしい。実際はケースバイケースなのだろうが、流石NHKだと思った。今年は自然災害が多かった。家に帰れない人の集まる避難所でかかるテレビは、恐らくNHKが多いだろう。たとえ今日の空は晴れていても、アナウンサーが“いい天気”と言って傷つく人がいるかもしれない。葬式の朝、リストラを言い渡された昼下がり、恋人と喧嘩した夜――。どんな人が、どんなシチュエーションでテレビを観ているかはわからない。だから、最大公約数の“皆さま”に配慮するという方針は筋が通っている。だが、あらゆる表現がNHKのようになる必要はないと思う。誰かを傷つけることを恐れ、配慮に配慮を重ねた表現は、ともすればつまらなくなる。問題は、どこまでの配慮をするか。時に“配慮”は上から目線になってしまう。

政治学者の丸山眞男が、自身の入院経験を基に書いた随筆がある。そこで丸山が説くのは、他者に対する安易な同情の危険性だ。患者という存在は可哀想な“弱者”だと思われがちだ。しかし、それは「患者だから安静にすべき」というお節介にも繋がる。問題は、現実には多様である筈の“患者”を一緒くたにしてしまうことだ。本当は退院間近の元気な“患者”もいるし、末期だからこそ自由に過ごしたい“患者”もいる。それなのに、患者を“弱者”というステレオタイプに押し込んで、彼らが自分の予想と違う行動を起こすと、“可愛さ余って憎さ百倍”の不寛容に転じてしまうのだ。僕が『絶望の国の幸福な若者たち』という本を書いた時のこと。若者からの「私は幸せではない」という感想よりも、年配の学者や評論家からの批判が凄かったことを思い出す。彼らは若者を勝手に“弱者”だと思い込んでいたので、「その弱者が幸せな筈がない」と怒り始めたのだと思う。『新潮45』のLGBT騒動の時も、外野の煩さに思想家の千葉雅也さんが不快感を表明していた。非当事者による想像力を膨らませた勝手な非難。それが社会を良くする可能性までは否定しない。しかし、どこまで第三者が他者を代弁できるのだろう? 僕が何かものを書く時も、ひとつの基準はそこだ。できるだけお節介はしない。非当事者として口を出す時は、自分がお節介をしていることを忘れない。客観的なデータを示したりはするが、安易に「可哀想だ」とか「共感する」とか言わない。本当は「これからも読者の皆さまに寄り添ったエッセイをお届けしていきたい」とか、NHK風の文章を書くほうが楽なんだけど。


古市憲寿(ふるいち・のりとし) 社会学者。1985年、東京都生まれ。東京大学大学院博士課程在籍。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。著書に『希望難民ご一行様 ピースボートと“承認の共同体”幻想』(光文社新書)・『絶望の国の幸福な若者たち』『誰も戦争を教えてくれなかった』(共に講談社)・『大田舎・東京 都バスから見つけた日本』(文藝春秋)等。


キャプチャ  2018年10月18日号掲載

テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも
ジャンル : 政治・経済

【この素晴らしき世界】(40) テレビに出たくない芸人、『NON STYLE』石田②

テレビよりも舞台で漫才がしたい『NON STYLE』石田明君の話の続きです。そんな石田君はデビュー当時、心の病に罹り、自殺を考えたこともあったそう(※勿論、これはこれで可哀想ですが、タレントにとって不幸話は“おいしいネタ”でもあるのです)。治療の為に薬を飲み始めた石田君は、その甲斐あって体調が良くなるのですが、今度は謎の副作用が彼を襲います。朝起きると、借りた覚えのない『タイタニック』のDVDが2枚あったり、催眠術に異常にかかり易くなったりしたそうです。テレビ番組の企画では、催眠術師から「ノンスタの石田君に術をかけたい」と指名されたほど(※この謎の副作用はあくまで私の推測です。現在は病気も治り、薬も飲んでいません)。こんな話、テレビで披露したら大ウケです。他にも石田君がタレント向きなのは、スーパーポジティブシンキング且つキモカワで人気の井上裕介君を相方に持っていることです。井上君はキモカワなナルシストで滅茶苦茶いじり甲斐がありながら、ツッコミの腕も有段者並。石田君のスピーディーなボケにマシーンのようにツッコみ、その上、フリートークもできる頼もしいヤツです。頭の良い石田君が自分の武器をわかっていないわけがありません。でも、本人はあくまで舞台第一主義。だからこそ、井上君が接触事故を起こしてタクシー運転手さんが怪我をするという不祥事を起こした時、ピンで舞台に上がった石田君は光り輝いていました。相方の不祥事をイジりながら、面白い言葉の数々を繋ぎ合わせて喋り倒します。

正直、ノンスタの漫才よりウケていたぐらい。「こんなにウケるなら、当分、井上には謹慎していてほしい」と言っていたとかいないとか。まぁ、ここだけの話、井上君は事故前、漫才よりテレビの仕事をやりたい願望が強かったそうです。「最近アイツ漫才、手ェ抜きよるんです。流して漫才するんです。腹立つわ~」と石田君は言っていました。事故後の会見で井上君が、漫才ができる幸せや石田君への感謝の気持ちを口にして泣きまくったのを、「お前、事故前、漫才やる気なかったやん!」と愚痴ってもいました。そんな井上君は復帰後、当たり前のように漫才大好きキャラになったのですが、1年以上過ぎた現在、石田君に「最近の井上君どんな感じ?」とメールを送ったら、こんな返信がきました。「事故前の井上に戻りつつあります。井上には一つ一つの舞台を大切にしてもらいたい。『お金を払って来てくれるお客さんへ少しでも笑ってもらいたい』というサービス精神が欲しい。自分が動かない楽なネタばかりやろうとせず、他のネタもやってほしいです。他にもありますが、長くなるのでここらへんで。あっ! 最後にこれだけ。井上がチーフマネージャーに『漫才の出番を1ヵ月15回までにしてほしい』と、僕には言わずに連絡していたことには悲しくなりました」。あの涙の会見は何だったのかと言いたくなりますが、このへんの立ち回り方の単純さが井上君の可愛くて面白いところです。テレビに出まくりたい井上君と、テレビより舞台で漫才をやりたい石田君。結局、石田君は漫才を作っている時が一番楽しいのかなぁ。1円にもならないその時間が一番好きなのかなぁ。何だか、このコラムが石田君の漫才師としての男前な話に着地したことに、少しイラっとします。何故なら、私は限りなく井上君の考え方に近いから。もっともっとテレビに出ろ、石田!


東野幸治(ひがしの・こうじ) お笑い芸人・司会者。1967年、兵庫県生まれ。兵庫県立宝塚高校卒業後、『吉本興業』に入社。現在、『ワイドナショー』(フジテレビ系)・『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)・『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(朝日放送)・『梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ!』(NHK BSプレミアム)等にレギュラー出演中。著書に『泥の家族』(シンコーミュージック)・『この間。』(ワニブックス)。


キャプチャ  2018年10月18日号掲載

テーマ : お笑い芸人
ジャンル : お笑い

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George Clooney

Author:George Clooney

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