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【火曜特集】(657) バークレイズ証券の有名金融アナリストにパワハラ疑惑

20231003 03
ロンドンに本拠地を置くグローバル金融機関の雄、バークレイズグループ。日本法人であるバークレイズ証券の幹部社員・X氏について、驚きの実態が明るみに出た。ある金融業界関係者は語る。「X氏は外資系金融のアナリストとして著名で、日本経済新聞を始め経済情報誌でも度々登場する等、メディアへの露出が高い人物です」。国立大を卒業後、『日本銀行』に入行。その後、アメリカの大学へ留学し、経済学博士号を取得。その後、大手金融機関に勤務し、2010年にバークレイズ証券に入社という輝かしい経歴を持つX氏。その分析が重宝されて、メディアへの露出機会が多い。だが、外資系金融機関のアナリストの中では、X氏が特別優秀ではなく、それどころかその能力を疑問視する声もある。ある金融機関関係者はX氏を次のように分析する。「確かにX氏の経歴は優等生です。特に地銀のセミナーや講演では、“日銀出身”という箔は効果抜群。しかし、アナリストとしての能力は正直言って低い。経済や金融の専門用語ばかり使いたがり、肝心の分析や予測は手落ちが否めない」。X氏の情報は他にもある。別の金融関係者は語る。「X氏はパワハラ気質で有名。前職でも多くの部下が退職しましたが、その理由の殆どはX氏のパワハラです。これは真偽不明の噂ですが、WordもExcelも使えないとか。そんな上司がパワハラ三昧なら、部下が辟易するのは当然ですよ」。詳らかになったX氏について、バークレイズ証券に事実確認をすると、「お問い合わせいただいたような事実はなく、当社としてこれ以上のコメントは控える」と回答した。どうやら、X氏のメディア露出はまだまだ続きそうである。


キャプチャ  2023年9月号掲載
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テーマ : 社会ニュース
ジャンル : ニュース

【火曜特集】(656) 厚生労働省、元反社人材派遣に“お咎めなし”の怠慢

20231003 02
「本当に、あり得ないことばかりで辟易しています」。そう語るのは『石黒体育施設』の石黒和重社長だ。同社は体育施設の設計施工会社だが、前代未聞の事件に巻き込まれたという。事の発端は2021年。石黒体育施設が人材派遣会社大手の『日研トータルソーシング』に人材派遣を依頼した。ここでA氏という人物の紹介を受け、派遣労働の契約が結ばれた。A氏には派遣現場への通勤手段として、石黒体育施設の社用車の貸与も契約された。ところが、出勤初日にA氏が現場に現れることはなかった。日研側は「A氏が急病で緊急入院した」と伝えてきたのだが、実はA氏が逮捕されていたことが発覚。出勤日前日に飲酒運転で事故を起こし、更に駆け付けた警察官と揉めて、公務執行妨害で逮捕されていたというのだ。この事件の後に、A氏が嘗て反社会的勢力に属していた過去も確認された。石黒社長は、派遣契約の際に日研側がA氏の素性を隠していたこと、出勤日に日研側から偽の連絡を受けたこと、貸与した社用車が通勤以外で使用された挙げ句、事故まで起こしていたことを日研側に抗議。社用車の弁済を求めているが、日研側からの対応はないというのだ。また、人材派遣業を管轄する厚生労働省の杜撰な認可体制に疑問を持った石黒社長は、直談判に行った。しかし、厚労省も暖簾に腕押しであった。厚労省の見解は、「我々は認可を出しているだけであり、個別のトラブルには関与できない」。その後、日研に注意指導を行なったようだが、内容は開示されていない。前述の通り、石黒体育施設側には一切弁済がされていない。厚労省のお役所仕事には呆れるばかりである。


キャプチャ  2023年9月号掲載

テーマ : 社会ニュース
ジャンル : ニュース

【火曜特集】(655) 読売新聞社会部、“コロナ禍全裸剃毛宴会”の怪情報

20231003 01
読売新聞東京本社販売局員の横暴な実態については、本誌6月号、7月号で既報の通り。反響は大きく、編集部宛に問い合わせが相次いでいる。そんな中、読売新聞関係者から一際興味深い情報が寄せられた。「販売局が体育会系のパワハラ体質なら、社会部は“バカな大学生サークル”みたいなノリが蔓延しています。社会部の品のない酒席は夙に有名で、コロナ禍以前はカラオケボックスで男性社員が全裸になって、女性社員がその様子を写真に撮るなど日常茶飯事でした」。事実であれば、まさに渋谷や歌舞伎町のカラオケボックスで酔って騒ぐバカな大学生の見本のような振る舞いだ。ところが、この酒宴、何と社内の一室でも行なわれていたという。「社会部次長のAは、コロナ禍の緊急事態宣言で飲み会ができなくなると、社内で若手を集めて宴会をしたそうです。当然、いつものように男は脱ぐ。しかも、この時は女性社員に自らの陰毛を剃らせていたと聞きました。社会正義を追及すると言いながら、ハラスメントに関する認識が甚だしく欠落している。大問題です」(同)。これらについて、読売新聞グループ本社広報部に事実確認をすると、「緊急事態宣言期間中に一部の社会部員が社内で部員の送別会を開いたことは事実です」と前置きをした上で、「調査の結果、女性社員に剃毛させた事実はなく、コロナ禍以前に酔ってたびたび全裸になったことがあったという事実もありません」と回答。社内での酒宴の事実は認めたが、全裸や剃毛については否認した。しかし、火のないところに煙は立たない。全裸剃毛宴会が事実なら、社会の木鐸たる新聞記者にあるまじき行為であろう。読売新聞に纏わる更なる情報をお寄せ下さい。


キャプチャ  2023年9月号掲載

テーマ : テレビ・マスコミ・報道の問題
ジャンル : ニュース

【西村博之の「相手にYESと言わせる話術」】(50) 「副業に専念すれば、半年後には今の収入を超える」

リモートワークや副業等新しい働き方が注目され、中には「本業よりも副業のほうが稼げる」という人もチラホラいるみたいですね。そうなると、「今の仕事を辞めて副業を本業にしようかな?」と考える人も出てくるでしょう。とはいえ、独り身ならまだしも、妻帯者だと家族を説得するのが難しいですよね。定期収入を手放すのはリスクもありますし。じゃあ、そんなリスクも含めて納得してもらう為にはどうすればいいか。よくあるのが、「今の仕事よりも副業のほうが自分には向いているから」と気持ちを熱弁したり、「どうしても副業を本業にしたい!」という熱意をこれでもかと伝えてしまうパターンです。家族がどんなタイプなのかにもよりますが、一般的にはこういう“自分がどうしたいか”を伝えても、首を縦に振ってくれる可能性は低いと思うのですね。というのも、多く場合は熱意や気持ちよりも、“独立したらどうなるのか”が一番気になるところだからです。なので、独立をすることで「何が変わるのか?」「何が変わらないのか?」「上手くいくと長期的にどうなるのか?」「失敗したらどうするのか?」という内容を話す必要があると思うのです。んで、ここで気をつけるべきは、不安要素と未来の期待度をなるべく具体的に話すこと。収入に関して気にしているなら、「当面の収入が半分になっても、売り上げが毎月10%上昇しているので、半年後はサラリーマン時代と変わらない収入になる」とか、「副業に専念すれば、半年後には今の収入を超える」とかです。ただ、これはほぼ確実に将来的に収入が上がることが前提です。はっきり言い切れない場合は、今の安定性と比較されて許可が下りないこともあると思います。そういう時は、例えば「本業の収入の8割までいったら副業をメインにしていい?」という感じで、数値目標を立てて説得するといいのではないかと思います。そうやってお互いが納得する“落としどころ”を事前に決めたほうが、後ですんなりと話が進むかと。因みに、収入がやや下がる可能性がある時は、“別のメリット”を加える手法もあります。例えば、独立して自宅で仕事をするようになるなら、「今までより家族の時間をとれるようになる」とか「子供の世話や家事がもっとできる」とかです。こういうメリットと組み合わせて提案してみるのも、ポイントだったりしますよ。 (聞き手・構成/編集プロダクション『ミドルマン』 杉原光徳)


西村博之(にしむら・ひろゆき) 英語圏最大のインターネット掲示板『4chan』管理人・『2ちゃんねる』創設者・『東京プラス株式会社』代表取締役・『未来検索ブラジル』取締役。1976年、神奈川県生まれ。中央大学文学部教育学科卒。『僕が2ちゃんねるを捨てた理由』(扶桑社新書)・『論破力』(朝日新書)・『自分は自分、バカはバカ』(SBクリエイティブ)等著書多数。


キャプチャ  2023年10月3日号掲載

テーマ : 夫婦生活
ジャンル : 結婚・家庭生活

【岩崎う大の「シン・お笑い論」】(13) オーストラリアの高校で芸人になると決心



これまでの人生において一番つらかった時期は、留学していたオーストラリアの高校で過ごした3年間だった。学校はカソリック系の男子校で、寄宿舎も併設された伝統ある名門校。日本に戻ってから、帰国子女として大学に入学する為には、この高校での成績も統一試験の結果も重要だったので、勉学において一切気は抜けなかった。高校の科目は大抵難しい。それを英語で学ばないといけないわけだから、「日本語でやらせろ!」と枕に顔を押し付けて泣いた夜は何度もあった。雄大なオーストラリアの大自然にそのストレスを中和してもらうには、僕は若過ぎた。兎に角、刺激が欲しくて、偶に入ってくる日本の情報を見ては、「ミスチルって何?」「野茂がメジャーに?」「K-1グランプリ?」「コギャル? ポケベル?」「楽しそう!」「あーあ、俺も日本にいたらなぁ!」と身悶える日々が続いた。今思えば、「たった3年の異国体験、楽しんで何でも吸収しろよ」とも思うのだが、それは45年の人生を振り返って思える話だ。ジジイのアドバイスだ。17歳の僕からしたら、「何で一生に一度しかない17歳をこんなところで過ごさなきゃいけないんだ!」としか思えなかった。因みに、他のアジア人の生徒達は、一学年に数人ずつは同胞がいて、自国のポップカルチャーの情報を共有し合い、楽しそうだった。僕の一学年上にも日本人の生徒はいたが、彼はオーストラリアでの生活が長い子で、会った初日に「俺は、この高校で日本人の評判が下がらないように一生懸命生きてきた。お前も日本人の顔に泥を塗るようなことだけはするなよ」と言われた。それ以来、あまり深く関わりたくないと思ってしまった。偶に日本語恋しさに話しかけに行っても、最後は「また嫌な気持ちになった」と残念な最後を迎えることが多かった。このように、オーストラリアにいた時はマイノリティー中のマイノリティーとして過ごしていたわけだが、確かに、アジア人というだけで敵視したり、見下してくる人間はいた。けれど、大抵の人はアジア人というよりも、コミュニケーションを上手くとれないというところから、僕を異質な存在として扱っているのはわかった。

彼らは別に人種差別主義者ではなかった筈だ。結局、僕が仲良くなることはできなかった現地の白人の生徒達の気持ちは、凄くよくわかった。僕が彼らの立場でも、「若しこっちから話しかけて変な空気になって終わってもなぁ…」とか、「片言の友達よりガンガン喋れる友達のほうが楽しいよなぁ…」と考えて、きっと接触しないという選択肢をとっていたと思う。「日本語で彼らと話せたらなぁ…」と、当時の僕はよく夢想していた。そうすればきっと仲良くなれた筈だ。僕が彼らと同じような感覚を持っていて、彼らを驚かせるような面白いことだって言えるってことを知ってほしかった。そして今なら、彼らだって僕を驚かせるほど面白くて魅力的な人達だったんだろうと想像できる。言葉というものに苦しめられたからこそ、言葉の重要性と可能性を知ることができた。僕は、セリフを書くのが上手いとよく褒められる。“言葉”というものに他人より敏感だからかもしれない。それはオーストラリアでの生活と無関係とは言えない筈だ。向こうで仲良くなった友達に、微妙なニュアンスが伝えられなくてもどかしい思いを幾度となく経験した。だから、母国語である日本語のニュアンスの伝わり方を、フェチ的に追求しているのかもしれない。一人称や語尾をちょっと変えるだけで、キャラクターは気持ち悪くなったり、ウザくなったりする。ネタの中でそういう遊びをするのが好きだ。さっきまで一人称が“俺”だった人間が、性的に興奮した瞬間“俺べぇ”に変化する気持ち悪さや、反省している筈の人間が“秒で”という言葉をチョイスする違和感等は、日本語ネイティブだからこそ扱える感覚だと思う。この間やったコントでは、あるキャラクターが男性に無理矢理女装をさせるという描写があった。最後にそのキャラクターが、女装した男性に麦藁帽子を差し出しながら、「麦で締めろ」というセリフを言う。「最後にこの麦藁帽子を被れ」で済むセリフを、「麦で締めろ」なんて言い換えられるのは、コントに二十数年を捧げ、日本語の酸いも甘いも噛み分けてきた自分にだからこそできる芸当だと悦に入った。全10回の公演中、その件がウケることは一度もなかったのだが…。

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テーマ : お笑い芸人
ジャンル : お笑い

【情報偏食・歪む認知】第2部・身近に潜むリスク(04) リテラシー向上、手探り

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230330-OYT1T50278/


キャプチャ  2023年3月31日付掲載

テーマ : ITニュース
ジャンル : ニュース

【情報偏食・歪む認知】第2部・身近に潜むリスク(03) “闇の政府”を信じ込む母

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230329-OYT1T50353/


キャプチャ  2023年3月30日付掲載

テーマ : ITニュース
ジャンル : ニュース

【情報偏食・歪む認知】第2部・身近に潜むリスク(02) ゲーム依存、入院3ヵ月

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230329-OYT1T50062/


キャプチャ  2023年3月29日付掲載

テーマ : ゲーム、アニメ、その他
ジャンル : ニュース

【情報偏食・歪む認知】第2部・身近に潜むリスク(01) “激やせ”検索、壊れた心身

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230328-OYT1T50046/


キャプチャ  2023年3月28日付掲載

テーマ : ITニュース
ジャンル : ニュース

【INSIDE USA】(195) “天才”イーロン・マスクの危うい影響力

今月12日、ウォルター・アイザックソンによるイーロン・マスクの評伝が発売された。その中で語られた、マスクが率いる宇宙企業『スペースX』の衛星通信サービス『スターリンク』についての話題が取り沙汰されている。同サービスはウクライナ軍に提供されているが、昨年9月に同軍の水中ドローンがロシア軍艦を攻撃しようとした際、この接続を遮断したというのだ。マスク自身は後に、クリミア半島付近では抑も接続を提供しておらず、同軍からの攻撃時の接続要求も断ったと述べた。真珠湾のような攻撃に共謀し、ロシアが核攻撃で報復するのを防ぎたかったというが、明らかになったのは彼の過剰な影響力だ。日本ではマスクをビジョナリーとして英雄視しがちだが、アメリカでは「戦争の行方をも左右しかねないパワーを持つ」と危惧する声が高まっている。昨年2月、ロシアがウクライナへ侵攻した際、マスクはウクライナ軍へスターリンクの提供を開始。その後、アメリカ国防総省が正式にスペースXと契約し、ウクライナ軍の通信接続を支えてきた。だが本来、こうした緊急時の衛星通信はアメリカ軍が自前で用意し、提供するものだ。マスクの接続拒否が明らかになったことで、不安定な判断を下しかねない企業にアメリカ軍が依存することの危険性が指摘されている。以前からマスクに対しては、ロシアと繋がりがある等の噂が尽きない。昨年10月には、ウラジーミル・プーチン大統領と会談したと自ら語り、後に否定するという出来事もあった。スターリンクの接続遮断も、「ウクライナの出方によってはロシアは核兵器利用も辞さない」と在米ロシア大使館の職員から聞かされたことに怯えた為ではないかとみられている。

同じ頃、『ツイッター』のユーザー相手に戦争がどう終結させられるべきかの投票を行なった際の彼の提案も、ロシア側の影響を受けていたとされる。マスクは地政学について専門知識がないにも拘わらず、限られた判断力から“目障り”な言動を起こし、結果的に大きな影響力を持ってしまう。思い起こせば、ツイッター買収の前後でも似たような混乱があった。言論の自由や民主主義といった言葉を振り翳したものの、マスクはそうしたことに関心や確固とした主張を持っていた人物ではない。買収の結果、ある意味で公共性も備えていたツイッターというプラットフォームは消え、現在ではフェイクニュースが野放しにされている。加えて、マスクが嫌う『ニューヨークタイムズ』等のニュースサイトの表示率を減らす操作を行なっていると分析されており、民主主義とは程遠い有り様だ。プライベート面でのマスクはゴシップが絶えることのない奇行続きである。マスクには複数の元妻やガールフレンドとの間にできた11人の子供がいる。そのうちの2人の子供の母親は、マスクの経営する企業の重役だ。しかも、評伝によると「頭の良い人間が子供を産むべきだ」とマスクに勧められ、彼の精子を人工授精して出産したという。選別的な妊娠ともいえ、一種の偏見が感じられる。マスクは6つの企業を経営し、電気自動車、太陽光発電、宇宙事業、高速移動手段、AI開発等、現代世界のインフラにとって重要なテクノロジーを握る人物になっている。天才と呼ぶに相応しいが、他方でその人物像には社会を弄ぶような、実に不安定なものが透けて見えるのだ。


瀧口範子(たきぐち・のりこ) フリージャーナリスト兼編集者。大阪府生まれ。上智大学外国語学部ドイツ語学科卒。フルブライト奨学金(ジャーナリストプログラム)を得て、1996年から2年間、スタンフォード大学コンピュータサイエンス学部にて客員研究員。著書に『なぜシリコンバレーではゴミを分別しないのか?』(プレジデント社)・『行動主義 レム・コールハース ドキュメント』(TOTO出版)等。


キャプチャ  2023年9月30日号掲載

テーマ : アメリカお家事情
ジャンル : 政治・経済

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