<画像4枚> 被害女性が怒りの告発! 「私にエッチなマッサージをした巨人2軍トレーナー・半田剛を許さない」

20180713 11
取材に答える被害女性。「ホテルへ行こう」「ちゅーしたい」といった半田氏の発言に屈辱を覚えたという。

20180713 12
わいせつ行為について、半田氏の弁護士は「故意ではない」と否定。しかし、慰謝料は50万円を支払うとしている。

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ジリ貧の陰で紛糾する業界…村田諒太初防衛に水を差す日本ボクシング界の大問題





20180706 20
4月15日、ロンドン五輪金メダリストで、WBAミドル級チャンピオンの村田諒太が初防衛に成功した生中継の平均視聴率が14.7%(※フジテレビ系、ビデオリサーチ調べ=関東地区)の高視聴率を記録した一方、日本のプロボクシング界は業界を揺るがす大きな問題を幾つも抱え、下手をすれば崩壊の危機さえ招きかねない状況に陥っている。「計量オーバーにドーピング、高齢ボクサーへのライセンス問題、更に協会の不正会計や独占禁止法違反…。こんなに沢山の問題を全部、解決しきれるのか? 中には刑事や民事で法的に争う可能性のものもあるし、これから世間のボクシング離れが更に加速するんじゃないか?」(東京都内のジム会長)。世界で普及している格闘技系スポーツは柔道・空手・総合格闘技等色々あるが、プロ興行に限って言えばボクシングの規模はトップで、例えばアゼルバイジャン、コスタリカ、ケニア、マルタ、ウルグアイ等の途上国でも定期興行が存在している。競技人口とマーケットで言えば、アメリカ、メキシコ、イギリス、ドイツ、ロシアあたりが上位に並ぶが、興行数では日本も負けてはいない。週に2度も3度も平日夜に興行があるのはボクシング大国と言える。嘗てボクシングを暴力扱いしていたイスラム圏でも、近年は興行が増えつつある。また、以前はプロそのものが存在しなかった中国でも、一大マーケットができつつある。6階級制覇のトップスターであるマニー・パッキャオ(※フィリピン)は、7月にボクシング後進国だったマレーシアでの世界タイトルマッチを発表。このままいけば日本を追い抜きそうな国が沢山ある状態なのだ。

というのも、日本には約1400人の現役ボクサーがいて、その数は3000人を超えるアメリカには敵わずとも多いほうなのだが、この数は十数年前と比べると実は半分以下である。競技人口の減少を最もよく表すのは、毎年のプロテスト受験者数で、2003年の約1600人をピークに、現在、600人程度まで激減している。エンターテインメントのコンテンツとして見ればわかり易いだろう。嘗てキックボクシングの『K-1』や総合格闘技の『PRIDE』等が行なっていた年末の恒例のテレビイベントを、6年前からボクシングが取って替わり、多い年には3局がボクシング中継を放送。華々しく見えるかもしれないが、これはボクシングブームでも何でもない。以前より予算の下がった年末特番で、一定の数字を確保する為の“滑り止め”的な起用なのである。元横綱の曙が格闘技デビューしてボブ・サップと戦った2003年大晦日のK-1プレミアムは、『TBS』特番の総予算が3億円ともいわれ、4万人以上の入場者を集めた『ナゴヤドーム』の開催だった。曙を引っ張るのに報酬1億円が用意されたというバブル景気だったが、昨年の大晦日に開催されたボクシングは、世界タイトルマッチが3試合も組まれたのに、4000人収容の中規模会場、東京都大田区の総合体育館で行なわれた。同じTBSのイベントでも、規模は天地の差だ。放映権料が億単位ということはあり得ない。テレビ視聴率を見ても、2003年に曙がKOされた瞬間が番組最高の43%で、長渕剛が出演中の『紅白歌合戦』(NHK総合テレビ)の35%を軽く超えたのだが、昨年末のボクシングは4~5%。同時間帯に放送の総合格闘技『RIZIN』(フジテレビ系)も4~6%で、すっかり格闘スポーツ番組は低迷中なのである。それでも熱い試合がこれでもかと見られれば先行投資として先行きは明るいが、ここでも日本のボクシング界は舵取りを誤っている。それまでWBCとWBA、2つの世界タイトルしか認めていなかったのを、5年前にIBFとWBOにも追加で加盟し、同じ階級に世界チャンピオンが4人いる状態に。「海外では主要4団体と言われているから許容範囲だ」という見方もあるが、更に下の地域タイトルも、それまで日本王座と東洋太平洋王座の2つしかなかったのが、同じアジア地域の別王座であるWBOアジア太平洋や、23歳以下のWBCユースと日本ユースもを認めてしまい、その結果、日本中がチャンピオンだらけになった。最早、“タイトルマッチ”の看板を出しても大して価値のないものが増え、プロボクシング興行はデフレ化しているのだ。この事態は当然、試合内容にも大きな影響を与える。

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日本大学の莫大な広告費に完全に“骨抜き”にされた『読売新聞』

20180706 05
日本大学の悪質タックル問題が過熱する中、新聞業界では「読売新聞はどう報じるのか?」に注目が集まった。“日大のドン”と呼ばれる田中英壽理事長による学校支配が問題視されたが、田中氏の疑惑に一般紙として果敢に切り込んだのが『読売新聞』だった。2013年2月1日の朝刊1面トップで、田中氏が建設業者から500万円のリベートを受け取った事実を報じたのだ。しかし、「その後、日大の読売への広告出稿が増えたように感じる」(業界関係者)という指摘がある。現に、2016年に日大のスポーツ科学部と危機管理学部が発足する前後には、読売に相次いで大広告が出稿されている。そして、危機管理学部には、新聞社OBとしては唯一、読売出身の教授がいることから、「抜き差しならない関係なのでは?」(同)との臆測を呼ぶ。更に、「日大は日本テレビにもCMを多く出している」(広告代理店関係者)。リベート報道前後での比較はないものの、『日本テレビ』の番組中に日大のCMが散見されるのは事実だ。しかも、CS放送の『日テレG+』では、ずばり『いくぞ日大! 勝つのは、キミだ。』という、毎回、日大運動部を紹介する番組を放送しており、親密であることは間違いない。極めつきは、グループの顔であるプロ野球『読売ジャイアンツ』のスポンサーに日大が並んでいたこと。今回の騒動後、日大からの申し出で契約が解除されたが、読売グループに他メディアよりも多くの日大マネーが流れ込んでいたことは間違いないようだ。


キャプチャ  2018年6月号掲載

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『アディダス』に乗っ取られたサッカー日本代表の闇――本当に解任すべきは『日本サッカー協会』の面々だ

W杯2ヵ月前、『日本サッカー協会(JFA)』はヴァヒド・ハリルホジッチ代表監督を電撃解任した。ハリルホジッチ氏といえば、「デュエル(戦え)!」と軟弱な選手を指導してきたことで有名だが、その言葉通り、監督自ら巨大な敵と戦った結果、袋叩きになったという。ハリルホジッチ氏は相手チームではなく、誰と戦っていたのか? (取材・文/フリーライター 西本頑司)



20180615 18
試合前から勝負を捨てたのか――。2018年4月9日、JFAは代表監督のハリルホジッチを解任し、その後任をJFA技術委員長の西野朗にすると発表した。これに対してハリルホジッチは、同月21日に緊急来日。涙ながらに「ゴミ箱のように捨てられた」と逆ギレ会見。最早、日本中がサムライブルーに期待するどころか、勝ち点すら危ぶんで青褪めているのが実情だろう。何よりファンを激怒させたのが、後任人事である。W杯監督の座は、4年に一度、32人に与えられる最高のキャリアだ。「流石に西野はない」と然るサッカージャーナリストが呆れた声で説明する。「サッカーでは低迷したチームの監督を入れ替える、所謂“解任ブースト”は珍しくありません。今シーズン、開幕から連敗中だった浦和レッズは、この解任ブーストで4勝2分とチームを立て直しました。ヨーロッパには、残留専門の有能な短期型監督がいくらでもいます。抑々、日本代表監督の人選が難航するのも、4年間、日本に縛られる為であって、W杯数ヵ月の短期なら大物監督の招聘も可能でした。西野を選んだのは、ある意味、後任の当てもなくハリルホジッチを切った証拠。まったく酷い話ですよ」。実は予選突破以降、何度も出ていたハリルホジッチ解任に絡んで、後任の第一候補に上がっていたのが森保一(※オリンピック代表監督)だった。森保は2012年、『サンフレッチェ広島』の監督に就任するや、6年で3度優勝。2020年東京オリンピックでメダル獲得を期待される若き名将である。オリンピック代表監督は、23歳以上のオーバーエイジ枠の関係で、現代表の動向に加え、世界のサッカー情報にも精通している。オリンピックに向けて国際試合の経験を積ませる意味でも、打って付けの人材なのだ。

他にも、国民的人気と日本最高のキャリアを持つ岡田武史もいる。後任が森保や岡田ならば、国民の期待度も上がり、W杯に向けて盛り上がったことだろう。確かに、西野は歴代1位のJリーグ勝利数を持つ監督だが、この1年、真面な実績を残せず、しかも短期での強化を苦手にしている。今回、絶対に選んではいけない最悪の監督というのが、関係者の一致した意見なのだ。ちょっと探せばもっと良い監督が起用できたのに、何故敢えて西野なのか? ここに今回の解任劇の“闇”がある。『アディダス』である。日本代表のユニフォームスポンサーであるアディダスとJFAの“癒着”は、これまで何度も取り沙汰されてきた。それが、日本代表の“10番”をアディダスが決めているという事実である。10番は、漫画『キャプテン翼』以来、日本ではチームの顔・エースナンバーとなってきた。もう一度言うが、この特別な背番号をアディダスが決めているのは、都市伝説でも何でもなく“事実”である。その証拠に、イギリスのサッカーブランド『アンブロ』と契約する遠藤保仁が「10番はアディダスが決めている」と公言。スペインのプロサッカーリーグ『リーガエスパニョーラ』の『SDエイバル』に所属する乾貴士(※『アシックス』)も、「10番を貰うと何故か試合に出られなくなる」と嫌がるほど。逆に10番に拘った本田圭佑は、2010年南アフリカ大会後、監督に就任したアルベルト・ザッケローニに10番を直訴。ザックもエースの要求に快く了承しながら、その10番は何故か香川真司に渡った。その裏事情について、前出のサッカージャーナリストが解説する。「南ア大会時、香川は本田と同じミズノでしたが、大会後にアディダスと長期契約を結んだからですよ。それでアディダスは、香川を10番にするようにねじ込んだ。実は、この直後の2010年9月、ザックとザックファミリーのコーチ全員がアディダスと年間1000万円で契約しているんですよ。要は買収されたのです」。とはいえ、である。アディダスはJFAに年間30億円強のスポンサー料を払っている。その見返りに10番の指名権を得たとして、許容範囲と言えなくもない。問題なのは、アディダスの“推しメン”が悉く10番タイプではない点にあるのだ。実際、あのダサいユニフォームのセンス同様、アディダスの見る目は“節穴”と専ら。何せ、“日本の10番”として見い出し、売り込んできたのが、あの中村俊輔と香川真司なのである。俊輔とは2000年、「2年後の日韓W杯の中心選手になる」と期待して、年間5000万円を生涯に亘って支払うという破格の契約を結んだ。香川も同様に2010年、この生涯契約を結んでおり、契約金は両者共に総額25億円にもなるという。それだけのカネを投資した以上、10番をゴリ押しするのも無理はない。

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<画像10枚> 巨人の1軍捕手・河野元貴が美女2人を呼んで全裸パーティー&ハレンチ動画を投稿





20180615 08
今月12日、宿舎から球場へ向かおうとする河野を直撃。平静を装いつつも、足早にバスに乗り込んでいった。

20180615 09
同日、2軍の試合会場である埼玉県のヤクルト戸田球場でフェンス越しに篠原を直撃すると、彼は焦った様子でそそくさと逃げて行った。

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“雑草魂”を美談に利用して見事に返り討ち…上原浩治フィーバーが浮き彫りにした『読売ジャイアンツ』の傲慢と凋落

「あの男が帰ってきた!」――。今年3月9日、突如として巨人に復帰した上原浩治が大活躍している。これに気をよくした親会社の読売グループは、低迷する巨人人気のテコ入れとばかりに、“上原フィーバー”を仕掛ける気満々だ。ところが、上原フィーバーが高まるほど巨人人気は逆に下がっているという。その真相を探る。 (取材・文/フリーライター 西本頑司)





20180606 09
低迷する巨人の救世主となるか? 開幕直前に復帰した上原浩治が、期待に違わぬ活躍を見せている。3月9日、契約金1億円・年俸2億円の1年契約をするや、復帰戦となった同20日のオープン戦には、何と4万6000人のファンが『東京ドーム』に集結。平成巨人を支えた大エースの復活を祝った。上原の加入で、昨年4位に低迷したチームとは思えぬ活気に満ちた巨人は、オープン戦で優勝を飾ったほど。上原は開幕後も3連続ホールドを記録。その勢いのまま、チームは開幕ダッシュにも成功した。当然、ファンもマスコミも上原の活躍に大熱狂。“上原フィーバー”が巻き起こっているほどだ。このところ、巨人の話題といえば碌なものがなかった。違法賭博やら元4番の清原和博の覚醒剤逮捕のみならず、去年7月にはFAで獲得した山口俊がくだらない暴行事件で起訴されるという不始末をしでかす。山口は、違法賭博で引退した中継ぎエース・高木京介の代役として、FAで大枚2億5000万円と若手有望選手を出して獲得した。この高木・山口の不始末で中継ぎが崩壊して、去年は4位に沈んだ。ファンにすれば呆れて応援する気も無くなるというものだ。また、ドラフトでは超目玉の清宮幸太郎をあっさり外し、何故か狂ったように捕手4人を獲得。何と9人捕手体制で、これまたファンを絶望に追い込む。そんな踏んだり蹴ったり続きの巨人ファンにすれば、上原の復帰はメジャー屈指のセットアッパーの獲得という、近年稀に見る大成功補強。しかも、カブス時代の600万ドル(※7億円)の半値での合意。「低迷する巨人復活の為に、あの男が帰ってきてくれたのだ」――。まさに、黒田博樹が『広島東洋カープ』に復帰してからの優勝を彷彿とさせるストーリー。ファンが狂喜乱舞するのも無理はあるまい。

実際、巨人OBの野球評論家が今季の活躍に太鼓判を押す。「打者は基本的に初物に弱い。上原と対戦経験のある選手は、もう1割もいないだろ。10年前の選手なんだから。体力の衰えも、移動が短く、ドームが多い分、楽になる筈だし、この1年に限ればホールド王になる活躍はすると思うよ。去年の巨人は中継ぎが崩れて競り負けていた。上原が中継ぎエースとなれば、優勝もあり得るんじゃないかな?」。とはいえ、である。去年11月にFAを取得した際、上原自身、「日本球界への復帰は考えてない」と明言。また、日本に戻るにせよ、地元・大阪の『阪神タイガース』が有力視されていた。阪神はメジャー帰りの受け入れ窓口となっており、上原も前向きに検討していたと言われている。それがどうして巨人に戻 ってきたのか? 「カネですよ。3億円どころか、その倍は払っている」。在京スポーツ紙記者が断言する。元々、上原は国内ドラフトを拒否して、『ロサンゼルスエンジェルス』に入団が決まりかけていた。それが一転、巨人を逆指名した。2012年に『朝日新聞』がスクープした、7億円プラス功労金1億2000万円、初年度年俸3300万円を巨人が提示したからである。この時代、年俸1億円、出来高5000万円、初年度年俸1500万円の自主規制があったが、それを大幅に超えたカネを目の前にして、“夢を売った”訳だ。「その中でも注目すべきなのが、功労金1億2000万円。一種の退職金でしたが、メジャー移籍となると向こうはこの手のカネに煩いようで、実は上原に未だ払っていないと言われている。今回、この功労金の更なる上乗せと、引退試合や引退後の就職斡旋等、諸々で3億円近くを“裏金”にした可能性がある。去年、シカゴカブスの年俸は600万ドル。上原にすれば十分な評価と考えたんだろう」(同)。もうひとつ、上原の日本復帰の理由として囁かれいるのが“ドラッグ”である。2014年、ダルビッシュ有が“中5日論”をブチ上げ、物議を醸したことがあった。メジャーに移籍した日本人選手が相次いで故障するのは、「消炎剤が使用できなくなったからだ」と証言したのだ。投球による肩や肘の炎症には、これまでメジャーではステロイド系の消炎剤を使用してきた。その効果で中4日でも炎症が引いたというが、周知の通り、メジャーではドーピング問題によってステロイド系の薬物が全面使用禁止となった。その結果、中4日では肩や肘の炎症が収まらず、疲労が蓄積して故障してしまうというのだ。一方、日本では、このステロイド系の消炎剤が普通に使える。プロ野球を管轄する『NPB(日本野球機構)』のドーピングは、オリンピックの正式種目から外れた2008年以降、完全なザル状態。メジャーの禁止薬物が堂々と使用できるのだ。メジャーで故障した選手が日本で次々と復調・復活するのも、この恩恵が大きいと言われている。今回、実績のある上原をメジャー各球団が獲得しなかったのは、年齢から来る衰えで肩の回復力が落ちていることが原因だった。昨シーズンのカブスでも突然、球威が落ちて打ち込まれるシーンが多々あった。43歳の上原は、最早アイシングだけでは肩と肘が回復しないと判断されて、契約を回避されたのだ。上原にすれば、メジャーとの契約に拘ったところで安い年俸でコキ使われ、マイナーを行き来した挙げ句にボロボロになって引退するだけのこと。それならば、高額年俸プラスアルファを貰えて、選手寿命も延びそうな巨人復帰は悪くない選択となる。

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【W杯20年】(下) “海外組”多数派に

20180601 05
1994年のサッカーW杯アメリカ大会で優勝したブラジル代表の選手は、続々と『Jリーグ』入りした。主将のドゥンガ(※『ジュビロ磐田』)、ジョルジーニョ(※『鹿島アントラーズ』)、ジーニョ(※『横浜フリューゲルス』)――。ドイツのブッフバルト(※『浦和レッズ』)、旧ユーゴスラビアのストイコビッチ(※『名古屋グランパスエイト』)「らも来日。当時、Jリーグチェアマンだった『日本サッカー』協会の川淵三郎相談役は、「一流選手が練習から真剣味をみせた価値は大きい」と振り返る。日本の選手は、創設間もないJリーグで“世界基準”を知った。1998年フランス大会の日本代表は全員が“国内組”だったが、大会後にイタリア1部リーグ『ペルージャ』に移籍した中田英寿の活躍等をきっかけに、海外移籍が活性化。2002年日韓大会16強を経て、ジーコ監督率いる代表が2006年ドイツ大会を目指す頃には、中田英に加え、中村俊輔(※スコットランドの『セルティック』)や高原直泰(※ドイツの『ハンブルガーSV』)等“海外組”が主力になった。

今世紀に入り、テレビ放映権料等世界中の資金と名選手がヨーロッパへ一極集中していく中で、流れに乗った形。その後も、Jリーグで活躍した多くの日本人選手がヨーロッパに渡り、今年のロシア大会を目指して合宿中の日本代表は、27人中17人が海外組だ。ただ、海外組は帰国による時差や疲労に悩まされ、出場機会に恵まれない選手は試合勘が乏しくなる等、強化に影響も出た。そして、日本にとっては別の問題も生じるようになった。2006年大会の後、2010年南アフリカ大会の壮行試合までにアジア勢以外のチームと戦ったのは、ウルグアイやオランダ等23試合。それが次の4年間では14試合と大幅に減った。国際試合を組める日はW杯予選等アジア勢との公式戦で多くが埋まり、ヨーロッパ一極集中により強豪チームを日本へ呼ぶことも難しくなっている。昨年、ベルギーやブラジルという世界トップクラスと親善試合ができたのも、W杯予選後のヨーロッパ遠征だった。2006年から3大会連続でW杯の日本代表に名を連ねたMF遠藤保仁(※『ガンバ大阪』)は、「日本代表は世界を意識した戦いができるようになってきている。差を縮めるには成長の歩みを止めないことが重要」と強調する。昨年10月10日、『日産スタジアム』で行なわれたハイチ戦の観客は4万7420人。8年前の同日、同じ会場で行なわれたスコットランド戦が6万1285人だったことを踏まえると、日本代表の人気も落ち着いた感がある。代表のスポンサー料や入場料は日本協会にとって収益の柱で、選手や指導者の育成等といった主要事業を支えていることを考えれば、楽観視はできない。協会の田嶋幸三会長は、「賞味期限というものがある。そろそろ色々なことをリニューアルしないといけない」と危機感を隠さない。初出場から20年。W杯常連となった日本代表の強化は曲がり角にきている。

               ◇

軍地哲雄・星聡が担当しました。


キャプチャ  2018年5月23日付掲載

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【W杯20年】(中) 映像分析、ドーハが原点

20180601 04
サッカー日本代表の強化の大きな契機は、1993年10月28日、W杯アメリカ大会アジア最終予選の最終戦でイラクに終了間際に追いつかれ、初出場を逃した“ドーハの悲劇”だ。当時、『日本サッカー協会』の強化委員長で現相談役の川淵三郎氏(※左画像)は、「今にして思えば最高の出来事」と振り返る。日本代表の注目度は一気に高まり、協会も強化に本腰を入れ始めた。日本代表監督を務めていたハンス・オフト氏は、対戦相手を分析するスカウティングを強化した。世界の強豪に戦略で対抗する手法は、1996年アトランタ五輪で西野朗監督(※現在フル代表監督)が率いた日本が、優勝候補・ブラジルのGKとDFの連係の乱れを突く得点で勝利した“マイアミの奇跡”で、先ず結実した。日本がW杯初出場を果たした1998年フランス大会では、協会スタッフが分析映像を製作。クロアチアのエースだったシュケルの動きを、マーク役のDF中西永輔(※当時『ジェフ市原』)に伝える等した。

日本代表の戦いぶりを大会後にも分析し、足りなかった点を先々の選手育成や指導者養成に生かす――。3戦全敗に終わったフランス大会後、岡田武史監督と小野剛コーチ(※後に協会技術委員長)が提唱した方針だ。「日本中の指導者の努力と努力が足し算になる強化策」と小野氏は説明する。「W杯を90分間の試合と思っていたら勝てない。10年・20年と積み重ねてきたことがピッチでの90分間に凝縮されるのがW杯」。世界最高の舞台での経験を共有する為、分析映像は教材としても活用された。分析映像の制作技術の他、やはりオフト体制で重視されるようになった選手の体調の向上を図るコンディショニングも進化を遂げた。海外の標高や気温が高い地でのプレーに備えて体を慣らす他、血液や尿から選手の疲労度を把握して練習の強度や起用法に反映させるノウハウも、専門のスタッフが磨きをかけた。ところが、協会幹部や代表監督が入れ替わる中で、強化方針がぶれるばかりか、過去の経験、技術、ノウハウが活用されないケースもあったという。関係者によると、スタッフが「この選手は疲れています」と血液データを示したのに対し、「疲れるのは当たり前だ」と取り合わず、映像も参考にしない監督もいたという。今回、ロシア大会開幕の2ヵ月前に、田嶋幸三会長はバヒド・ハリルホジッチ前監督を解任。後任に技術委員長だった西野氏を指名した。2人は共に、オフト体制下で分析を担当した仲でもある。会長は、「日本サッカー界が蓄積してきた英知を結集していく」と記者会見で強調。ロシアでは、25年以上に亘る蓄積が改めて問われる。


キャプチャ  2018年5月18日付掲載

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【W杯20年】(上) 代表監督、日本人で

サッカー日本代表が1998年にフランスで行なわれたワールドカップ(W杯)に初出場してから、今年で20年。6大会連続6度目の出場となるロシア大会を前に、これまでの強化を振り返り、日本代表の現状や課題を探る。初めに、1998年大会と2010年南アフリカ大会で日本代表の指揮を執り、W杯を経験したただ1人の日本人監督・岡田武史氏(61)に話を聞いた。

20180601 03
「海外の知り合いには、『ヨーロッパでも100年かかったのに、何故日本はこんな短期的に伸びてきたのか?』と聞かれる。『次の選手が出てきていない』と言われるけど、バルセロナで最初に久保建英(※現在はFC東京、16歳)を見た時は衝撃を受けた。今、ヨーロッパでプレーしている若手は、上手いだけじゃなくて戦える。(1998年)当時はヒデ(※中田英寿)ぐらいしかいなかった」「フランス大会の時、バティストゥータやベロン(※共にアルゼンチン)等、テレビでしか見たことがない選手と戦った。今はヨーロッパでそんな相手といつも対戦している。香川(※真司=ドルトムント)は『W杯に出ていない日本を知らない』と。新しい経験を持った人間が国の力を上げる」「僕は試合に臨む前に、負傷や退場等あらゆるシミュレーションをする。2010年南ア大会で矢野貴章(※アルビレックス新潟)を選んだのは、1点リードして逃げ切りたい時に、セットプレーでのヘディングが強くて、前から追い回せる選手が欲しかったから。初戦のカメルーン戦で(実際に)そういう状況になった」。

「1998年は(出場させる場面が)出てこなかったのがカズ(※三浦知良、現在は横浜FC)と北沢豪。2回目に(代表)監督をやった頃の経験があれば、出場以外の価値を認めたかもしれないが、あの時は41歳。仕方がない判断だった」「『自分のほうがいい、勝てる』と色気が出るのが怖いから、(最近になって)監督資格は返上した。日本代表監督は日本人がやるべきだ。最終的に外国人を選ぶにしても、日本人や日本の文化をリスペクトできる人。日本人指導者にも、選手としてW杯を経験して指導者として世界を経験する若い人間が、これからどんどん出てくる。(J1リーグ優勝等)実績を残している人にチャンスをあげればいい」「日本代表を巡る今の議論は、攻撃的とか守備的とか、あまりにも表面を見過ぎている。戦術論よりもっと大事なのは、日本はどういう戦略を取っていくのか。今までは順調だったが、同じ道ではヨーロッパに絶対に追いつけない。これからは、選手育成から日本独自の“ジャパニーズウェイ”に向かわなきゃいけない時期だ」「FC今治では、プレーの原則を16歳までに身につけさせる“岡田メソッド”を作ってテストしている。攻撃の原則、守備の原則、サポートの原則。日本の指導はハウツーを教えていたけど、応用が効かなかった。岡田メソッドでは、原則で判断させ、後は自由にさせる。これが正しいかどうかわからない。でも、人に言う前に自分でやったらどうだと。1つのチームから5人の代表選手を出せば、代表のサッカーは変わる。バイエルンミュンヘンもバルセロナもそう。FC今治でもできるところを見せたい」。


キャプチャ  2018年5月17日付掲載

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【ハリルホジッチ電撃解任】(下) 理想の戦術、選手とズレ

20180509 04
先月、ベルギーの名門『スタンダールリエージュ』の施設で行なわれたサッカー日本代表の練習を、西野朗氏はひとり、スタンドから見守っていた。2016年に『日本サッカー協会』の技術委員長に就いて以来、今月7日付で解任されたヴァヒド・ハリルホジッチ監督と報道陣の前で長く話し込む場面は、殆ど無かった。ただ、宿舎ではじっくり話をしたそうだ。W杯ロシア大会のメンバーを決める2ヵ月前のヨーロッパ遠征でも、主力に故障者が相次いだ。指揮官が戦術を高めるより、戦力テストに比重を置かざるを得なかった事情は、西野氏も承知していた。一方、理想とするスタイルや戦術論に、監督と選手とのズレも感じ取った。「選手は監督が要求するプレーや試合運びに近付こうとし、監督はもっと先に行っている感がない訳でもない」。昨秋から2度の海外遠征で、強豪との強化試合を重ねてきた。W杯直前の春先にもヨーロッパへ遠征したのは、ドイツ大会の2006年以来。

関係者によると、ハリルホジッチ氏が望んで協会も支持し、収益やメディア露出の大きい国内開催を今秋に6試合組むことで、スポンサーの理解も得たという。遠征の結果は1分1敗と厚い壁に阻まれた。先月に対戦したウクライナは、「組織として柔軟で、その中で個人が技術を発揮してくる」とMF長谷部(※『アイントラハトフランクフルト』)。スコアは1-2でも、内容は完敗だった。メンバーを固め、連係を磨いて挑んだ2014年ブラジルW杯でも、個人能力の違いを痛感させられた。ビッグクラブに移籍したFW本田(※当時『ACミラン』)やMF香川(※当時『マンチェスターユナイテッド』)らに勢いがあっても、1分2敗に終わった4年前、翻って今は――。中堅や若手による突き上げが鈍く、中核を担えないことがチームが勢いづかない根本的な要因だ。「我々に何ができるか認識しないと。幻想を抱いてはいけない」。ハリルホジッチ氏はウクライナ戦後に語っていた。相手を徹底的に分析し、勝機を見い出す策士は、W杯で対戦する3チームの攻略法を、来月20日頃からの直前合宿で落とし込む算段だった。だが、協会の田嶋幸三会長は、「得手・不得手はあるかもしれないが、そんなことは言っていられない」と解任した。後任となる西野氏は、10季率いた『ガンバ大阪』で、J1年間3位以内を逃したのは2季だけという好成績を誇る。「個人の力では打開が難しい」と、組織力で個の実力差を補っていく構えだ。W杯まで約2ヵ月。混乱のチームは結果を出せるのか? ハリルホジッチ氏と歩んだ3年間や、前例の無い解任劇が、意義あるものだったと将来に残せるのか? 重い使命を帯びた西野ジャパンは今日、スタートする。

               ◇

青柳庸介が担当しました。


キャプチャ  2018年4月12日付掲載

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George Clooney

Author:George Clooney

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