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【水曜スペシャル】(291) 名門ホテルに相次ぐ身売り話…買い手候補に挙がる意外な同業者

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コロナ禍で苦境に喘ぐホテル業界に激震が走っている。プロ野球のドラフト会議や、韓国の大統領にもなった金大中氏の拉致事件の舞台となった九段下の『ホテルグランドパレス』が、6月で営業終了を宣言したからだ。「あれだけの超名門ホテルでもコロナ禍には抗えないのか」(大手ホテル幹部)との声が上がる。都心の一等地で再開発にはもってこいの場所だけに、「直ぐに買い手は見つかりそう」(金融関係者)という。また、『藤田観光』の主力ブランドで、結婚式場としても名高い『ホテル椿山荘東京』にも「売却話が持ち上がっている」(同)。藤田観光もコロナ禍で債務超過寸前まで追い込まれており、背に腹は代えられないからだ。苦境に喘ぐ名門に、金融緩和の恩恵で投資資金をたんまり抱えるファンドや、再開発を狙う不動産会社が狙いを定めている。更に、「買収に積極的なのが意外にも帝国ホテル」(投資銀行関係者)なのだという。自らも決して業績は楽ではない筈だが、今が買い場とばかりに投資案件を物色しているようだ。グランドパレスや椿山荘が帝国ホテルの手中に落ちることもあるのかもしれない。


キャプチャ  2021年3月号掲載
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テーマ : 経済ニュース
ジャンル : ニュース

【水曜スペシャル】(290) みずほがユニゾ経営危機を巡り不協和音…佐藤会長と坂井社長が路線対立

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経営危機説が流れる不動産会社『ユニゾホールディングス』を巡って、『みずほフィナンシャルグループ』内部で路線対立が起きている。ユニゾには多くの地方金融機関が融資を実行しており、昨年9月末時点で、『北國銀行』の84億円を筆頭に、大量の地銀や信用協同組合等が数十億円単位で貸し付けている。これらは“みずほがメインバンク”という理由だけで融資を行なってきた。みずほが手を引いたことで、地銀は梯子を外された格好になっているのだ。これについてみずほFGの佐藤康博会長は、「道義的責任を果たす為に、みずほが地銀の債権を買い取る受け皿会社を作る等の対策が必要という主張をしている」(情報筋)。一方で坂井辰史社長は、これに反対の立場をとっているという。ユニゾが破綻すれば、佐藤氏が同社をコントロールできなかった責任が再びクローズアップされることになる。佐藤氏を追い落としたい坂井氏にとっては好都合というわけだ。但し、坂井氏が社長を務めていた『みずほ証券』も、ユニゾの社債を多くの地銀に売りまくっており、責任は軽くない。


キャプチャ  2021年3月号掲載

テーマ : 経済ニュース
ジャンル : ニュース

【村西とおるの「全裸で出直せ!」】(94) お尻の穴を見せる覚悟で生き恥を晒しております

“SMの女王”と言われる女性がいました。現在は代替わりをして何代目かになっていますが、彼女は初代で年齢も40代の女盛りでございました。マスコミで有名芸能人や政治家との“SM交遊録”を公開し、話題の人となっていた彼女と、雑誌の対談でご一緒しました。たった一度のお近付きでしたが、その後、彼女から突然、「明日相談があるから事務所にお伺いしたい」との電話が入ったのです。約束のお昼の時間に現れた女王さまは、「これから一緒に行ってほしい。先にどうしても会わせたい女性が待っているから」と言うのです。会わせたい女性がいると聞けば地球の裏側まで飛んで行く性分です。女王さまの乗りつけてきたタクシーに同乗し、向かうと、そこは上野のストリップ劇場でした。劇場の前には行列ができていて、「村西監督来たる!」の大きな看板が入り口にかけてありました。ハメられたとわかった時は既に遅しで、強引な女王さまに背中を押されるまま、舞台の袖に立っていました。場内に「お待たせしました、あの村西監督が登場です」のアナウンスが流れました。仕方がありません。マイク片手に場内満員のステージに立ち、お客さまにご挨拶を致しました。続いて場内のスピーカーから、「本日の大トリは○○レコード専属歌手××さんです!」との音声が流れたのです。

SMの女王さまが紹介したいと言っていた女性なのかと目を凝らしていると、ステージに立ったのはケーシー高峰のようなアバタ顔を厚化粧で隠したメタボ体形の年増女性でした。専属女性歌手は、アップテンポの曲に合わせて、着ていた衣装をあっという間に脱ぎ捨て、スッポンポンになったのでしたが、五段腹の下腹部には帝王切開の傷跡が縦にはっきり見えていました。専属歌手はステージの端から客席に向かい、股を大きく広げて大胆なオープンサービスを開始しました。が、お客はあからさまにそっぽを向いたり、新聞紙を広げたり、狸寝入りをしたり、中には弁当を開いて食べ始める客もいて、真面に見ようとする観客は一人もいません。すると専属歌手はお客に向かい、「折角大サービスをしているんだから、ちゃんと見なさいよ!」と、肥大したコールタール色の小陰唇を指で左右に開き、叱りつけるのでした。が、思い余った客から「汚ねぇものを見せるんじゃねぇよ!」の野次が飛び、睨み合う場面もあったりして、ステージの奥にそのまま残っていた私は生きた心地がしませんでした。目の前で繰り広げられている罰ゲームのような光景に肝を冷やし、立ち見まで出ていた満員のお客の憎悪の視線が私に向かい、注がれていたからでもあります。今でも、舞台の袖の幕越しにその様子を薄ら笑いを浮かべ覗いていた、狂気を帯びた女王さまのお顔が忘れられません。


村西とおる(むらにし・とおる) AV監督。本名は草野博美。1948年、福島県生まれ。高校卒業後に上京し、水商売や英会話教材のセールスマン等を経て裏本の制作・販売を展開。1984年からAV監督に転身。これまで3000本の作品を世に送り出し、“昭和最後のエロ事師”を自任。著書に『村西とおるの閻魔帳 “人生は喜ばせごっこ”でございます。』(コスモの本)・『村西とおる監督の“大人の相談室”』(サプライズBOOK)等。


キャプチャ  2021年4月1日号掲載

テーマ : 人生を豊かに生きる
ジャンル : 心と身体

【独眼竜血風録】(23) トランプは人権問題に関心がない!? デマを流した池上彰は引退せよ!

1月30日に放送された『池上彰のニュースそうだったのか』(テレビ朝日系)の内容が酷かったと各方面から聞き、録画を視聴したが、番組内において池上氏は全く事実に反する発言を行なっていた。キャスターとしてもジャーナリストとしても完全に失格。しかも訂正や謝罪を行なわず、言い訳や視聴省への責任転嫁に終始するという行動に出ている。池上氏は番組内でこう述べた。「新疆ウイグル自治区の、あそこの多くの住民が強制収容所に入れられているとか、香港の民主化運動の人たちが次々に捕まっているという、ああいう問題に関してトランプ大統領は、これまで何も言ってきませんでしたからね。全然、人権問題に関心がなかったわけですね。ところがバイデン大統領、あるいは民主党というのは人権問題を重視するので…」。本誌読者にとっては周知の事実だろうが、ドナルド・トランプ前大統領は繰り返しウイグル問題、香港問題において人権を守る為に強い姿勢を示してきた。トランプ大統領は2019年7月、中国で迫害を受ける人々をホワイトハウスの大統領執務室に招き、ウイグルでの人権弾圧や強制収容について直接話を聞いている。昨年6月には、ウイグル人権侵害の責任者に制裁を科す『ウイグル人権法』に署名。中国政府高官や中国企業が対象となった。香港についても2019年11月、人権尊重や民主主義の確立を支援する『香港人権・民主主義法』に署名。昨年7月には中国当局による香港の自治侵害に制裁を科す『香港自治法』に署名し、香港問題でも中国政府高官に対する制裁を実施している。「トランプ大統領は人権問題に強く取り組んできた」というのが紛れもない事実であり、池上氏は自らの不明を恥じて訂正・謝罪すべきである。

しかし、驚くことに池上氏は言い訳に走る。自身が出演するYouTubeチャンネル『池上彰と増田ユリヤのYouTube学園』において、トランプ前大統領はウイグルや香港問題で後ろ向きだったという「証言がある」と、信憑性が不明な証言を根拠に弁明した。事実を根拠にするジャーナリストとしてあり得ない発言で、まさに恥の上塗りである。ジャーナリズムにおいて、信憑性が不明な証言を事実より優先することはあり得ない。即ち、池上氏は自らをジャーナリストではないと認めたわけである。この動画において池上氏は視聴者に対し、「動画に来て“BAD”を付けるのはどうかと思うんだよね」と述べ、共演者の増田氏は「YouTubeというものを使うということに対するマナーといいますか、その使い方というか、どうなんだろうという疑問を持ちました」と同調した。池上氏を低評価する視聴者の行動を非難したのだ。これは自由な言論活動を批判するものであるし、YouTubeでの評価を気にするなら評価ボタンは非表示にできる。視聴者への責任転嫁に他ならず、酷い言いようである。しかも、「意図的にやられているんじゃないか」と陰謀論まで展開する始末だった。訂正・謝罪をするなら番組の次回放送で行なうべきだったが、生放送だった次回放送でも訂正・謝罪はされなかった。これにより、更に大きな批判を池上彰氏とテレ朝は受けているが、当然である。テレ朝は、事実に反する情報を伝える司会者を許容するということなのか。であれば、テレ朝はジャーナリズムの看板を下ろすべきだし、抑々、放送法に違反している。メディアによる明らかに事実に反する発信は、アメリカの政策に対する日本国民の誤解にも繋がり、延いては日米関係そのものに影響を及ぼしかねない。強い批判になってしまったが、私は元ジャーナリストとして、そして一国民として、池上氏の番組司会者としての今回の振る舞いは許容できない。池上彰氏は言論活動を引退するべきではないか。


和田政宗(わだ・まさむね) 参議院自民党国会対策副委員長。1974年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、『NHK』に入局。新潟放送局や仙台放送局等を経て2013年に退職。同年の参院選で宮城県選挙区から『みんなの党』公認で出馬し初当選。2014年に『次世代の党』、2017年に自民党入党。著書に『日本の真実50問50答 わかりやすい保守のドリル』(青林堂)・『日本国憲法“改定”』(すばる舎)等。近著に『世界は日本が大スキ! こんなにも世界から信頼されている日本』(青林堂)。


キャプチャ  2021年4月号掲載

テーマ : 報道・マスコミ
ジャンル : 政治・経済

【震災10年・私たちが学んだ教訓】(03) 「理想論だけでは…」、帰還前提の復興“限界”

https://www.yomiuri.co.jp/shinsai311/feature/20210308-OYT1T50031/


キャプチャ  2021年3月8日付掲載

テーマ : 地震・天災・自然災害
ジャンル : ニュース

【震災10年・私たちが学んだ教訓】(02) 中心部の復興に注力、住民流出の誤算

https://www.yomiuri.co.jp/shinsai311/feature/20210307-OYT1T50036/


キャプチャ  2021年3月7日付掲載

テーマ : 地震・天災・自然災害
ジャンル : ニュース

【震災10年・私たちが学んだ教訓】(01) “まさか”が原因で被害拡大、ツール頼りにも落とし穴

https://www.yomiuri.co.jp/shinsai311/feature/20210306-OYT1T50078/


キャプチャ  2021年3月6日付掲載

テーマ : 地震・天災・自然災害
ジャンル : ニュース

【震災10年・歳月は物語る】(05) 教訓伝えてこその震災遺構

https://www.yomiuri.co.jp/shinsai311/feature/20210304-OYT1T50234/


キャプチャ  2021年3月5日付掲載

テーマ : 地震・天災・自然災害
ジャンル : ニュース

【水曜スペシャル】(289) “知日派”キャンベル氏の悪評…ビジネス至上主義で利益相反疑惑も

20210331 01
アメリカの国家安全保障会議(※NSC)に新設されたインド太平洋調整官に就いたカート・キャンベル氏の評判が宜しくない。バラク・オバマ政権でアジア回帰政策を主導した同氏は知日派としても知られる。キャンベル氏は2012年、ワシントンD.C.にコンサルティング会社『アジアグループ』を設立。中国進出を目指すITや防衛関連のアメリカ企業への助言等を行なってきた。調整官就任に伴い、代表を退いたが、関連の投資会社は未だに所有しているとされ、アメリカの保守系メディアは「利益相反だ」と批判している。1月の就任発表も波紋を呼んだ。ジョー・バイデン氏の政権移行チームではなく、アジアグループがポスト新設とキャンベル氏の就任を広報した。ワシントンD.C.駐在の某国外交官は、「兎に角、自分の手柄しか考えていない。今回の政権入りも自分の名刺に箔を付ける為」と冷ややか。「早晩、コンサル業に戻るだろう」と予想する。退任した杉山晋輔前駐米大使は、公邸での挨拶で出席者に「カートの言うことは話半分に聞いておいたほうがよい」と語った。


キャプチャ  2021年3月号掲載

テーマ : 国際ニュース
ジャンル : ニュース

【火曜特集】(291) イギリスの大企業に黒人経営者ゼロ…経済界の“多様性”が課題に

20210330 03
イギリスの人材会社が大企業トップの“多様性”に関する調査報告書を公表し、FTSE100種総合株価指数に組み込まれた100社のトップには黒人が一人もいなかったことが判明。報告書は、各企業のCEO、会長、CFOの3ポストを調べたもの。世界中で多様性がキーワードになる中で、イギリスの経済界では広まっていない可能性が浮上している。ただ、同報告書によると、イスラム教徒やヒンドゥー教徒、シーク教徒等キリスト教徒ではない役員の割合は、やや増加傾向にある。イスラム過激派によるテロ等、過去10年の世相を受け、宗教の多様性には多少、企業も敏感になっている可能性がある。


キャプチャ  2021年3月号掲載

テーマ : 国際ニュース
ジャンル : ニュース

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