【Jazzyの裁判傍聴ライフ】(21) 強姦冤罪被害者に聞いた無罪判決の決め手!

強姦・強制わいせつ等の性犯罪は、約3割が“加害者と被害者が面識のあるケース”だと言われています(昨年版犯罪白書より)。中でも強姦事件においては、私が実際に傍聴した印象では、面識ありは5割ほどといった感じです。知り合い同士の強姦事件で、無罪を主張する被告人は少なくありませんが、日本では、起訴されてしまったら、ほぼ100%に近い確率で有罪。3年以上の有期懲役に処されます(初犯でも執行猶予無し!)。そんな強姦事件の裁判で見事、無罪を勝ち取った元被告人にお話を聞くことができました。一体、どのようにして無実を証明したのでしょうか…。冤罪被害者の中村さん(仮名)は、事件当時30代前半。長身にハッキリした顔立ちで、如何にもモテそう! 彼は、インターネット上で知り合った10代後半の女性を自宅に招き入れ、同意の上で直ぐに体の関係に。彼女はそのまま、中村さんの家に泊まることになりました。数日後、中村さんには他に交際している女性がいることが発覚。彼女は腹を立てている様子だったといいます。そして、その日のうちに家を出ました。3日後…。警察官が自宅に突然やって来て、“強姦罪”で逮捕されてしまったのです。「その時は、訳がわからなかったです…」。彼女の主張は、「1回目は流れでヤッたから強姦ではない。2回目以降は拒否した」というもの。2人は複数回セックスしましたが、その内の1回について強姦罪で起訴されました。

公判では様々な証拠が取り調べられましたが、その中でも判決を大きく左右した物証が、防犯カメラの映像。「あの映像が無かったら、僕は今頃刑務所でした」(※求刑は懲役8年)。中村さんは彼女と過ごしている間、買い物や食事等、色々な場所に出かけていました。駅や商業施設には必ずと言っていいほど防犯カメラがあり、それらは仲良くデートする2人の姿をバッチリ捉えていて、「嫌だったけど帰らせてくれなかった。怖かった」という彼女の主張を覆しました。映像からは、中村さんが彼女を監視下に置いている様子は見られず、距離を置いて各々が好きなことをしている時間もあり、若しも帰りたいならば、逃げることは十分可能でした。裁判所は、この点を「防犯カメラ映像からは、怯えたり、嫌そうな様子を見て取ることができない。また、被告人は被害者が自分の傍から離れることを気にする様子が無い」と指摘。更に、「被害者は被告人と会ってから直ぐに性行為に応じており、被告人との性交に抵抗があったとは考え難い。被害者の供述をそのまま信用することはできない。被告人には故意が認められず、強姦の事実を認める証拠は無い」として無罪判決を言い渡しました。性犯罪の多くは目撃者がいないことから、被害者供述が重要な証拠となります。つまり、でっち上げることは簡単です! 強姦発罪の被害に遭わない為には、よく知らない女性とは関係を持たないこと。そして、若しそうなった場合は、“女性のプライドを傷付けない”こと、“同意の上だったという証拠を残しておく”ことが重要です。どうか気を付けて下さい!


キャプチャ  2016年12月26日号掲載
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