みんなが寝静まった頃に

サンダル履きでもおしゃれな野崎。来年はアメリカのモールでこの光景が見られる！？


本誌未掲載カット

トウキョウ都内屈指の高級住宅街の直ぐ近く、セレブが通う高級スーパーマーケットを長身のカップルが寄り添い、歩いていた。どちらも黒のスウェット姿だが、よく見れば男は『バーバリー』と『モンクレール』の上下。女性のほうも『ボッテガヴェネタ』に『バレンシアガ』と全身ハイブランドだ。肉の量り売りコーナーでは1万円（！）の牛ヒレ肉をオーダー。店員が肉を切り分けるのを仁王立ちで見守っていたのは、『読売ジャイアンツ』の大エースである菅野智之（31）である。その隣でにこにこしているのは、人気モデルで恋人の野崎萌香（30）だ。2人はショーケースの前で立ち話をしていたのだが、菅野の目尻は下がりっ放し。開幕から13連勝という快挙を成し遂げた無双のエースも、野崎にはしっかり攻略されてしまったようだ。その後、2人はハムやベーコン、砂肝、骨付き肉とアスリートに欠かせない肉類を中心に、鱈の白子、秋刀魚、葱にマッシュルーム、ジップロックや歯磨き粉といった生活用品をお買い上げ。菅野の愛車である『レンジローバー』に乗り込むと、“愛の巣”へと帰っていった。「コロナ禍で、今季の菅野は球場と自宅を往復する日々を送っています。彼女の手料理は数少ない楽しみの一つなのでしょう。ただ、夜遊びも外食も激減したことは、体調面ではプラスに働いた。腰痛に苦しみ、自己ワーストの防御率3.89に終わった昨季からV字回復できたのは、彼女の支えがあってのことでしょう」（スポーツ紙巨人番記者）。菅野の休養日に泊まり込みで身の回りの世話をして、彼が球場に出かけてから仕事に向かう――。そんな野崎の献身愛を、本誌記者は何度も目撃している。合カギを持たせてもらっているのは、文字通り“女房役”として信頼された証だろう。「『絶対的な力をつけて、文句なくメジャーに行けるようにしたい』というのが菅野の考え。今季の成績なら文句なしです。巨人としても来年、FAで出ていかれるより、ポスティングにかけたい筈」（スポーツライターの後藤茂喜氏）。菅野不在の“愛の巣”に現れた野崎を直撃すると、「事務所を通してもらっていいですか？」とシャットアウト。世話好きで“守り”が堅く、しかも美人。野崎という勝利の女神がいれば、菅野はメジャーでも無双になれるに違いない。　（撮影／原一平）


　　2020年11月13日号掲載