【刑務所のリアル】(03) 3度の逮捕でも復活したカリスマ歌手のシャブ中時代…最も嫌われた囚人が語る岡村泰幸“素人童貞”の過去

20170124 06
「俺は刑務所で岡村泰幸に一番嫌われていたと思うよ」――。悪びれずにそう話すのは、元ヤクザで、過去に覚醒剤で3度の逮捕歴がある川上学氏(仮名・49)。川上氏と同様、覚醒剤で実刑判決を受けた大物ミュージシャンの岡村靖幸とは、2006年に北海道月形刑務所で同じ工場になった。この時、岡村は執行猶予中の2度目の覚醒剤取締法違反での逮捕で、合わせて3年6ヵ月の刑期を務めていた。川上氏は初め、炊場工場にいたが、工場の新設により、洋裁の11工場に移動となっていた。「月形の11工場は、舎房も工場も真新しい建物で綺麗なところ。全国の刑務所で着る丸首シャツを作っていた。夏は毛布をかけて寝られるぐらい涼しいし、冬は暖房が効いているから、寒いのは廊下ぐらい。その前に府中刑務所にも務めたけど、府中に比べたら月形は随分楽だった」。川上氏が11工場に配属されてから2ヵ月後、岡村が新入りとしてやって来た。巨漢で牛乳瓶底の眼鏡をかけており、担当から事前に「今日から歌手の岡村泰幸が入ってくるから、色々と面倒を見てやれ」と言われていなければ、本人だとは気が付かないほどの変貌ぶりだったという。「表情は暗いし、分厚い眼鏡をして、何よりめちゃくちゃ太っていた。二重顎がタプンタプンでトドみたいなんだから。テレビで腰をくねらせてセクシーに熱唱していた、あの岡村泰幸とは全然違っていたね」。刑務所内でも、覚醒剤で捕まった者同士には妙な連帯感が生じるのだという。川上氏は覚醒剤で捕まった者たちとつるんでいたし、担当からの頼みもあり、何かと岡村の面倒を見た。

「最初は皆、興味を持って接していたんだけど、何日かすると奴の行動にイライラしてきた。だって、どんなバカでも1時間でできる作業に1日かかるぐらいトロいんだから。兎に角、1日中ボーッとしていたよ」。皆が興味を失って岡村を相手にしなくなっても、川上氏は「岡村の刑務所での様子を雑誌に売ってカネにしよう」と思い、接触を続けた。単に暇潰しの相手でもあった。「岡村ちゃんがシャブにハマったのは、ヘアメイクから教わったのがきっかけと言っていた。最初は、そのへアメイクの馴染みのイラン人から買っていたけど、そいつが摘発されて入手先が無くなった。仕方がないから、歌舞伎町のヤクザに自分から話しかけて売ってもらってたんだって。『何度もヤクザから買うのは怖いんで、一度に40万円分くらい買いました』って言っていたよ。売る側からしたら、いいカモだよな。面白いのは、他の元ポン中の懲役が『シャブ食っている時はやっぱセックスだろ?』って聞いた時、岡村ちゃんは『自分は只管マスかいていました。僕、素人童貞なんです』って言うんだよ。あんなにカッコいいのに、素人の女と真面に付き合ったことがないなんて、淋しいヤツだよ。オヤジ(刑務官)から聞いたんだけど、岡村ちゃんの独居はゴミ屋敷みたいで酷かったらしい。ちょっと精神的に参っちゃっていたんだろうね」。岡村は、運動の時も1人でポツンとしていることが多かった。黙って座っている岡村のところへ行き、岡村の歌をシャブの替え歌で歌って揶揄かったりと、川上氏は苛めとまでは言わないが、何かとちょっかいを出し、明らかに岡村から疎まれていたという。「自覚はあったよ。それでも、誰からも相手にされないよりはマシだと思うけどね。俺が先に出所したんだけど、出るちょっと前、岡村ちゃんに『もうすぐ刑期終わるから聞くけど、はっきり言って俺のこと嫌いでしょ?』って言ったの。そしたら、『それ、僕に言わせるんですか…』なんて下向いて暗い表情で呟いていた。よっぽど俺のことが嫌いだったんだろうな」。出所後の岡村は、ミュージシャンとしての活動を再開したが、一番の魅力だった高音の美声を失っており、復活を願うファンを失望させた。そして2008年、3度目となる覚醒剤の所持で逮捕され、実刑判決が出される。2度目の懲役生活を送ったが、再出所後は見事な復活を果たし、現在は全国ツアーを熟す等、旺盛な活動を見せている。 (取材・文/フリーライター 池田潮)


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