【Jazzyの裁判傍聴ライフ】(25) 法廷で大号泣! 感情表現豊かな外国人

私が主に傍聴している東京都内の裁判所で裁かれる被告人は、実に多国籍! アジアや北中南米、更にはヨーロッパ、アフリカ諸国まで。殆どの外国人被告人には“法廷通訳人”が付くので、被告人は自国の言葉でコミュニケーションを取ることができ、日本人の証人が出廷した場合、その証言内容は随時訳されて、正確に伝えられます。そんな外国人被告人の公判では、日本人ではあり得ないようなリアクションで驚かされることが結構あるのです! ストーカー規制法違反の罪に問われた韓国人の女(20代)は、好意を抱いた日本人男性に対してメールを送ったり、職場から出てきた男性の後をつけて同じ電車に乗る等の付き纏い行為を、1年以上繰り返しました。初めのうちは冷静に質問に答えていた被告人ですが、家族のことを聞かれると感情が抑えられなくなり…突然号泣! 「わ―――――――ん!」。女は物凄い大声で泣き叫び、証言台に顔を伏せました! それでも裁判長は続けます。「2ヵ月間勾留されていますが、韓国にいる家族とは連絡を取っていないんですね?」「わ―――――――ん!」「今後、日本に来るつもりは無いですね?」「わ―――――――ん!」。裁判長は相当面倒臭そうに、「被告人質問を終わります」。子供の号泣よりも酷いやつでした。大人があそこまで取り乱すとはビックリ!

続いては、物凄い挙動不審のアフリカ系被告人。ビクビク、オドオドしながら入廷。これから殺されるかのようなビビりっぷりです! 彼は路上で20代の女性の頬にキスをし、着衣の上から陰部を触り、強制わいせつ罪で起訴されました。生年月日は「わからない」と答えましたが、見た目は30代でしょうか。日本人の妻がいるそうです。罪状認否では、日本語で「スイマセン、ゴメンナサイ!」といきなり泣いちゃいました。彼の母国の公用語であるフランス語の通訳人が付きましたが、あまりフランス語はわからない模様。審理が全然進まず、通訳人(女性)は終始キレ気味です! 「前に捕まったことは?」「1日オサケ飲む、グループのトコロ、オレはタタカレタ、警察があとでキタ、警察にイッタ、翌朝カエサレタ、その後、オレ、飲むのヤメタ」…何の話やねん!(笑) その後、事件のことを聞かれると…。「オレがやったこと本当にヨクナイ。オレはみんなを許す。もし出たら働く、お金払う。許してクダサイ!」。続く反対質問では、検察官が強めの口調で「女性にしたことをどう思っている?」と聞くと、「許してほしい。許して~!」と泣き出して床に! 私の位置からはその姿を確認できませんでしたが、恐らく命乞いスタイルで跪いて懇願! 証言台から勝手に離れた被告人を見たのは、この時が初めて! 論告・弁論が終わり、最終陳述では「オレは悪い犯罪者じゃない。働いてお金を払う、許してほしい。イッパイ後悔している。許して! もうヤラナイ、誓うよ。許して!」等と、かなりしつこく許しを求めました。どちらの被告人も初犯ということで、執行猶予付きの有罪判決に。号泣や懇願の効果があったということではないですよ~。


キャプチャ  2017年2月6日号掲載
スポンサーサイト

テーマ : 刑事事件・裁判関連ニュース
ジャンル : ニュース

轮廓

George Clooney

Author:George Clooney

最新文章
档案
分类
计数器
排名

FC2Blog Ranking

广告
搜索
RSS链接
链接
QR码
QR