のん(能年玲奈)が主演声優に抜擢されただけで大ハシャギ…アニメ映画『この世界の片隅に』をヨイショしまくるリベラルバカが薄ら寒い!

『君の名は。』(東宝)の大ヒットの裏で、俄かに人気を集めているアニメ映画『この世界の片隅に』(東京テアトル・朝日新聞社・TBSラジオ他)。気味が悪いほど称賛の声しか聞こえてこない同作ですが、褒めているのは胡散臭い文化人ばかりです。しかし、彼らが本当に好きなのは映画じゃなくて、主演声優を務める“のん”だったのです。 (編集プロダクション『清談社』 野中ツトム)

20170209 01
『シン・ゴジラ』(興行収入80億円超え・東宝)・『君の名は。』(興行収入200億円超え・同)・『ガールズ&パンツァー』(興行収入20億円超え・ショウゲート)と、今年は日本映画のヒット作が連発した年でしたが、そんな2016年も最後になって、一部で大絶賛されている邦画があります。第2次世界大戦中と直後の広島県呉市を舞台としたアニメ映画『この世界の片隅に』です。2009年に第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したこうの史代の原作漫画を、2010年第14回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞したアニメ映画『マイマイ新子と千年の魔法』(マッドハウス・松竹)の片渕須直監督の手によって、6年の歳月をかけてアニメ映画化したものだそうですが、はっきり言ってどちらもよく知りません。若しかして有名なんでしょうか? また、この映画を制作するのに、片渕監督はクラウドファンディングで3620万円もの資金を集めています。よく知らない読者の方も多いと思いますので、簡単に説明すると、クラウドファンディングとは自分のアイデアをインターネット上に公開して、一般人から資金を集める仕組みです。つまり、インターネットを使った物乞いです。因みに物乞いは、日本では憲法第27条の勤労の権利と義務を根拠法として禁止されています。また軽犯罪法第1条22号では、「こじきをし、又はこじきをさせることを禁止し、違反者には拘留又は科料」と刑事罰が規定されています。一応、クラウドファンディングは合法ということになっているそうですが、クラウドファンディングだけが違法ではない意味が全く以てわかりません。まぁ、そんなことは正直どうでもよくって、『この世界の片隅に』の最もメジャーなポイントは、“のんに改名した能年玲奈が主演声優をやっている”という一点に尽きます。普通に考えれば、話題性はそれだけと言っても過言ではありません。因みに、彼女が主演声優ということで、在京キー局のテレビ番組は同作品を一切取り上げないという異常な状況だったりします。これは、「事務所独立トラブルで採めている」とか、「のんの元所属事務所が圧力をかけているから」と専らの噂ですが、ここまでくると、周囲からは“圧力”と見られるような介入はしているのでしょう。抑々、彼女が本名である筈の能年玲奈で活動できず、のんに改名したという違和感だらけの異常な状況からも明らかです。

まぁ兎に角、大前提でそのような状況に置かれいるのがこの作品なのですが、何故か気味が悪いぐらいテレビ以外のメディアや文化人たちが大絶賛しています。代表的な声を挙げてみましょう。「日本人の誰もが見なくてはいけない映画。戦争が日常になっている時代でも、人は生きて愛し合うことを教えてくれる。そして希望は必ずあるということも」(林真理子)、「“この世界の片隅に”を観た。みんな、一秒もむだにするまいとスクリーンを観つめていた。大きな劇場に引っ越して、何千万人の人たちに観てもらえますように。つくってくれた人たち、ありがとうございました」(糸井重里)、「この世界の片隅に、ようやく観た。嗚咽堪えてたら鼻血が出てきた」(松尾スズキ)、「私も“この世界の片隅に”に強く心を揺さぶられた人々の1人になりました」(いとうせいこう)、「主人公すずさんの声を当てた女優のん(a.k.a能年玲奈)さん主演の大傑作として消えることなく千年先もこの世界の片隅に燦然と輝き残るだろう」(水道橋博士)、「何万語の“反戦”“反核”“平和”という言葉を費やしても“この世界の片隅に”の2時間を超えられない」(古谷経衡)。最早、絶賛というレベルではありません。殆どの人が生涯ベスト作品に挙げていると言っても過言ではありません。まぁ、若しかしたら彼らみたいな美辞麗句野郎どもは、「基本的に褒める時は最大限の賛辞を選っておけば後々得をする」と思っている可能性も高いので、参考にはなりませんが…。しかし、インターネットや雑誌記事等様々な媒体を確認しましたが、この作品を貶している意見はほぼ発見できません。あまりの胡散臭さに耐え切れなかったので、最寄りの上映館に足を運び、一応鑑賞してみました。「今後千年輝き残る作品」とか言っている人もいるし、「若しかして生涯最高の1本だったらどうしよう!」と一抹の不安を覚えたのですが、そんなものは杞憂に過ぎませんでした。確かに、各所で絶賛されている通り、戦時中のディテールの描き方とかは凄く細かくて、まぁ凄いなとは思いましたが、主な感想はそれだけです。殆どの人が絶賛している能年(のん)の声優がとりわけ良いとも思えません。「第一声を聞いた瞬間に鳥肌が立った」とか言っている人とかもいましたが、「あ、能年だ」と思っただけです。そこからは基本的に、演じている北條すずではなく、ずっとのんだか能年です。それでいいんでしょうか? しかも、とりわけ序盤は能年が声優に慣れていなくて、技術が拙いのかもしれませんが、実際にキャラクターが喋っているにも関わらず、ナレーションにしか聞こえなかったりしたんですが、これは筆者の感性が鈍いということでいいんですよね? まぁ、「上手い下手ではなくてキャラクターがハマっている」みたいな意見もよく聞くんですが、そんなことを言っている人たちって、干されて可哀想な能年が何かやってりゃ、どうせ何でも大絶賛するに決まっています。

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そうです。ここがポイントです。この映画を絶賛している人たちって、干されてる能年玲奈が主演声優だから褒めているとしか思えないんです。大体、言論界や出版界とそれに関わる文化人たちは、リベラルであることを良しとしています。アンチ権力でアンチ保守、そしてアンチ戦争だったら手放しに迎合します。そういえば、村上春樹もエルサレム賞だか何だかを受賞した時の有名な“壁と卵”のスピーチで、卵――謂わば虐げられた側に立つみたいなこと言っていましたね。つまり、リベラルを自認する人たちは、旧態依然の巨大権力によって虐げられた人が大好きなのです。そこで能年玲奈です。彼女は元の所属事務所によって芸能活動は制限され、最早“能年玲奈”という名前すら使えなくされています。確かに、権力によって虐げられていると言えなくもないでしょう。リベラルバカが群がる所以です。そしてこの作品は、何だかんだ言っても反戦映画です。あれを見て「国威高揚の戦争推進映画だ」とは、流石に誰も思わないでしょう。この作品は戦時中が主な舞台であるにも関わらず、市井の人たちの普通の生活を丹念に描き、そこにじわじわと浸透してくる戦争の気配や空気を感じさせる手法を取っています。「正面から戦争を描かないから傑作」とのことですが、そんなギミックなんて本当は関係ないんじゃないでしょうか? 「芸能界の権力者に虐げられた能年が、反戦映画の主演声優をやる。だから、何がなくとも兎に角、褒めておけ」ということなのでは? 確かに、この作品は駄作ではないかもしれませんが、流石に1000年後にも語り継がれる傑作でないことはバカでもわかるでしょう。因みに、文化人や雑誌メディアは挙って、「能年が正しくて元所属事務所のレプロは悪」という見方をします。まぁ、20歳そこそこの女優が干されているのですから、味方をしてあげたくなるのも尤もですし、当然、レプロ側にも“売れるまでの給料が安過ぎる”等の問題があるのでしょう。しかし、やはりここは声を大にして言いたいのですが、「貴方たちは能年玲奈の見た目とか雰囲気に騙されていませんか?」ということなのです。

確かに、彼女は人を惹き付ける魅力的なルックスの持ち主です。しかも、ふんわりとした雰囲気で、とても悪いことを考えていそうにも思えません。騙されるのも尤もです。しかし、彼女が本当に天真爛漫なだけの女だと思うなら大きな間違いでしょう。普通に考えてみて下さい。仕事が何もできず、利益を一切生まない社員に、給料を払って教育して、面倒を見てきたとします。漸く利益を生むようになったその瞬間、その社員が「独立します」と言い出したらどうしますか? しかも、会社でやっていたクライアントの仕事をそのまま「引き継ぎたい」と抜かしたら、それは許されないでしょう。クライアントに連絡して、「絶対にアイツだけは使うな」と言うのが普通です。能年がやっているのはそういうことです。大体、レプロと言えば、今クール話題のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBSテレビ系)の主演・新垣結衣も所属している業界大手です。いくら悪徳とはいえ、そこまで酷いことが行われているとは思えません。ガッキーが手取り20万円とかで働いている筈がないでしょう。また、能年を無条件に持ち上げているリベラルたちの大好物は、先程も少し触れましたが“反戦”です。集団的自衛権にも憲法改正にも大反対なのは、それが戦争に繋がっているからです。彼らは「戦争をしないことが絶対の正義であり、正しい」と信じているようですが、世界には“戦争をしない自由”があるように、“戦争をする自由”もあるのではないでしょうか? その辺りのことはどう考えているんでしょうね。抑々、人類の歴史で戦争の無かった時代なんか存在しない訳ですし、『機動戦士ガンダム』だって『スターウォーズ』だって悉く戦争が題材ですし、男の子が大好きな『仮面ライダー』も、戦争はしていないかもしれませんが戦っていることに違いはありません。そういった作品も悉く禁止にしたほうが良くないですか? まぁ、気持ちの悪い話ではありますが。しかも、この作品のタチの悪い点は他にも存在します。公開館数が63館からスタートというインディーズ映画なのです。ですから、文化人たちがしたり顔で得意気に賞賛するのに都合がいいのです。仮に、話題を呼んで上映館が増え、ヒットに繋がれば「自分たちの手柄だ」と言い張れますし、若しヒットしなくても「知る人ぞ知る名作! 1000年語り継がなければ…」と言っておけばいい訳です。何と素晴らしい作品なのでしょうか! 因みに筆者が観たのは、もう初期の話題が1周した後の12月9日、新宿の映画館で昼の回でしたが、微妙に満席ではありませんでした。まぁ、現実はそんな程度の人気です。でも、上映終了後にメディアに踊らされた一部の人たちが拍手とかしていましたよ。本当にいたたまれない光景でした。1000年は語り継ぎませんが、3年くらいは語り継ぎたいと思います。


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