【それはハッカーが知っている】(31) グーグル検索でヒットしない“ディープウェブ”と“ダークウェブ”とは?

今では、わからないことがあっても、大抵の情報はググって即解決…な感じですが、実はグーグル検索でヒットしないサイトがあるという。しかも、そこにはヤバ過ぎな情報が一杯とか!?

――石川さん、こんなサイトって本当にあるんですか?
石川「ディープウェブやダークウェブのことですね」

――この2つは別物?
石川「ディープウェブは、グーグル検索を始めとする検索エンジンの検索を拒否するように設定されたサイトです。実は、このようなサイトは、不正アクセス禁止法が施行される2000年以前は“UG”と呼ばれ、日本にも沢山あったんです」

――ディープウェブでは何が行われているんですか?
石川「お金儲けの情報とかハッキングツールの売買ですね。まぁ、詐欺とか多かったですけどね。サイト管理者が逮捕されたりもして、玉石混交な状態が楽しかった時代でもありました。今は沈静化していますよ」

――では、ダークウェブはどんなものなんですか?
石川「こっちは、匿名通信の行える専用ツールを使用して閲覧するサイトですね。内容的にはモロ犯罪ですし、勿論、検索エンジンには引っかかりません」

――完全にアウトなやつじゃないですか! 例えば、どんなやり取りが行われているのですか?
石川「インターネットウイルスの販売から、その使用方法等、犯罪に繋がるものは全て揃いますよ。何でもありの闇市です。武器だって買えるし、それどころか殺し屋も雇えます(笑)」

――石川さん、そこ笑うとこじゃないですから! 因みに、購入したものの支払いはどうするんですか?
石川「匿名重視のダークウェブでは、法定通貨ではなく、ビットコイン等の仮想通貨での取引になりますね」

――どのような人間がダークウェブを管理しているんですか?
石川「ハッカー崩れですね。過去にサイバー犯罪で起訴されて、『真面に就職はできないけど技術はある!』という連中が暗躍する場となっているのです。あと、ハッカーの中には『悪いことをしたほうが儲かる!』と考える若者も多いですからね」

――では、ダークウェブを閲覧する方法とは?
石川「先ずは専用ツールを探すことですね。ちょっとインターネットの知識があれば、直ぐに発見できるでしょう。結局、一般的にインターネットで閲覧されているサイトというのは、ほんの一部ということが実感できると思います」

――これらへの警察の対応策は?
石川「日本の警察では、ある程度の要注意サイトを監視していますが、ダークウェブに関しては野放し状態です。アメリカでは取り締まりが強化される一方で、より深くまで潜るサイトが登場していますから、まだまだイタチごっこが続きそうですね」


石川英治(いしかわ・ひではる) 『東日本インターネット事業協同組合』理事。1969年、埼玉県生まれ。『西武鉄道』退社後、弁護士秘書・外車販売・訪問販売等の職を経て起業。1998年までハッカーグループ『UGTOP』の主催者として活動。1998年に実業家として、日本初のインターネットセキュリティー専門会社『アルテミス』を起業。2000年から2011年まで携帯電話公式コンテンツを運営する『サイバーエデン』を起業。著書に『まるわかりカジノ読本』(廣済堂ベストムック)・『子どもたちが危ない!スマホの現実』(ロングセラーズ)等。


キャプチャ  2017年2月20日号掲載
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