【警察・腐敗する正義】(09) 何故か「小女子殺す」は即逮捕…爆破予告犯にバカにされるITオンチな警察官

20170217 01
2016年2月、全国の自治体庁舎等に爆破予告メールを送った20歳の大学生が逮捕された。だが、検挙の難しいサイバー犯を見事捕らえた警察の大手柄…なんてことではなく、この逮捕は、再三に亘って本人が警察に出頭したことによるもの。テレビ局にインタビュー映像まで残っており、警察の面目は丸潰れという結果になった。「爆破予告犯は、2ちゃんねる発祥の“恒心教”と呼ばれるグループの一員だと考えられています。恒心教からは、出版社のウェブサイトを改竄して逮捕されるハッカー等も出ていますが、過激な行為をする愉快犯が賞賛される傾向があり、この予告犯もその類型に当たります」(ITライター)。この爆破予告犯は、失うものの無い“無敵の人”と呼ばれ、株式投資で数千万円を稼いだが、既に両親を失っており、身寄りは無い。雑誌の取材に対しては、警察に逮捕されたかったが中々逮捕されず、数回に亘って犯人を名乗り、出頭した旨を述べている。犯人が中々逮捕されなかった背景には、“匿名化ソフト”の存在があるという。

「“Tor”という通信経路を秘匿する為のソフトがあります。これを使われた場合、追跡は非常に難しくなります。たとえ本人が自首しようと、裁判に堪えるだけの証拠が集められないので、警察もTorを使ったサイバー犯罪への本格的な捜査は躊躇しているようです。日本の警察には、これに正面切って対抗する能力は無いでしょう」(同)。この犯人も、当初はTorを使って予告メールを送っていたが、途中からは逮捕される為にTorの使用を止めたという。「はっきり言って爆破予告犯が何の制約も受けずにのうのうとしているのは異常だ。【中略】逮捕する気あるんでしょうか」等、警察を嘲笑うかのようなツイートも多数残っている。「嘗て、2ちゃんねるに“小女子殺す”と書いただけのユーザーが警察に逮捕されたことがあります。魚の小女子(こおなご)を焼くという、単なるジョークであることが明白であるにも拘わらずです。そんな経緯もあって、インターネットを長く使っているユーザーたちは、“無能警察”に強い反感を持っています」(インターネット掲示板管理人)。インターネット時代に対応しているとはとても言えないような、旧態依然の捜査が生んだ冤罪もある。2012年のパソコン遠隔操作事件では、拷問紛いの取り調べにより自白を強いられ、何の罪も無い若者が不当に逮捕された。誤認逮捕された大学生は、大学を退学している。「悪名高い“自白強要”の取り調べ以外には、警察側には何の武器も無いというのが実情です。Torを使えば足がつかない訳で、爆破予告のような愉快犯は、これからも沢山出てくるでしょうね」(同)。 (取材・文/フリーライター 高江宏孝)


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