【Jazzyの裁判傍聴ライフ】(30) こんな罪名見たことない! 珍しい事件いろいろ

日本で最も多く裁判が開かれる東京地裁で日々傍聴している私ですが、いつも同じような罪名が連なります。際立って多いのは、詐欺・窃盗・覚醒剤取締法違反でしょうか。そんな中で、極稀に珍しい罪名を発見することがあります。そこで今回は、傍聴マニアでも中々見られない激レア事件をご紹介致します!

■電汽車往来危険罪
犯行当時、酒に酔っていたという被告人は男子大学生。路上で偶々目に留まったのは、1台の自転車。男はそれに乗ろうとしましたが、鍵がかかっていたので断念。しかし、何を思ったのか持ち運ぶことに。そして何と、線路内に投げ入れたのです! 自転車は電車と接触し、運行は一時停止(大迷惑!)。犯行の理由を聞かれ、男は「自分でもわかりません。恐らく悪ふざけで…」と、あまり覚えていない様子。お酒って本当に怖いですね!

■証人威迫罪
被告人として証言台に座らされたのは、とある刑事事件を担当していた弁護士のA。その事件の検察側証人として出廷を予定していた男性・Bさんが、法廷で依頼人に不利な供述をするのを阻止する為、Aは“訴訟の告知”と題した書面を送付。そこには「あなたが警察官に対して虚偽供述をしたために依頼人が損害を被った。損害賠償を請求する訴訟を提起する」と書かれており、証人予定だったBさんに不安・困惑の念を抱かせ、不当な圧力をかけました。弁護士・Aは、この行為が法に抵触すると知りながらも、当時、依頼人からの様々な要求に頭を悩ませ、テンパっていたこともあって実行。彼は執行猶予付きの有罪判決を受け、自由の身となりましたが、弁護士としての人生はどうなったのかが気になります…。

■礼拝妨害罪
30代の女は、通っていた教会の牧師に恋心を抱いていました。しつこくアタックしたものの、彼に受け入れてもらえません。そこで彼女は、「牧師を困らせてやろう」と考えました。事件当日、女は「教会から火が出ている!」と通報。消防車が駆けつけて大騒ぎに。その時に行われていた礼拝は中止されました。「説教・礼拝、又は葬式を妨害した者は、1年以下の懲役、若しくは禁錮、又は10万円以下の罰金に処する」とあります。これとよく似た“偽計業務妨害罪”は、「3年以下の懲役、又は50万円以下の罰金」。宗教的行事のほうが軽い罪なのですね。それにしても、自分が崇拝する宗教の神聖な活動を妨害するとは…。信仰って一体、何なんでしょうか?

■激発物破裂罪
何とも怖ろしい罪名です。どんな犯罪なのか全く見当もつきませんでしたが、その内容は…。「自宅で、電気コンロに置いたフライパンの上に、スプレー缶を置いて通電させ、破裂させた」というものでした! 部屋の壁や天井が損壊したものの(※損害金額34万円)、幸い住人にまで危害は及びませんでした。被告人(30代男性)は「マンションの大家や管理会社とのトラブルに腹を立て、自暴自棄になってやってしまった」とのことですが、「責任は管理会社にある!」と供述。あまり反省しているようには見えず、今度はもっと大きなことをやらかしそうでヒヤヒヤです(汗)。


キャプチャ  2017年3月13日号掲載
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