【貧困女子のリアル】(09) 10代後半はテレクラで援交していた思い出だけ…ホスト代は援交で稼いで終わらない父の介護をする女

20170322 04
「20歳の時に、友だちに誘われてホストにハマっちゃったんです。最初はクーポンやキャッチに頼んで初回アラシ。45~60分で500~2000円とかで入れるので、1日3軒とかハシゴしましたよ。でも、好きなホストができちゃって、かなり注ぎ込みましたね。お金は出会い系で援助交際して稼ぎました。友だちと援交客を流し合ったりして、1日で4万~6万円ぐらい。それでホストに行く。毎月40万円くらい遣ったかな。でもある日、突然、空しくなっちゃって止めました」――。北海道出身の松下隆子さん(仮名)は今年28歳。おっとりとした話し方からは、壮絶な過去など想像もつかないが、16歳から援助交際をしていたという。「中学の頃から不良の高校生の先輩とつるんでいて、殆ど学校は行ってなかったです。元々、両親が共働きでカギっ子だったんですよ。毎日1000円渡されて、コンビニの弁当とかを家で食べていましたけど、寂しいので不良の先輩とマックとか外で食べるようになりました。そうすると、段々と周りに不良の友だちも増えてきましたね」。夜の繁華街を出歩くようになり、酒や煙草も覚えた。初体験は15歳の時。街で知り合った専門学生が相手だ。「彼氏というかセフレみたいな関係。暫く続いたけど、一度妊娠しちゃってから会わなくなりました。(堕胎の)お金は出してくれましたけどね。中学を卒業して、何とか定時制の高校に入学しましたが、やっぱり学校に行くのはだるくて、ワルい友だちとずっと街をふらふらしていました。それで自然に高校も退学になって、その時に一緒に退学になった先輩に誘われて、テレクラで援助交際を始めたんです」。当時、テレクラは衰退期に入っていたが、それでも毎日1人は絶対に会えたそうだ。「ほぼ毎日やっていましたね。多い時は1日に3人。先輩と2人で会って、先輩は挿入もありで、私は手コキやフェラのへルプ係。途中から慣れてきて、3Pもするようになりました」。

受け取る金額は、2人で1万5000~2万円。隆子さんの取り分は5000円ほど。酒・煙草・カラオケ等に遣ったという。「今思えば、未だ16歳だったし、相場よりも格安でしたね。知っていれば5万~6万円は取れたかも」。17歳の春頃、テレクラ援交に飽きた隆子さんは、一度真面目になろうと、スーパーマーケットで働き始めた。しかし、先輩からの甘い誘いは続いた。「次々と新手の錬金術を先輩がみつけてくるんですよ。公衆電話でもできるテレクラのサクラに誘われた時、『サクラだからセックスは無いから楽だよ』って言われて、半年でスーパーのバイトは辞めちゃいました」。休日に10時間ぐらいサクラをすると、2万~3万円は稼げたという。「エッチしたくなった時は援交もやりました。この時期の思い出はテレクラばかりです」。18歳になって、隆子さんは流石に「真面目に働こう」と思い、健康食品の販売会社に就職したが、ブラック待遇の悪徳企業だった。「1日10時間ずっと電話セールスでした。ノルマがあって、達成できないと月3万~5万円しか給料を貰えませんでした」。しかし、何とか成績を挙げられるようになった隆子さん。職場の人間関係は良かったので、2年ほど仕事は続いたのだが…。「上司とどうでもいいことで喧嘩しちゃって、会社を辞めました。喧嘩の原因すら覚えてないんですが、自分では『2年もよく続いたな』って感じでした」。それから、また援交する日々に逆戻り。そんな空虚な心を満たしてくれたのが、ホストクラブだったという訳だ。しかし、結局はカネで続く関係である。心身共に疲弊しただけだった。「結局、ホスト遊びと援交に疲れ果てて、人間不信になっただけでした。24歳で鬱病になり、数年は無気力状態になって、何も行動できませんでした 。今はホストには行きたいとは思わないけど、元々1人が寂しくて嫌いなんです。少しは元気になった一昨年くらいから、また出会い系を利用し始めました」。もう援交はしていないという隆子さん。男性と会って普通のデートをするだけだ。そして、彼氏ができた。1年ほど同棲し、結婚話も出たが、父親が認知症になって実家に戻らなくてはならなくなり、先送り状態になっているという。「母は亡くなっていて、父の介護は私がしなくてはなりません。彼氏とは、あまり会えません。折角幸せを掴めると思ったけど…」。現在、生活費の柱は父の年金だ。「出会い系で知り合ったおじさんに定期的に会って、月3万円くらい貰っています。それを生活の足しにしています。自分の年金は払えていませんし、父の介護は終わりが見えません。徐々に就職が難しい年齢になってきています。この先、私はどうなるんですかね…」。 (取材・文/フリーライター ラチャダー村岡)


キャプチャ  キャプチャ
スポンサーサイト

テーマ : 社会問題
ジャンル : ニュース

轮廓

George Clooney

Author:George Clooney

最新文章
档案
分类
计数器
排名

FC2Blog Ranking

广告
搜索
RSS链接
链接
QR码
QR