天は安倍に味方した? 加計学園という“アキレス腱”を抱える毎日新聞の憂鬱

20170406 01
「安倍晋三首相の関与具合は森友学園よりも濃厚」(全国紙政治部記者)と言われる『加計学園』問題について、『毎日新聞』のペンが振るわない。「うちは加計と抜き差しならない関係がある」(同社関係者)。毎日と加計の関係は古く、1990年代に毎日の大阪本社の某経済部記者が、当時の学園トップだった加計勉氏(故人)に食い込んだことからスタートした。その後、加計学園グループの運営する吉備国際大学や岡山理科大学等に、毎日記者OBが教授として迎え入れられるようになった。また、同学園グループの運営する学校の多くが所在する「岡山や広島の支局長は、学園側から接待漬けにされる」(同前)という。一方で、毎日新聞は「同学園の記事を積極的に掲載してきた」(別の毎日関係者)。2004年に加計学園が千葉県銚子市に開設した千葉科学大学について、「開学前後に大々的に社会面で提灯記事を掲載した」(同)という。安倍首相が参列した2014年の設立10周年記念式典には、多くの毎日関係者も出席して祝っている。この大学にも、ご多分に漏れず毎日OBの教授がいる他、同大学の大学院『東京サテライト教室』なるものが、毎日新聞本社ビルの1階に入居しているのだ。森友問題では、朝日と同様に積極的に報じた同紙が、加計学園については「国会質問を記事にする程度」(同紙政治部記者)でお茶を濁している。「社長等の上層部から『小さく扱え』等の明確な指示は無かった」と言われるが、様々な“忖度”が働いているのかもしれない。


キャプチャ  2017年4月号掲載
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