電子書籍問題で『Amazon.com』への抵抗を続けている『講談社』に中小の出版社から密かなエール

20170406 02
大手出版社『講談社』が、電子書籍を巡り、インターネット販売最大手『Amazon.com』への抵抗を続けている。昨秋、Amazonが提供する電子書籍の定額読み放題サービス『キンドルアンリミテッド』を巡る騒動が勃発したことは、記憶に新しい。Amazon側の予算の関係で、大手出版社約20社の書籍を、サービスから一方的に削除した。これに対して、講談社が公に抗議声明を発表する等、険悪な空気になったが、続報が無かった。当初、「Amazon側の都合による勝手な削除によって損失を受けた」として、「一部出版社等で損害賠償請求を検討する動きがあった」(業界関係者)。しかし実際には、『小学館』や『光文社』等多くの出版社は、「Amazon側に屈服するような形で、アンリミテッドへの書籍提供を再開した」(同)。これは、「Amazonが事実上、紙の書籍を扱う日本最大の書店である状況から、止むを得ない判断」(大手出版社関係者)だったという。そんな中、大手の中では唯一、講談社だけは今もアンリミテッドへの電子書籍提供を再開させていない。「Amazon側の誠意ある対応を求めて、交渉を続けている」(同社関係者)という。業界内では、「Amazonに睨まれると、通常の書籍販売の際にも画面上の表示順位を下げられる等の報復を受けるリスクがある」と言われる。その為、業界の旗手による勇気ある抵抗に、中小の出版社は密かにエールを送っている。


キャプチャ  2017年4月号掲載
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テーマ : 経済・社会
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