【Jazzyの裁判傍聴ライフ】(37) 被告人の強い味方! 弁護人の必死の主張!

法廷では様々なタイプの弁護人を目にします。全くやる気が無くて、被告人を気の毒に思うこともしばしば。その逆に、物凄く熱心に弁護する先生方も沢山いるのです! 先ずは、知人女性を強姦したとして起訴された男の裁判。「合意の下で性交した」と無罪を主張するイケメン弁護士は、最終弁論で「被告人はナンパや出会い系サイト等で、通算200人の女性と関係を持った。人生で女性に不自由したことは一度もない! 被告人にとって、女性と出会ってセックスすることは簡単! 暴力など必要ない!」と、被告人のモテっぷり(?)をアピールした大変珍しいプレゼン。その甲斐あってか、見事無罪を勝ち取りました! お次は強制わいせつ致傷。事件当日、男は飲食店で酒を飲んでいたところ、直ぐ横で女性従業員が前屈みの体勢になりました。そこで男は、女性のお尻を触ろうと、何とスカートの中に手をIN! すると、勢いで指が肛門に入ってしまい、炎症を負わせてしまったという珍事件(?)。女性は「男の腕を掴んで抵抗したが、強引に入れてきた」と言いますが、対する弁護人は「お尻を触ったらうっかり入ってしまった」と主張。男は「記憶に無いが、実際に被害者は怪我をしているのだから、指が入ったのは事実だろう」と、罪を認めて謝罪しました。最後に弁護人は、「被告人が被害者のお尻に手を伸ばした時、その体勢から判断すると、被害者のお尻には力が入っておらず、お尻の穴は開いた状態だったと考えられる。被害者は、真っすぐに立って肛門を引き締めていたのではない」。

「開いた状態であるならば、肛門の近くに指を置いた場合に中に入ってしまうことは十分に考えられる。意図して入れようとしなければ、入らないとは言えない!」と力強い弁論。肛門の状態を推測して論じるとはビックリ! 判決では弁護人の主張が認められ、「意図して入れたとは考え難い」との判断でした。有罪にはなりましたが…(当たり前!)。法廷で、被告人が弁護人に感謝の言葉を述べたこともあります。とある殺人事件を担当したのは、どんな凶悪犯でも全力で弁護する熱血女性弁護士。外国人の被告人は、交際していた女性と観光で来日。動機は明らかにされませんでしたが、滞在先のホテルで彼女を殺害してしまいました。深く反省している様子の男は、求刑が軽過ぎるのでもっと重くするよう求める異例の展開に。そして最後に、「弁護士先生は、『国の家族に早く会わせてあげたい。約束ではないけど、そうしてあげたい』と言い続けてくれました。本当にありがとうございます」と涙しました。最後に、殺人や殺人未遂等、複数の罪に問われた女の裁判。10名の弁護団は、「発達障害があった」と無罪を主張。最終陳述で女は、「こういう事件はもう二度と起こしたくない。違う自分に変わりたい」と時折声を震わせながら述べ、2ヵ月に亘る長い審理が結審。すると、半数の弁護人の目から涙が…。真意はわかりませんが、被告人の気持ちに歩み寄り、事件だけではなく、彼女の人生に真剣に向き合ってきたからこその涙だったのではないでしょうか。扨て、9ヵ月に亘ってお届けしたこのコラムは、今回で最後になります。皆様、ご愛読ありがとうございました! =おわり


キャプチャ  2017年5月1日号掲載
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