【貧困女子のリアル】(13) 収入の殆どを猫に費やす“猫貧乏ラー”…捨て猫・野良猫17匹を飼育する女子プロボウラー

20170501 15
小柄で可愛らしいルックスの中島美穂さん(35)は、現役のプロボウラー。しかし、腕はあまり良くなく、中々賞金を稼げない。コンビニ・ティッシュ配り・イベントコンパニオン等のアルバイトで生計を立てているが、お金がいくらあっても足りないのだという。それは何故かと言えば…。「捨て猫や野良猫が放っておけないんです。実家のも合わせて、今いる猫は全部で17匹になります。でも、これでは全然足りない。もっと沢山助けてあげたいんです」。美穂さんは、毎月35万円ほどある収入の殆どを猫に費やしてしまう“猫貧乏”だった。「猫が快適に暮らせるよう、独り身ですが3DKのマンション(※家賃12万4000円)に住んでいます。エアコンは常時付けっ放しで、空気清浄機も5台がフル稼働。猫の為のウォーターサーバーもあります。因みに、私が飲むのは水道水です。猫に貧しい思いをさせる訳にはいかないですから」。まるで、お腹を痛めた我が子のように、猫に深い愛情を注いでいる。結果、自分が貧困に追い詰められていくのだが…。「新しい洋服は、もう何年も買っていないです。仕事はユニフォームなので、私服があまり必要ないんですよね。食べ物は、ファンの方がお米や野菜をくれるので、それで凌いでいます」。

“女子力”の低下が心配だが、更に最近、猫貧乏に追い打ちをかける出費があったという。「猫の足に腫瘍ができて、切断せざるを得ない状態でした。その費用が、手術代と入院費を合わせて50万円。でも、回復して元気になったのでよかったです」。動物の治療費には保険がきかず、全て自己負担。痛い出費となったが、美穂さんの表情は嬉しさで一杯だ。猫との生活が幸せで仕方ないといった様子だが、悩み等は無いのだろうか? 「こうしている間にも、殺処分されている猫が沢山いる。助けてあげられないことが辛い。『まだまだ力不足だ』と悩んでいます」。片時も捨て猫のことを忘れず、胸を痛めている。そんな美穂さんの将来の夢は何なのだろうか? 「もっとボウリングのトーナメントで優勝して、賞金を稼ぎたいです。そうすると、色々なイベントに呼んでもらえるようになって、収入も増えるので。そして、もっと大きな家に住んで、沢山の猫を引き取りたい。ゆくゆくは猫カフェをオープンして、里親募集に貢献したいですね」。美穂さんの猫愛護欲は尽きない。お金があれば、その分だけ猫を保護する覚悟がある。しかし、この世に不幸な猫がいる限りは、美穂さんに幸せは訪れないのではないか? 猫ではなく、人間の恋人と暮らしたい気持ちは無いのだろうか? 「女だし、結婚願望は勿論あります。ただ、現実的に厳しいことも承知しています。何せ、この猫の数です。友だちからは、『バツイチ子持ちよりハードル高い』って言われます。でも、猫を見捨てることなんてできませんから」。美穂さんにとって、猫の保護は人生を賭してでもやり遂げるべきものなのだろう。使命感に燃える美穂さんだが、果たして白馬に乗った王子様ならぬ、猫に乗られても構わない王子様が現れる日は来るのだろうか――。 (取材・文/フリーライター 川島光明)


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