【WEEKEND PLUS】(365) 夫が逮捕された道端ジェシカ…警察が恐れる“上級国民”の逆襲

合成麻薬MDMAを所持したとして、今年3月、モデルの道端ジェシカ(※右画像)が夫のアメリカ人、ケネス・カオ被告と共に麻薬特例法違反の疑いで警視庁に逮捕された。4月21日にジェシカは不起訴となったものの、ケネス被告は密輸での再逮捕後に起訴。ジェシカは、「今後は、夫と改めて向き合うとともに、夫と娘3人一緒の時間をなによりも大切に過ごしていきたいと思います」とコメントした。事件は成田空港で、アメリカから東京のホテル宛てに送られた郵便物の中から粉末状のMDMA入りカプセル15個が見つかり、警視庁がそのまま郵便物を届けさせて部屋に踏み込んだもの。取り調べにジェシカは容疑を否認しているが、それなら夫が妻の知らないところで違法行為をしていたことになる。ただ、このケネス被告、只者ではなかった。台湾系アメリカ人で元弁護士だが、父親のミン氏はGPS機器の先駆者メーカーである『ガーミン』の創業者で、アメリカのトップセレブといわれる大富豪なのだ。ケネス被告は、その資金力を活かして俳優のライアン・ゴズリングと映画会社を立ち上げ、10本以上の映画を世に出している。「法律の専門家でエンターテインメントの実業家となれば、著名人のゴシップ対応はお手のもの。更に、彼には世界トップクラスの国際弁護士がついており、警視庁をビビらせているらしい」とはスポーツ紙記者。「ジェシカのコメントも、警視庁に対して強気の構えを示しているのでは。何しろ、父親はGPSをNASAやアメリカ軍と共同で研究してきた軍需産業の出身。現在もアメリカ軍とは密接な関係にあって、日本の政治力が出てくることを警視庁は恐れているんです」(同)。実際、警察官僚出身の政治関係者からも、「何でもいいからケネスを無罪にしたほうがいい」との声が出ているという。本来、麻薬密輸は単純所持よりも重いが、一部の容疑だけで軽く終わらせる可能性もありそうだ。

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