【JR・栄光と苦悩の30年】(04) 新型車両の投入でわかるJR7社の顧客獲得戦略

20170508 15
今でこそ、JR7社の強みや事業の特性がはっきりとわかるようになった。『JR東日本』といえば山手線に代表される首都圏エリアに強いし、『JR東海』といえば東海道新幹線で収入の9割を稼ぐといった具合だ。だが、民営化直後は、未だJR7社の目指す方向性が明確に定まっていた訳ではなかった。1988~1990年にJR7社が在来線に投入した車両を見ると、国鉄時代から譲り受けた営業基盤のどこが弱かったのか、どこを強化したかったのか、各社が置かれていた状況が手に取るようにわかる。トップバッターは783系ハイパーサルーン(※右画像)。『JR九州』がグループ7社中、一番乗りで特急形車両をデビューさせた。JR九州は国鉄から老朽化車両を多く押し付けられてしまったのだが、博多-熊本間はドル箱にしようと一念発起して投資した。JR東日本の651系スーパーひたちは、常磐線の通勤客を取り込もうとしたものだ。瀕死の状況にある『JR北海道』は、発足1年後に青函トンネルが開通。観光客を獲得しようとリゾート特急を多数走らせていた。今とは対照的で、30年前にはJR北海道に追い風が吹いていたのである。


キャプチャ  2017年3月25日号掲載
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