【天下の暴論2017】(02) “人生2度結婚特区”を導入せよ

20170510 06
世は少子高齢化社会。若者は“草食系”と揶揄され、元気が無い。あるシンクタンクの調査によると、20代の若者で「将来に希望あり」と答えた人は30%に過ぎず、「希望なし」の回答34%よりも少ない。また、約6割の若者が「将来への生活不安がある」と答えている。本来、社会に活力を与えるこの世代がこういった状態では、どんなに声高に「社会に活力を!」と叫んでも空回りするばかりである。どうすればよいか真剣に考えた。話は2年ほど前に遡る。筆者の身近に、典型的な今時の若者がいた。仮に斉藤君と呼ぼう。斉藤君は、25歳の所謂草食男子。合コンには励んでいるが、告白する勇気も無く、結婚など夢のまた夢である。今一歩前に踏み出せない日々が続いていた。そんなある日のこと、1つの考えが浮かんだ。斉藤君にはメンター(※人生の指導者・助言者)が必要だ。どんな人がよいか。同世代ではダメだ。そうだ、30歳ほど年が上の女性であれば、上手く彼を包容(抱擁でもよい)して、人生を導いてくれるに違いない。25歳プラス30歳は55歳だ。当時の55歳前後の女性といえば、黒木瞳・浅野ゆう子・浅野温子、存命中の川島なお美だ。これなら斉藤君も文句はあるまい。55歳の女性が25歳の男性と結婚し、30年の歳月を掛けて彼を一人前の男に育て上げる。軈て高齢になった彼女は、立派になった男に恩返しをされつつ、看取られながら息を引き取る。その時、斉藤君は55歳の働き盛りになっており、且つ男盛り。まだまだやれる。そこで、今度は30歳年下の25歳の女性と結婚すればよい。25歳前後ということは、女優で言えば有村架純・武井咲・高畑充希に波瑠。悪くはない。彼は今一度、エネルギーを有村架純から注入され、今度はこの若い彼女を人間として育て上げる。そして時は流れ、軈て55歳になった有村架純は、その男を看取った後に、30歳年下である25歳の別の男と再婚する。これを繰り返していけばよい。何と持続的なサイクルが回りそうではないか。

経済の面から見てもメリットがありそうだ。例えば、ブライダル産業は単純に2倍の市場規模になる。住宅産業だって活性化するであろう。いいことだらけではないか。いっそ、思い切って法律で30歳年の差婚しか認めないようにすればよい。話がここで終われば、嘗て言われた“人生2度結婚説”である。しかしながら、話はここで留まらない。日本の重要な社会課題の解決にも向かう。それは、超高齢化社会の課題解決である。これから先、どんどん寿命が延びて、将来的には平均寿命が100歳に到達するかもしれない。これまでは、老後という長い時間をどう過ごすのかが多少陰鬱に考えられてきた。しかし、若い人との共同生活や、ライフサイエンスやロボット等の新技術の急速な進歩により、健康寿命も大きく延びるであろう。高齢者が元気で居続ける為の重要なポイントは社会参加であり、働くことはその代表的なものである。ざっくりとしたものの言い方をすると、一人前の人として社会に貢献できる25歳から85歳まで働く時代がやってくるかもしれない。その間は60年。気が遠くなるほど長い。流石に、この期間に1つのことをやり続けるのは難しいであろう。そこで閃くのが、“半分にしよう”というやり方である。25歳と85歳の半分である55歳を区切りとして、別の働き口に就く。強制的に55歳を定年にしてもよい。これが“55歳定年説”――“人生二毛作論”である。東京大学やお茶の水女子大学の偉い先生も唱えていた。確かに、定年後や、定年近くである60歳頃になって「老後の生き方を考えろ」と言われても、そう元気が出る訳ではない。そこでは遅過ぎる。寧ろ、元気な50代半ばの時に転身を図るほうが現実的である。確かにそうだ。しかし、そうは言っても、55歳でも元気が出るものなのか、一抹の不安を感じる人のほうが多いかもしれない。やはり、学者の机上の理論なのか。どうしようかと思い悩んでいる時に気付いた。“人生2度結婚説”と“人生二毛作論”とをカップリングさせればよい。55歳で職業を再出発させる時の原動力を、有村架純に求めればよいのではないか。きっと元気が出るに違いない。いや、必ず元気になる。複雑な世の中の問題を解決する方法論は、“カップリング(連動)”と“デカップリング(分離)”だと言われている。社会の活性を削ぎそうな高齢化という現象と経済成長は一見、両立しそうにない。温暖化ガスを押さえ込もうとする活動と経済の活性化もそうかもしれない。これらを如何にデカップリングさせるかが問題である。しかし、解はカップリングの中にある場合が多い。高齢者も活き活きと社会参加できれば、それそのものが経済活動を活性化させる。温暖化対策の新しい技術の社会実装も同じである。面倒臭い理論はどうでもよい。纏めると、こんな人生サイクルになる。

20170510 07
内気な25歳の斉藤君は、黒木瞳と結婚する。斉藤君に文句は無い。黒木瞳は、30年の歳月を掛けて、斉藤君を一人前の男に育て上げる。軈て高齢になった彼女は、立派になった斉藤君に看取られつつ、息を引き取る。55歳になった斉藤君は、第一の職業を終えて第二の職に就く。その時のパワーの源泉は、25歳の有村架純との結婚である。凄いエネルギーを得た斉藤君は、更に30年働き続け、同時に若い有村架純を立派な人間に育て上げる。そして時は流れ、軈て55歳になった有村架純は、斉藤君を看取った後に30歳年下である25歳の別の男と再婚し、彼を一人前の男に育て上げる――。見事なカップリング構想ではないか。今世紀の諸問題を一気に解決する手法は、これしかないように見えてきた。説得力の高さは、今の政府の成長戦略の比ではない。では、どうやって始めるか? それが問題だ。何らかのきっかけが必要であろう。いきなり全国展開は無理。そこで、特区構想の活用を考える。“人生2度結婚・二毛作特区”だ。初めに、ある地域を指定する。こういう思い切った構想は官邸主導でやってもらったほうがよいので、例えば首相官邸から半径10㎞以内に住んでいるか勤めている人を対象とすることも一策だ。勿論、地方でもよい。ここでは、30歳年の差婚を推奨する為の優遇策を設ける。大幅な減税や2度結婚手当を創設する。30歳の年の差になることを条件に重婚を認めてもよい(流石にこれは本当の暴論か?)。志のある草食系男子と肉食系女子が集まってくるであろう。この地域が活性化することは約束されたようなものである。これを契機に、“人生2度結婚・二毛作”文化を全国に広げれば、日本全体が活き活き社会になるであろう。カジノ特区より、こちらのほうが遥かに健全な未来を約束するであろう。尚、「この説には致命的な欠陥がある」との指摘があった。お気付きのように、これからの高齢者、85歳では亡くならないのである。特に女性はそうである。そうなると、サイクルが回らない。困った。この説も最早これまでか…と思われた時に、思わぬ方から解決のヒントが与えられた。そう、“生前退位”である。85歳を過ぎた方は、妻の座・夫の座をきちんと最期まで扶養するということを条件に、生前退位して頂く。そうすることで、このサイクルを回し続けることができる。これで安心。さぁ皆、人生を2度楽しもう! (エッセイスト 神室杢蔵)


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