【崩壊する物流業界】(11) “58分配達”で殴り込み…『ドンキホーテ』の勝算

20170515 09
「Amazonには負けない」――。そんな対抗意識を剥き出しにした時間設定だ。ディスカウントストア大手の『ドンキホーテ』は、注文された商品を顧客の最寄店舗から最短58分以内に配達する『majica Premium Now』を2月22日から開始した。MEGAドンキホーテ大森山王店(東京都大田区・左画像)から半径約3㎞以内の同社電子マネーの会員が対象で、食品・飲料・日用品等約2500アイテムを届ける。最低購入金額は税抜き2000円。58分配達(※10時~21時が注文の受付時間)と2時間毎配達(※指定した2時間の枠内で配達。対象エリアは5㎞まで)から選択できるのも『Amazon.com』の『プライムナウ』と似ており、配達料は58分配達が税込み750円、2時間毎配達は無料だ。対象店舗・商品・配送エリアは順次拡大していく。58分配達の仕組みはこうだ。スマートフォンの専用アプリから注文を受けると、最寄り店舗のスタッフが店内在庫から商品を選別し、梱包。車・バイク・電動自転車で購入者へ届ける。店舗での業務量が増える為、新規雇用で対応する。人件費は嵩むが、新たな成長に向けた投資と割り切るという。サービス導入の狙いは2つある。1つは会員サービスの拡充、もう1つはAmazon等即時配送サービスを導入している競合他社の顧客を取り込むことだ。「消費者主導の徹底的なコストパフォーマンスが求められる時代、消費者を取り巻く環境には大革命が訪れる」。ドンキホーテホールディングスの大原孝治社長は、2月上旬に開いた中間決算発表の場で、将来への危機感を露わにした。実店舗だけでなく、拡大するインターネット注文のニーズにも応える体制を整え、顧客を囲い込む方針だ。ディスカウントストアとしての価格競争力に自信を持つドンキ。対象エリアが広がれば、インターネット通販の台風の目になるかもしれない。 (取材・文/本誌 菊地悠人)


キャプチャ  2017年3月4日号掲載
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