【貧困女子のリアル】(15) イケメンが縛られ射精させられる妄想漫画が人生の糧…同人誌の買い過ぎで極貧になった彼氏いない歴18年の38歳腐女子

20170516 07
佐藤美由紀さん(仮名・38)は、高校卒業後に青森から上京。1年ほど携帯電話の販売店に勤めていたが、以後はずっとキャバクラで働いてきた。それなりに容姿は整っているが、「遊び人が多い都心は怖い」という理由で、六本木や新宿等の盛り場のキャバには勤めず、JR中央線や私鉄沿線の所謂“地元キャバ”を転々としてきた。しかし、30代に入るとガクンと需要が減り、収入も激減。熟女キャバに派遣で入るようになったが、愈々年齢を誤魔化し切れなくなってきた。かといってスナックは時給が安過ぎる上、「枕営業も多い」と聞いて敬遠し、遂に夜の世界からの引退を決意。2015年から時給700円の電子部品のピックアップのアルバイトを始めた。これまでにも昼間のアルバイトの経験はあるが、パソコンスキルが無いので事務職はできないし、販売はやりたくなかった。部品のピックアップはマイペースでできるので、気に入っているそうだ。実は美由紀さん、キャバクラでは客に言い寄られてはいたものの、彼氏いない歴18年。これまで友人にも打ち明けていないが、実は年期の入った腐女子なのだ。「最初はジャニーズのカップリングにハマって、V6の岡田准一君、次はKAT-TUNの亀梨和也君、次は2次元でワンピースのルフィ、銀魂の坂田銀時を経て、最近は3次元に戻って、フィギュアスケートの羽生結弦君をネタにしています」。

美由紀さんは嬉々としてキャラクターのカップリングの妙を語るが、一向にイメージが湧かない。同人誌を何冊か見せてもらったが、メインキャラクターが椅子に縛られて強制的に射精させられるといった内容ばかり。「別に同人誌を読んでオナニーするって訳じゃなくて、ベッドでもやもやーっとしているのが好きなんです」。今も昔もコミケや同人誌イべントに足繁く通い、数万円単位で買い込む為に同人誌貧乏で、キャバ嬢時代から生活にはゆとりが無い。今ではキャバ嬢時代より大幅に収入が減った為、溜まった同人誌を売りに行ったが、「煙草の臭いがする」と買い取り額を大幅に叩かれた。更に、家賃の支払いは遅れ気味で、滞納した健康保険の督促等家計がマイナス状態なのに、今年は謎の全身蕁麻疹・膀胱炎・虫歯が3ヵ所と身体の不調が重なり、遂にはぎっくり腰でアルバイトを休む羽目になった。食事は朝晩2回。嘗てはアルバイト前に立ち寄っていた牛丼店も、カウンター席で隣になった客から何故か「座るんじゃねぇ!」と凄まれて以来、通うのを止めた。晩ご飯は毎日、カツオ節をかけたうどんか卵かけご飯。給料日にはご褒美として、コーンビーフをパンに塗って食べる。好き嫌いが多いというが、体調不良は栄養不足にあるようだ。2ヵ月に一度ほど、キャバ嬢時代の客が焼き肉を奢ってくれるのが唯一の贅沢だという。夏のコミケではぎっくり腰で痛む腰を庇いながら早朝から並んだが、年々「体力が持たない」と感じている。「腐女子を止めれば婚活もできる」と考えているようだが、中々止められそうにないという。「いざとなれば実家に帰ることもできるけど、地元の青森では仕事も無いし、しかも本屋すら無いようなド田舎。同人誌を買えなくなるのは辛過ぎます」。40歳を前にして今後の人生を考え始めたという美由紀さん。しかし、貧乏生活を続けてでも、イケメンが縛られ射精させられる妄想の漫画は手放せないらしい。美由紀さんの現実逃避は、いつまで続くのだろうか――。 (取材・文/フリーライター 高梨龍一)


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