霊園ビジネス最大のタブー、遺体掘り起こし裏アルバイトの実態

20170525 06
ここ数年、本誌編集部によく寄せられる読者からの質問に、「遺体掘り起こしのアルバイトは、どこで募集されているでしょうか?」というものがある。一言で言えば、土葬の墓を新たな墓に移し替える際、“ホトケ様”を掘り出す仕事のことである。一説には何と5万円ほども日当が出るというこのアルバイト。しかし、そんな求人広告は見たことがない。一体、どこで募集されているのだろうか? 先ず、大手霊園・Nの広報部に社名と取材趣旨を丁寧に伝えた上で聞いたところ、「一体、そんな話をどこから聞いたんですか? そんな仕事があるとは聞いたこともありません。ウチに電話してくるなんて、勘違いされているんじゃないんですか?」。のっけから剣もほろろな対応であった。相当タブー視されているらしい。そこで筆者は、東京都台東区の某寺院に直接足を運び、訊ねてみた。住職によると、「それは石屋さんでしょうね」とのこと。早速、埼玉県の石材店をあたってみた。50絡みの店主は、「確かに、そういうアルバイトはありますよ」と話してくれた。

「改葬の際の私らの仕事は、墓石をクレーンで移設先の墓地に運んで固定すること。土葬の墓で遺骨が残っているような場合は、人に頼みます。勿論、求人誌には“軽労働・日当幾ら・委細は面談”という程度しか書きません。若し人手が必要なら、後は彼らの伝手で自然に集まってくる」。しかし、埋葬の仕方によっては、何十年経っても遺体が白骨化しない場合もあると言われ、相当凄惨な光景を目にしてしまうケースも少なくないようで、作業する人間は精神的な強さが必要とされるようだ。日当も、聞くところによると、最近は2万円程度という話もあり、ダンピングが進行しているとか。「美味しい話はそうそう転がっていない」と言えるだろう。東京都内で解体業を営むA氏(45)は、これまで現場で幾度も遺体を見付けたという。「2年前に始まった自治体主導の古民家の撤去現場ではしょっちゅうだね」とA氏は話す。「ある時、畜産農家の解体に行ったら、大量の牛の死体の中に人間の白骨死体が混じっていた。吐きそうになったよ」。更にA氏は、こうも話す。「俺らの業界、不良上がりが多いだろ? 管理会社や家主の依頼でも兎に角、現場に突っ込んでブッ壊すって感じだから。後から死体が出てきちゃうことも多い」。序でながら、A氏が“昔聞いた同業者の話”として話したことも記しておこう。「骨が出てきたけど、現場が詰まっていたんで、警察とかが来て面倒臭いことになる前に、資材と一緒に山に運んで埋めちゃったってさ」。 (取材・文/フリーライター やまだおうむ)


キャプチャ  2017年5月号掲載
スポンサーサイト

テーマ : 社会ニュース
ジャンル : ニュース

轮廓

George Clooney

Author:George Clooney

最新文章
档案
分类
计数器
排名

FC2Blog Ranking

广告
搜索
RSS链接
链接
QR码
QR