不法滞在者も治療を受けられる“魔法のカード”…不法滞在外国人を相手にする健康保険証レンタル屋の実態

20170609 05
ブラジル出身のイリヤさん(仮名・29)は、10年前に来日。群馬県のクラブでショーダンサー&ホステスとして働き、常連客だった日本人の夫と6年前に結婚。自営業を営む夫の手伝いをしながら、3人の子供を育てている。「日本で子供を育てるのは、スゴク、お金がかかりマス。パパ(夫)の仕事が儲からないノデ、仕事をしたいケド、子供の世話があるのでムリ。内職ハ、時間がかかるのにゼンゼンお金にならない。バカバカしい」。お世辞にも流暢とは言えない日本語で話すイリヤさん。「簡単にお金を稼げる方法はないか?」と悩んだ末に、ショーダンサーとして働いていたクラブのオーナーに相談。「世話好きで顔の広いオーナーなら何とかしてくれる」と期待していたのだが、持ちかけられたのは「健康保険証を貸してほしい」という話だった。

不法滞在の外国人女性を何人も雇用しているクラブのオーナーにとって、彼女たちが医療機関にかかることは最大のネック。保険証が無いとわかれば怪しまれるのは必至。自由診療代(※保険診療の約3倍)を払って、その場は誤魔化せたとしても無理がある。日本人と結婚しているイリヤさんの保険証を借りることができれば万々歳という。「外国人は、見た目で年齢を判断するのがムズカシイ。だから、10代から30代の子までワタシの保険証を使えるみたいデス」。報酬は、1回の使用につき5000円。月に3万円程度にはなるという。「クラブの女の子が行った病院で同時期に診療できない」「誰かが入院中は病院に行けない」という不便さはあれど、「特に不都合なコトはナイ」という。「困ったトキはお互い様。お金も貰えるし、ウレシイ」。トラブルになった時も“お互い様”にならないことを祈るばかりだ。 (取材・文/フリーライター 清水芽々)


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