脱いだはいいけど着られない客へのサービス…着物デート客の救世主“ラブホ専属着付け師”

20170613 05
お正月・成人式・卒業式の時期は特に、街で女性が着物姿のカップルを多く見かける。そのままラブホテルの門を潜るカップルも珍しくない中、ついつい考えてしまうのが「脱いだ着物を自分で着られるのか?」ということ。「そういう時の為に私みたいなのがいるんですよ」と胸を張るのは、30年以上前から着付け講師として働いている東静子さん(仮名・57)。以前はカルチャーセンターの講師を務めていたという静子さんは、20年前からラブホテルで着付けのアルバイトを始め、現在では幾つかのホテルをかけ持ちしている。「きっかけは成人式の日でした。近所のラブホテルで清掃のパートをしている友人から、『成人式帰りに来たお嬢さんが、“着物が着られなくて家に帰れない”と泣いている。何とかしてあげてほしい』と電話があったんです。『それは大変!』と直ぐに駆けつけました。成人式の振袖を素人さんが1人で着るなんて絶対無理ですから」。

この時は“相場より安い”5000円で着付けを引き受けたそうだが、ホテル側は「これは商売になる」と踏んだようで、静子さんに「専属の着付け師になってほしい」と言ってきた。「成人式もそうですけど、お正月とか卒業式とかお祭りとか、和服でデートしたいお嬢さんは大勢いらっしゃるでしょうし、そんな晴れ姿を見たら彼氏さんが欲情するのも無理はありません。私がいれば安心して脱いでもらえるし、何だったら髪の毛も結い直せますよ」。何とも頼もしい存在である。最初は口コミで存在が知れ渡ったが、今ではホテルのサイトにも“着付けいたします”と掲載したことで、お客の入りは上々。お正月等忙しい時期以外は、“呼ばれればホテルに出向く”というスタイルを取っているので、時間的にはとても楽だという。「振袖なら5000円、浴衣なら3000円が私の取り分。入室前に全体の姿をポラロイドで撮って、同じように仕上げるのが大事なんです。帯の結び方や小物の使い方が違ったら怪しまれますから」と、細かい気配りも忘れない仕事ぶり。一体、これのどこが“裏仕事”なのか? 「収入を申告していないんです。つまり所得隠し、早く言えば脱税。違法なんですよ」。ラブホでの着付けによる静子さんの月収は10万円。年収に換算すれば120万円ほどになる。確かに、国には隠しておきたい“おいしい仕事”という訳だ。 (取材・文/フリーライター 清水芽々)


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