【ニッポン未解決事件ファイル】(22) 『千葉女子中学生誘拐事件』(1991)――“深夜のパトロール”と称して美少女を連れ去った中年男

大学生の男に連れ去られた中学生の女の子が、2年間の監禁生活から脱出し、救出された事件は記憶に新しい。だが、25年前に千葉市で連れ去られた少女は、未だ行方がわからないままでいる――。 (取材・文/ノンフィクションライター 八木澤高明)

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2016年3月末、埼玉県朝霞市で行方不明となっていた当時中学1年生の女子生徒が、2年に亘り監禁されていたアパートから逃げ出して保護されるという事件があった。逮捕された寺内樺風容疑者(23)は、千葉大学工学部在籍時に少女を誘拐し、そのまま監禁していたのだった。少女は常に逃げる隙を窺いながら、寺内容疑者との生活を続けていた。2年もの間、家族や友人たちと離れ、自由を奪われていたことは、とてつもない不幸ではあるが、まだ親元に帰ってこられたことが不幸中の幸いであった。というのも、25年前、千葉県で中学生の少女が誘拐され、未だに解決の糸口が見えない事件が起きているのだ。果たして、彼女は今、どこでどう暮らしているのか? 近所でも評判の美少女だった佐久間奈々さん(当時13)が、千葉市の自宅で一緒に勉強をしていた同級生3人と、4㎞離れたコンビニまで夜食を買いに行ったのは、1991年10月27日午前0時過ぎのことだった。コンビニで買い物をした帰り道、4人は身長155㎝ほどの小柄な中年男に呼び止められた。男は夜間パトロールをしている指導員と名乗り、「こんな夜中に子供たちだけで出歩いちゃダメじゃないか」と威圧した。男は奈々さん以外の同級生に帰るように言い、彼女だけを脇の細い道のほうへと連れ去った。現場は民家が点在しているが、夜になると人気が無くなる寂しい場所だった。その日の午前1時半頃には、通りがかった車の運転手が奈々さんと男の姿を目撃。その後も、「住宅地を午前4時頃、2人が歩いていた」という目撃証言も出たが、佐久間さんの足取りはそれからぷっつりと途絶えた。奈々さんを連れ去った男は、その後、どこへ消えたのか? 事件から既に25年の歳月が過ぎ、彼女は38歳になる。今も千葉県警のホームページには情報提供を求めるポスターがアップされているが、奈々さんだけが当時の姿のまま、どこか悲しげな表情でこちらを見つめている――。


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