売れるものなら転落劇も売る! “暴露系”バラエティー番組の黒い裏側

芸能人が過去の悪事を告白し、懺悔する番組が近頃流行中だ。タブーを自ら解禁し、セールスポイントに変換する者がいる一方、自分の犯した悪事を公言せずに“無かったこと”にしようと企てる者もいる。あの芸能人が昔やったこと、知っていますか? (取材・文/本誌取材班)

20170628 04
3月31日に放送された特別番組『今夜解禁!ザ・因縁』(TBSテレビ系)が、現在、テレビ業界内でちょっとした話題になっている。「嘗て結婚間近と言われながら破局した曙と相原勇(※右画像)の二十数年振りの再会が、この特番の目玉。理由も聞けずに捨てられた恨みを、散々、テレビやインタビューで話してきた相原に対し、曙は『別れは告げたつもり』とバッサリ。怪我で思うような相撲が取れず、苦しんでいた曙に結婚を迫るばかりだった相原に原因があったことがわかり、“然もありなん”な結末となりました」(テレビ雑誌記者)。だが、話題になっているのは、この結末ではなく、対峙した曙に「こんなことを何年も喋って」と責められて言い返した、この一言だ。「だって求められるから」。この『ザ・因縁』だけでなく、現在のテレビ界は暴露・告白・懺悔系番組が花盛り。“あの人は今”な嘗てのテレビの人気者が、離婚・不倫・借金・傲慢・闘病等による“転落劇”を赤裸々に告白するような番組が、人気を得ているのだ。実際、この『ザ・因縁』も、視聴率は15%を超える好成績を記録した。「現在のテレビの視聴者層のメインターゲットは、情報弱者の40~50代以上の女性。スマホで得られる最新のトレンドよりも、嘗てテレビで見ていた人気者の転落劇のほうが引きがある。“爆報!THEフライデー”・“金スマ”(共にTBSテレビ系)等のシリアス系から、“しくじり先生”(テレビ朝日系)・“有吉反省会”(日本テレビ系)等バラエティー色の強いものまで様々ですが、何れも出演者探しに躍起。一度や二度断られても、ギャラを吊り上げてでも担ぎ出しに必死。相原と曙は、各局が何年も狙っていた大ネタでした」(放送作家)。

相原と曙が『ザ・因縁』でどれだけのギャラを手に入れたのかは不明ながら、高額ギャラと共に、「テレビの最前線に一瞬でも返り咲けるのなら…」という、嘗ての人気者やその所属事務所が多いことが、こうした番組を成り立たせていることもまた事実だろう。「告白ゲストのギャラを吊り上げたといっても、今の時代、100万円を超えることはなく、タレント本人がネタなのだから、彼らに語らせる以外に企画性や趣向を凝らす必要もない。しかも、その内容についての批判は、番組やテレビ局よりもタレント本人に向けられる。様々な規制や、大手芸能プロとの関係性から、“自主規制”という名のタブーが増えテレビからダイナミズムが失われていく中、本人が自分のことを喋るぶんには規制がかけ難い為、タブーにも切り込んでいけるのも、番組的には大きなメリットと言えるでしょう」(ディレクター)。とはいえ、こうした番組も、流石にドラッグ・性犯罪・反社会勢力との親密交際、その他の法に触れる不祥事を起こした者に登板のチャンスが与えられることは殆ど無い。「2009年にシャブで逮捕された酒井法子が、2013年の“さんまのまんま”(関西テレビ・フジテレビ系)でキー局バラエティー復帰を果たしましたが、その後、キー局でのりピーを積極的に起用しようという動きはありません。昔は“大麻半年、シャブ1年”と言われ、直ぐに復帰が可能で、芸能界の甘い体質が批判もされましたが、今は不祥事タレントを起用するとインターネットやSNSが炭上し、タレント批判・番組批判、更にスポンサー批判となって拡散され、株価に大きな影響を与えてしまう。その為、番組もスポンサーも思い切った記用には腰が引けています」(キー局編成担当)。冒頭、タブー破りの暴露系番相が花盛りと言ったが、所詮、相原勇も曙もテレビに出られる程度のタブーだったということか。現代のテレビに、本当のタブーに挑む気概などないのである。


キャプチャ  2017年6月号掲載
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