【ここがヘンだよ日本の薬局】(08) M&Aによる業界再編が加速! 中小の調剤薬局は淘汰の時代へ

20170703 11
調剤薬局の再編が続いている。その理由は、多くの調剤薬局チェーンがM&Aに関心を示しており、それを実行している為だ。調剤薬局は7兆円市場と言われている。しかし、売上首位の企業でさえ、その割合は2%程度でしかない。売上の大部分は、中小の調剤薬局チェーンや個人の薬局で占められているのだ。現在、大手調剤チェーン上位10社は、10社で50%の売上高を占めることを目標としている。それを実現するには10年近くかかることから、業界再編は今後も続いていくことが予想される。小さな薬局にとって、M&Aは渡りに船の話でもある。大手調剤薬局チェーンがシェア争いを繰り広げ、ドラックストアが調剤市場に続々と参入している。

所謂“オーバーストア”の状態が加速しており、競争力の弱い調剤薬局は経営が困難な時代になりつつあるのだ。更に、かかりつけ薬局が増えれば、小さな薬局では太刀打ちできなくなる。かかりつけ薬局は、大手のように多くの薬剤師を雇わないと、継続することが困難だからだ。「薬局は処方箋が無ければ入ることができません。病院や診療所の前に店舗を出さなければ、経営することなどできないのです。しかし、今後は病院の移転や少子化による診療所の閉鎖等、調剤薬局を取り巻く環境は悪化していくことが予想されます。そうであるならば、『経営が悪化する前に大手に買収されたほうがいい』と考える経営者が増えるのも無理はありません」(東京都内の薬剤師)。例えば、大手チェーンの『クオール』は駅ナカに薬局を作り、コンビニとの併設店等異業種との連携を強めている。近未来型の薬局を作りつつ、M&Aによる業績拡大を進めている。今後、個人が経営する薬局は消えていく運命にあるのかもしれない。コンビニの拡大によって個人商店が相次いで閉店したが、同じような現象が薬局業界でも起こっているのである。 (取材・文/本誌編集部)


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