【野村貴仁が斬る!】(01) 清宮幸太郎如きがドラフト1位なんて日本のスカウトの目は節穴か!

20170707 05
「あんなのが監督やっているからダメなんですよ」――。アメリカの優勝で幕を閉じた第4回ワールドベースボールクラシック(WBC)。準決勝敗退に終わった小久保ジャパンに対して、「頑張った」という声が聞こえてくる。しかし、痛烈なダメ出しをするのは、日本のプロ野球のみならず、メジャーリーグでも活躍した我らがこ意見番・野村貴仁氏である。「小久保(裕紀)は現役時代からノーセンス。同じピッチャーに、いつも同じ球でやられていた。学習能力が無いんです。だから、何で小久保が日本の監督をやっているのか、意味不明ですわ。選考もよくわからんでしょ。オーストラリア戦でストライクが入らなくなった左のピッチャーがいたでしょ? あんなの、僕がいた頃のオリックスなら1軍にも入れないですよ」。MLB歴代1位の通算762本塁打を放ったバリー・ボンズや、通算591本塁打のアルバート・プホルスといった並みいる強打者を抑えてきた野村氏は、アメリカ野球を皮膚感覚で知る数少ない日本人でもある。その野村氏によると、「アメリカの優勝は順当であった」という。「ワールドシリーズで優勝したチームと日本シリーズで優勝したチームがやったら、日本はコテンパンにやられますよ。しかも、アメリカは未だ本気じゃないですよ。WBCが盛り上がっているのは日本だけじゃないですか。僕も、ボクシングの世界WBCかと思いましたよ。だから、世界一を決める大会じゃないですよ」。

それでも、アメリカ戦を振り返ると、菅野智之(巨人)や千賀滉大(ソフトバンク)の力投、更には「行ったか?」と思われた筒香嘉智(DeNA)の大飛球等、見せ場はあったが、「菅野ですか…あれはアメリカじゃ軟投派ですよ。向こうの高連シンカーは150㎞で曲がるんです。アメリカの一流ピッチャーが投げたら、日本の打者は先ず打てませんね。向こうのピッチャーは背が高いから、ボールに角度が付くんです。だから、遅いと思っても差し込まれてしまう。下からボールを見るから猫背になる。更に、ボールが動くので、ホームランを打つのは難しいです。筒香もセリーグの投手は打てるけど、向こうの投手は中々打てていないですよ。まだまだ松井秀喜と比べてはいけません。最後の打席もチェンジアップを捉えられなかった。打つべきは3球目のストレートでした。『大谷翔平がいたら…』って言う人もいますけど、大谷はインコースの低目しか打てないです。そこは、メジャーでは投げちゃいけないコースなんです。そこに落ちる球を投げられたら、先ず打てないでしょうね」。野村氏からすれば、大谷も筒香もまだまだこれからの選手ということだ。そして、日本野球が再び頂点を極めるには、「スモールベースポールに活路を見出すしかない」という。「下位打線には、1塁ランナーの時にポテンヒットで打球判断よく1・3塁の形を作れるバッターを入れておくべきなんです。糸井なんて打ってつけでしたね。怪我もあったから選ばれていませんが、適任でしたよ。もう少し日本に合った野球をやらないと厳しいでしょうね」。ところで、2017年のドラフト会議では、早稲田実業の清宮幸太郎が目玉として注目されている。甲子園を沸かせた“天才バッター”を、野村氏はどう評価するのだろうか? 「はっきり言いますよ。バットをくにゃくにゃ前に出す、足を上げる。あの打ち方だったら絶対ダメですよ。僕が投げたら絶対に打たせませんよ。先ず、速い球は打てません。守るところもありませんし。あのレべルでドラフト1位とは、スカウトに見る目が無いんですよ」。野村氏は厳しい眼差しを向ける。これからも野村氏から、野球界に向けての提言は続く。 (取材・構成/ノンフィクションライター 八木澤高明)


キャプチャ  第25号掲載
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