【寝言は寝て言え!】(10) 空気を読めない反安倍の人々

沖縄の6月23日は特別な日です。凄惨を極めた72年前の沖縄戦。日米合わせて約20万人が亡くなりました。その組織的な戦闘が終わった6月23日(※22日説もある)を、沖縄では“慰霊の日”としています。役所や学校も休みになり、平和祈念公園で追悼式典が行われ、正午に黙祷が捧げられます。沖縄戦で亡くなったのは沖縄県民だけでなく、他の地方出身者も非常に多いのです。僕と同郷である北海道出身者も、1万人を超える方が沖縄戦で亡くなっています。また、戦艦『大和』は海上特攻を敢行する為、沖縄に向かい、義烈空挺隊も命をかけて飛行場に強行着陸し、アメリカ軍に対する破壊活動を行いました。本当に日本を挙げての壮絶な戦いです。平和祈念公園の中にも各地方の慰霊の塔が存在しており、午前中に可能な限り回って手を合わせてきました。先人に思いを馳せ、静かに慰霊をする。6月23日はそうあるべきだと思います。しかし、そんな雰囲気をぶち壊すかのような勢力が存在します。そう、反安倍軍団です。静かに慰霊を行う日であるにも拘わらず、場違いな政治的主張を持ち込むのは如何なものでしょう? 追悼式典が始まる前には、公園の入り口のところで横断幕を掲げ、拡声器を使ってシュプレヒコールを上げます。「安倍は帰れ」だの「共謀罪止めろ」だの、慰霊の日にやることではないでしょう。慰霊の日に託けて政治的主張をする人たちは、戦争で亡くなった方を冒涜しているのではないでしょうか?

式典が始まり、正午の黙祷により、一瞬の静寂が平和祈念公園を包みます。その後、平和宣言や詩の朗読等があり、安倍総理の挨拶になる訳ですが、ここでブーイングをしたおばさんが2名、そして「戦争屋安倍は帰れ!」と意味不明のことを言うおじいさんが1名現れます。いつ安倍総理が戦争したんだ…。周囲の人は「何だコイツ」という目で見ていましたし、完全に場違いで、式をぶち壊す暴挙です。おじいさんは排除されますが、少し離れた丘の所にいた反安倍軍団の前で演説を始めます。彼らは安倍総理をアドルフ・ヒトラーに見立てたプラカードを掲げ、おじいさんにひっ付いてきたマスコミのカメラに便乗アピールを始めます。因みに、未だ式典の真っ最中です。反安倍軍団はおじいさんの話に「そうだ!」と声を挙げ、拍手したりするのですが、未だ式典の最中なんだから静かにできないものか…。式典の関係者が「静かに」と声をかけても、まるで聞く耳を持ちません。平和へのアプローチは1つではないでしょう。反安倍軍団は中国や北朝鮮には何ら言及しませんが、現実的脅威に対応していかなければいけないことにも気付いてほしいものです。アメリカ軍基地を撤去したいのであれば、自衛隊の強化等を訴えるべきでしょうが、それもしない。個人的には理解に苦しむのですが、それも1つの考えとしていいでしょう。ただ、取り敢えず慰霊の日だけは静かにしてもらいたい。8月6日・9日の広島、長崎にもこうした輩が現れますが、空気を読め!


KAZUYA YouTuber。1988年、北海道生まれ。2012年、『YouTube』に『KAZUYA Channel』を開設。著書に『日本一わかりやすい保守の本』(青林堂)・『バカの国 国民がバカだと国家もバカになる』(アイバス出版)等。近著に『日本人が知っておくべき“日本国憲法”の話』(ベストセラーズ)。


キャプチャ  2017年7月13日号掲載
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