起死回生を狙った新製品で“欠陥”…浮かぶ瀬がない『ジャパンディスプレイ』

20170714 01
『ジャパンディスプレイ(JDI)』の経営状況が悪化している。スマートフォンのディスプレイが液晶パネルから有機ELにシフトする流れの拡大や、中国市場の競争激化により、昨年度は317億円の大幅な赤字で、3期連続の赤字に陥った。今年度で挽回を目指すとしているが、見通しは暗い。背景には、“切り札”として開発していた新製品の不発がある。業界関係者は、「中国の大手スマホメーカー向けに開発していた新製品の採用を、土壇場で撤回されてしまった」と明かす。新製品の“フレキシブル液晶”は、有機ELのように折り曲げることができるのが売り。有機ELへシフトする流れを押し留める切り札と期待された。それが一転して採用見送りとなったのは、「折り曲げると不良になる欠陥があり、それを解決できなかった」と前出の関係者は証言する。JDIは「開発を継続して他社の採用を目指す」と言うが、一度ミソが付いた製品を他社に売るのは難しい。今年度は、『Apple』の有機EL搭載iPhoneの登場を控え、中国スマホメーカーからの液晶パネル需要は伸び悩む見込み。JDIの有機ELの量産化は、早くても来年度上半期で、今年度業績の下振れは避けられない。巻き返しの策を欠き、JDIの危機は深まる一方だ。


キャプチャ  2017年6月号掲載
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テーマ : 経済・社会
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