『ホンダ』のお粗末なアジア戦略…タイで需要の無い車種を投入

20170725 09
『ホンダ』の世界的な生産拠点であるタイで、現地法人が掲げた新たな戦略に、「市場を顧みないお粗末さ」と懐疑的な声が続出している。2014年から大家族の多いインドネシア向けに現地生産していたコンパクト多目的車(MPV)の『モビリオ』(※右画像)を、今年になって突如、タイでも販売することになった。ところが、タイでのMPVの普及率は5%ほどで、この数値は近年、殆ど変わっていない。つまり、需要が見込めない公算が大きいのだ。にも拘わらず、現地法人が立てた目標は、初年度だけで5000台と人気車並みに高い。タイの売れ筋は、荷物も人も載せられるピックアップトラック。いくら“多目的”を掲げる車とはいえ、MPVが人気を得る市場ではない。“大家族”向けの触れ込みも的外れ。タイの出生率は先進国並みの1.5で、日本と同じ核家族が中心だ。一方でインドネシアは2.5と、タイとは市場が異なる。ホンダは2011年の大洪水での工場冠水に始まり、提携地場財閥との対立・売り上げ不振・第2工場の操業延期と散々だ。今年3月末には、アユタヤ県の工場で1ラインの生産を休止させ、年間の生産能力を42万台から27万台へ大きく削減したばかり。起死回生を狙ったが、皮肉にも負の連鎖を加速させる恐れが大きい。


キャプチャ  2017年6月号掲載
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