広告一切無しだから書ける! カテゴリー別コスパ最強クルマ決定戦

生活必需品とはいえ、決して安い買い物ではないのが車だ。そこで今回、徹底的にコスパを研究した本誌が、自身を持ってお勧めする車を紹介。これさえ読めば、賢明なマイカー選びができること間違いなし! (選者/編集者 呉尾律波)

車を購入する際、何を基準に選べばいいのか悩む人は多いだろう。しかし、「最も重視すべきなのはコストパフォーマンスだ」と本誌は言い切る。初期コストを抑えるのは勿論、燃費の良さや、飽きずに長く乗れる性能、ドライビングの楽しさ等、費用対効果を考えるのが賢い車選びだ。今回は、カテゴリー別にコスパ最強の1台を決定した。愛車購入の際には、是非参考にしてほしい。

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①軽自動車…アルト(スズキ)

昨今、軽自動車税がアップしたにも拘わらず、相変わらず軽自動車人気はかなり高く、新車の販売台数の40%を軽自動車が占めている。嘗て、『ダイハツ』の『ミラ』や『三菱自動車』の『ミニカ』が人気だった頃は、燃費や車両価格という安さで選ぶ人が多かったが、最近は価格の魅力だけでなく、実用性・安全性・趣味性で選ぶユーザーも増えてきている。全高が1700㎜を超えるハイトワゴンや軽SUV等、様々なジャンルの車種が登場し、軽自動車の選択の幅は広がりを見せる中、実はコスパに優れているのは『スズキ』の『アルト』だ。アルトの現行モデルは8代目、登場以来30年以上という長い歴史と信頼性を持ち、「最近の軽自動車はリッターカーよりも高い!」と言われる中、圧倒的なコスパを誇る。その秘密は、37・0㎞/リッター(※JC08モード)というハイブリッドカーを含めた全市販車の中でも、トップクラスの燃費の良さにある。また、徹底して軽量化されたボディーながら、剛性もそこそこ高いので、走りは軽快だ。アルトはユーザーの懐事情に優しく、地味ながら高いパフォーマンスに満足できるモデルとなっている。

②コンパクトカー…デミオ(マツダ)
決してファミリーカーには向かないが、それを補って余りある運動性能の素晴らしさ。『マツダ』の『デミオ』は、走りを楽しみたい人の為のコンパクトカーだ。人気のXDツーリングで価格は200万を切るが、走りでは350万円クラスのスポーティーモデルに引けを取らない。そればかりか、燃費も26.4㎞/リッターとかなり魅力的だ。デミオの1500㏄の次世代ディーゼルエンジンは、2500㏄のガソリンエンジン並みの動力性能と、リッターエコカー並みの燃費性能というバラドックスを克服した万能性を誇る。更に、高性能なサスペンショ ンの接地感や、シャシーの剛性感も素晴らしく、ハンドリングの正確性が高いので運転が楽しくなり、結果的に安全へと繋がる。また、下取り価格も高く、エンジンや車体も頑丈なので、中古車も程度のいいものが多い。居住性・積載性・燃費に走りにと、優等生的だがどっちつかずな売れ筋コンパクトカーよりも、“ファントゥドライブ”に突出したデミオは、押しの強いスタイルと抜群なハッタリ、運転だけでなく所有する満足感もある。これもコストパフォーマンスの1つの要素だろう。

③SUV…ヴェゼル(ホンダ)
人気のSUVでのお勧めは、ライバルと比較して大きなアドバンテージとなる200万を切る価格、そして高い実用性を持つコンパクトSUV、『ホンダ』の『ヴェゼル』だ。しかし、人気のHYBRID Zではなく、敢えてガソリンエンジンのGグレードをチョイスしたい。価格が75万円も安いというだけでなく、燃費も大して変わらない為だ。 燃料タンクを前席の下に配置することで荷物積載スペースを広くするというホンダお得意の手法により、ボディーはコンパクトでも広い車内とラゲッジスペースを実現しているので、様々なシチュエーションで快適なドライビングが可能だ。また、SUVの中でも断トツにボディーが軽く、重心も低いので、高速道路等でも安定したクルージングができるのも特徴。人気のグレードは4WDで、先進の安全装備“ホンダセンシング”が付いているものだが、本誌オススメのGグレードでも、そこそこの悪路走破性や高い安全性を感じられるのが、ヴェゼルの大きな魅力なのだ。

④ミニバン…シエンタ(トヨタ自動車)
ミニバンを選ぶ基準は、居住性の高さや実用性能、豪華な内装やデザインの押しの強さ等だろう。更に、最近のミニバンは、パーキングアシストやモーター式のシートアレンジ等、各社とも独自のアシスト機能が充実してきている。その中でも注目したいのは、実用性と燃費性能に優れ、スタイルも洗練された『トヨタ自動車』のコンパクトミニバン『シエンタ』。ここでは敢えて、ガソリンエンジンのモデルをチョイスする。燃費こそ同車のハイブリッドモデルに分があるが、ガソリンエンジンモデルと比較すると約15万㎞走行しなければ損をする計算で、はっきり言ってフルライフレベルで考えるとエコでもなんでもない。一方のガソリンモデルも、JC08モードの燃費が20.6㎞/リッターと、ミニバンの中ではかなり優秀なのだ。機能や装備も充実しており、価格も割安なのは魅力的だ。ボ ディーサイズもコンパクトながら、3列目シートも意外なほどに快適に座ることができる。その3列目をワンタッチで畳めば、大きな荷物の積載スペースとなるのも便利。ドライビングポジションも自然で運転し易く、室内スペースも広いので、長距離ドライプも快適に行える。

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⑤ステーションワゴン…ウイングロード(日産自動車)
SUVやコンパクトカーの人気が上がる中、嘗て降盛を誇ったステーションワゴンは、車種がかなり減少していきている。しかし、コスパを考えるならここが狙い目かもしれない。値引き率が高く、モデルチェンジも少ないので、下取り価格の下落率も低く、“乗り潰し型”のオーナーにとってもお勧めのジャンルと言えるだろう。そこで本誌では、敢えて『日産自動車』の『ウイングロード』をお勧めしたい。デビューから11年が経過し、そろそろモデルチェンジの噂もあることにより、値引き率がかなり高くなっているようだ。基本設計が古いとはいっても、まだまだライバル車を凌駕する室内の広さと、多彩なシートアレンジは魅力的だ。価格も178万円から最高でも202万円と、汚れを気にせずにレジャーや趣味の道具として遊び倒すにはもってこいのクルマだ。

⑥セダンクラス…カローラアクシオ(トヨタ自動車)
最早、国民的セダンとなったハイブリッド車『プリウス』(トヨタ自動車)の影に隠れてしまってはいるものの、低価格・低燃費で更に運転がし易い『カローラアクシオ』のコストパフォーマンスは最強と言ってもいいだろう。そのスピリットは、初代モデルの発売から50年もの歴史を経て受け継がれてきたもの。“セダンの定番モデル”の地位こそプリウスに譲りはしたものの、未だに高い人気を誇っている。シャープなマスクを除けば、ボディーは昔ながらの水平ライン基調のオーソドックスなデザインで、サイズもコンパクト。流行に逆行してフロントガラスも立ち気味で、視界が良く、開放感があり、運転し易い。また、価格も147万円からと、セダンの中でも抜群にリーズナブルで低燃費だ。更に、コンパクトカー並みに小回りも利き、高速道路から街中まで走るフィールドを選ばない。エンジンは、最近の流行に倣ってハイブリッドとノーマルエンジンのタイプがラインナップされており、ハイブリッドモデルもかなり割安となっているが、残念ながら技術と今後の展開で行き詰まってしまったトヨタのHV方式は、既に限界が見えている。ここは、ランニングコストの経年劣化が緩やかで、それでも十分に燃費が良いガソリンエンジンを選びたい。アクシオは運転にストレスや不満を感じることはないが、走りを楽しむタイプのモデルではない。しかし、5ナンバーサイズながらそれを感じさせない室内の広さと、柔らかいサスペンション等の味付けで、ファミリー層にはうってつけの車だ。

⑦スポーツカー…86(トヨタ自動車)
『GT-R』(日産自動車)から『S660』(ホンダ)まで、様々な個性の強いモデルが自己主張しまくるスポーツカー。その中でコスパ的にお勧めしたいのは、高い走行性能と、普段使いでも不満を感じさせない実用性を併せ持つトヨタの『86』と『スバル』の『BRZ』だ。両車はトヨタとスバルが共同開発したFRスポーツカーで、搭載されているメカニズムや価格は殆ど同一だ。水平対向エンジンをフロントミッドシップに搭載することによって得られた低重心と、理想的な前後輪の重量配分の実現により、抜群のコントロール性能を発揮。フロントへビーになりがちなFR車の欠点を克服し、曲がり易く安定した走行を実現している。走りを目的とするスポーツカーは、実用的な性能に無頓着なモデルも多い中、両車はトランクも広く、後席はやや狭いものの、メインカーとして乗ることも十分可能だ。また、燃費性能の良いミッション車が設定されており、コスパを意識しつつ、走りの楽しさを味わえる。価格も262万円と、スポーツカーにしては破格だ。

⑧外車…ルーテシア(ルノー)
以前は「外車は高い」というイメージだったが、最近では手頃な価格のモデルが増えており、コンパクトカークラスに至っては国産車よりも安いものもちらほら。『ベンツ』・『BMW』・『アウディ』等、敷居が高かった海外メーカーも、価格を抑えたモデル展開により、販売台数を伸ばしている。そんな外国車カテゴリーでお勧めしたいのは、『ルノー』の『ルーテシア』だ。1200㏄は199万円からラインナップされており、ハッタリの効くマッシブなデザインと、高い走行性能が魅力のコンパクトハッチバックだ。昨今、新世代EUネットワークパラダイムにより、フランス車の信頼性は飛躍的に向上しており、頑丈なエンジンとボディーのマッチングは見事。更に、ルーテシアは足回りの性能が高く、オートマ車のシフトチェンジのタイムラグを解消する独特なトランスミッションシステム“EDC(エフィシェントデュアルクラッチ)”の採用によって、抜群の走行性能を誇っている。また、国産車と比べても低価格で、個性的なデザイン性にも優れているし、『フォルクスワーゲン(VW)』や『BMWミニ』等に比べても“車好きが支持する車”なので、所謂“かぶり”も少ない。

■コスパ重視ならHVやEVは選ぶな!
最後に少し鉄道の話をしておこう。蒸気機関車は復活するが、電車や電気機関車は復活しない。バッテリーや消耗する電気機器は再生産できないので、新しいバッテリーを積むと回路そのものを変えなければならず、莫大なコストがかかるからだ。クルマも同じ。ハイブリットやEVは、コスパの面からは買う意味がないのだ。何れ過去の汚点となるであろうHV車を、次世代車として持て囃す風潮には疑問しか感じない。そのうち中古でも売れなくなり、性能と価値が下落したHV車を抱えて困るユーザーが大量発生することは目に見えているのだ。


キャプチャ  第22号掲載

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