盗撮でボロ儲け、“闇写”はこうして撮影される――凄腕カメラマンが明かした驚愕の手口

ライブ会場でダフ屋よりも儲けているのが、“闇写”の販売業者である。今終わったばかりのコンサートの写真が、もう会場近くで販売されていることもザラだ。闇写の中には、1枚50万円以上で取引されるものもある。アイドルがいる限り需要が尽きない闇写販売の巧妙で悪質な手口に迫る。 (取材・文/フリーライター 白金狐子)

20170803 04
『ジャニーズ事務所』所属タレントの写真やグッズを売る公式店舗『ジャニーズショップ』。今のところ、全国にあるジャニーズショップは、原宿・心斎橋・名古屋・福岡の4店舗のみで、これ以外で公式グッズを入手する為には、コンサートやイベント会場のグッズ売り場に行かなければならない。一方で、事務所の許可なくジャニタレの生写真やグループ名を使ったグッズを販売している非公式店舗(※オンライン店舗含む)は、全国及び海外に300以上あると言われいる。非公式店舗で売り上げの9割を占めるのが、“闇写”や“闇ショ”等と呼ばれる生写真だ。コンサートや舞台の写真をメインに、制作発表会見の模様や屋外でのドラマ撮影現場で撮影されたもの等、多岐に亘る。撮影と言っても勿論、非公式のもの。公式写真には裏に“Johnny&Associates”の文字が印刷されているが、非公式写真にはこれが無い為、写真の裏を見れば見分けがつく。だが、写真そのもののクオリティーは公式と遜色ないどころか、闇写のほうが上回っている場合もある。ジャニヲタすらもしたり顔で、「関係者から流出している」「ファンが隠し撮りしている」等と断言しているのだが…。それを鼻で笑うのが、今回インタビューをした凄腕女性カメラマンのA氏(35)だ。この道5年の闇写を撮影している張本人であり、闇写事務所の稼ぎ頭だ。「世に出回っている闇写は、あらゆる方法で我々“プロ”が盗撮したものです。業界関係者が横流しをすれば、バレた時に干されるどころか、業界にいられなくなりますよね。況してや、『機材も腕も無い素人が撮影している』と吹聴されるなんて屈辱的ですよ」。どうやら、プロとしての自尊心が相当お高いようだ。何と、このインタビューに応じたのも、「闇写を買う癖に根も葉もないことを語るジャニヲタが目に余るから」だそうで…。

ジャニーズショップの店舗は狭い為、平日は整理券を求める主婦層、土日祝ともなれば全国から中高生のジャニヲタが駆け付け、5時間以上並ぶ上に入場制限されることもザラ。そこで彼女たちが時間を潰すのが、皮肉にも非公式店舗なのだ。実際、ジャニーズショップの近くには、生写真をメインに販売する非公式店舗が複数ある。1枚150~200円の写真が飛ぶように売れ、歩合制であるA氏の稼ぎは、多いときで月600万円にも達したというから驚きだ。因みに、お婆ちゃんが店番をしているような地方の駄菓子屋や、サンリオグッズが溢れるファンシーショップ等でジャニタレの生写真を見る機会も多いが、それらも全て盗撮された闇写である。そして、そんな闇写を使ってグッズが作成されていくのだから、この問題は実に根が深い。では、実際にどのように撮影されているのだろうか? そして何故、バレないのか? 「撮影は必ず、カメラマン1名+アシスタント1名の2名1組で行います。アシスタントは、周りの見張りや手元を隠す為に必須です。使用するカメラは改造した一眼レフで、それに望遠レンズをセットして撮影します。見た目には応援グッズの一部に見えるのですが、どうしても手元が不審な動きになるので、アンスタントに団扇等で覆い隠してもらい、撮影していきます。但し、見た目は騙せても撮影時のシャッター音だけはどうにもならないので、静かな記者会見や舞台では、客が柏手した瞬間に連写して枚数を稼いでいます」。なお、第一関門は入場時の手荷物チェックだが、中が二重になっているバッグを使い、一度もバレたことがないそうだ。因みに、生写真の売れ行きが断トツに良いのが『嵐』で、次いで『関ジャニ∞』・『Hey!Say!JUMP』・『Kis-My-Ft2』の順という。各グループのコンサートには毎回2~3組の業者が潜伏していて、嫌でもお互いの顔を把握してしまうのだとか。「会場毎に撮影し易い位置が決まっているので、自ずと業者が隣同士になることが多いんです。素人目にはわかりませんが、プロ同士なので、手荷物や動きから察知して『同業だなぁ…』と。席は、アリーナや1階席では目立つので絶対にNG。ベストは2階席で、望遠レンズを使用すれば3階席でも撮影できますよ」。とはいえ、チケットを取る際に席指定できないのでは? そんなこちらの疑問を見透かすように、A氏は語る。「チケット交換サイトを利用して、“良席”と交換してもらうのです。良席がゲットできなければ仕事になりませんので」。では、世に蔓延る非公式店舗が潰れないのは何故か? それは勿論、ジャニーズ事務所と持ちつ持たれつの関係だからだ。だが、「利益上の問題だけではない」とA氏は強調する。「公式カメラマンがベストポジションでフラッシュをガンガンに炊いて撮影している中、我々は過酷な環境下で公式と変わらない写真を撮影し続けています。ジャニヲタがハマる写真が最優先ですが、それよりも大事なのが、被写体のデメリットになる写真を表に出さないこと。例えば、目を瞑っている写真や、不細工に写ってしまったおブス写真です。そんなレア写真を喜ぶマニアもいますが、それは我々の美学に反するのです」。つまり、「事務所側は闇写カメラマンたちの腕を信用し、心意気を尊重しているのだ」とA氏は熱弁する。その辺りの真相は事務所も回答していないが、摘発されない理由としては妥当な気もする。ディーブ過ぎる芸能界の、更にディーブな闇写の世界。なお、「素人が縄張りを荒らすことはご法度」とのことなので、「そんなに儲かるなら…」と思っても、闇写の撮影は“プロ”に任せて、手を出すのは控えたほうが賢明なようだ。


キャプチャ  第5号掲載
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