【寝言は寝て言え!】(17) 「なぜあなた達は日本を恨まないのか」

日本が戦争に敗れた8月15日、僕は台湾にいました。台湾といえば、下関条約から敗戦まで日本が統治していた場所です。東日本大震災の際には、200億円もの義援金を送って頂く等、とても親日的な国だというのは、ご存知の通りでしょう。今回は、戦後の台湾の歴史を語る上でも重要な『二・二八事件記念館』にも行って、話を伺ってきました。日本が去った後の台湾にやって来て支配したのは、蒋介石率いる中国国民党(※外省人)です。台湾の人々は、日本人に比べて外省人のあまりのみすぼらしさに驚いたと言います。二・二八事件とは、外省人と本省人(※第2次世界大戦前より台湾に居住する台湾人)との衝突事件で、その後の台湾に大きな禍根を残しました。1947年2月27日、闇タバコを売っていた女性を取締官が暴行し、近くにいた民衆が抗議します。すると取締官が発砲し、1人が死亡。翌28日に大規模な抗議デモに発展し、全国に広がっていきました。国民党は武力による弾圧を行い、万単位の犠牲者が出たと推計されています。展示物と共に説明をしてくれたガイドさんは、日本統治時代を知る世代で、ボランティアでガイドをしているそうです。彼は、こんな話をしていました。韓国の人が来て、「何故、貴方たちは日本を恨まないのか?」と聞かれるそうです。しかし、台湾人のガイドさんからすると、「恨む理由が無い」とのことです。インフラを整備し、教育を行い、現代台湾の基礎を作りました。

そうした面を評価してくれていますし、台湾が過去の日本に対して良い感情を持ってくれているのは、国民党の影響もあるように思います。日本が去った後にやって来た国民党があまりにも酷かったので、「何だ、日本のほうがいいじゃないか」という比較です。日本統治といえば台湾だけでなく、朝鮮半島も同様です。台湾も朝鮮も、日本統治時代に大きな発展を遂げたのです。勿論、彼らの尊厳が傷付けられたといえばその通りでしょう。しかし、歴史には功罪があり、それを客観的に見る必要もあるのではないでしょうか? 日本は搾取の対象の植民地としてではなく、あくまで内地の延長として台湾や朝鮮を統治しました。だからこそ、台湾の人々は日本を恨むことなく、功罪を見極めた上で客観的に評価をしているのだろうと思います。今回、日本語世代の方数人から話を聞きましたが、「日本人より日本人らしい」と思わされたほどです。更に、「最近の日本語の用法はおかしいのではないか?」と台湾人に注意される始末です(ごめんなさい)。どなたも日本に対する愛情に溢れていました。私たち現代の日本人は、先人に感謝しなければいけませんね。一方の韓国は、日本に対する恨み辛みが先行し、請求権協定等で解決済みの問題にまで、いつまでも謝罪だ賠償だとおかわりを要求しています。「日本時代は良かった」と言った老人が殴り殺されるという事件も韓国では起きています。中華思想に毒された朝鮮と、そうではない台湾。あまりのギャップに驚かされます。


KAZUYA YouTuber。1988年、北海道生まれ。2012年、『YouTube』に『KAZUYA Channel』を開設。著書に『日本一わかりやすい保守の本』(青林堂)・『バカの国 国民がバカだと国家もバカになる』(アイバス出版)等。近著に『日本人が知っておくべき“日本国憲法”の話』(ベストセラーズ)。


キャプチャ  2017年9月7日号掲載
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テーマ : 台湾
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