【熱狂!アニメビジネス最前線】(19) 「2.5次元は原作の物真似じゃない」――小越勇輝氏(俳優)インタビュー

“おごたん”の愛称で親しまれる小越勇輝氏(22)は、子役時代から約20年の俳優歴を持つ。2011年には、2.5次元ブームの火付け役となったミュージカル『テニスの王子様 2ndシーズン』の主役・越前リョーマに抜擢され、4年間で通算500回以上舞台に立った。今や2.5次元には欠かせない俳優である小越氏は今回、舞台版『ドラえもん のび太とアニマル惑星』でのび太役を演じる。 (聞き手/フリーライター 竹内一晴)

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――のび太に決まった時の感想は?
「驚きました。『あののび太を僕がやるのか』と。ドラえもんといえば、海外でも知られている国民的アニメ。僕にとっても、好きか嫌いかを超えて自分の中に根付いているアニメです。その舞台版に出演できる喜びは大きかった。これほど有名な作品だと、『僕が演技するのび太を受け入れてもらえるのか?』という不安は感じます。絵を見るだけで誰もが、その声まで脳内で再生されるようなキャラクターですから。でも、そこは生身の自分にしかできない良さを出したい。難しいのはバランス。子供らしさを心掛けて演技すると、子供っぽくなり過ぎて、鴻上尚史さんに『それじゃあ小学3年生だよ』(※作品中の年齢設定は5年生)と言われたこともあります」

――外見をアニメそっくりに再現するだけでは、のび太ではない?
「長かった髪を切り、眼鏡をかけたら、確かに“のび太スイッチ”が入りました。でも、2.5次元で演じることは、キャラクターそっくりを目指すこととは違うのです。原作の世界は崩さないけれど、どう役作りをするかも問われます。原作には全ての動きが描かれている訳ではないので、自分がのび太だったらどう動いて、どんな感情になるか…。そういうことを1つひとつ考えていきます。2.5次元というのは、決して原作の真似ではないのです」

――『テニスの王子様』での経験が生きている?
「生きています。テニスの王子様は僕にとって初めての舞台で、そこで長期に亘って土台を作らせてもらえた意味は大きい。最初は得意ではなかった歌やダンスもできるようになって、それが今回ののび太役にも繋がっています。僕は、俳優としての経歴は決して短くありません。『この経歴に能力が釣り合うように』ということは、いつも心掛けています。もう既に、僕より若い後輩も出てきていることにも危機感があります。一歩一歩踏み締めて、前に進むしかありません」


キャプチャ  2017年4月1日号掲載
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