“ランドセル祈祷”好企画に学ぶ…岩手県興性寺の新たな行事創出

20160731 15
『ランドセル祈祷会』が、新入学を迎える親子に喜ばれている。岩手県奥州市の真言宗智山派興性寺(司東和光住職)が昨年から始めたものだ。本堂内陣で参詣者の願いが書かれた護摩木を焚き、真新しいランドセルを翳してお清めすると共に、子供たちの交通安全・学業成就・健やかな健康を祈る。特筆できるのは、御守り付きで3000円の祈祷料は、東日本大震災の被災地へランドセルを贈る為に使われることだ。この行事を発案したのは、同寺の司東隆光副住職(33)だ。興性寺に生まれて、12歳で得度し、大学卒業後は東京で会社員生活を送った。30歳で智山専修学院に入り、1年間の修業後、興性寺に戻って感じたのは“若い世代との接点の少なさ”だった。そこで考えたのが、子供たちのランドセルを祈祷する催しだ。「お子さんの無事成長を願う護摩供なら、普段はお寺に足を運ばない若い親御さんとのご縁もできるのではないかと考えました」(司東隆光副住職)。今年3月の祈祷会には、11人の子供たちとその家族が参列し、実に9家族が同寺を初めて訪れたというから、まさにお寺との新たな縁となった訳だ。子供たちにも「ランドセルが燃やされるかとビックリしたけど、とっても楽しかった!」と、強烈な印象を残したようだ。「この体験が子供たちの心に残って、自分が親になった時に思い出してもらう。そうなれば何よりです」と前出の司東隆光副住職が語る。新入生のランドセルに着目した副住職の小さなアイデアが、お寺にしかできない行事を創出し、新たな仏縁を結んだ。他寺にも参考になるだろう。


キャプチャ  2016年6月号掲載
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