ロシアがベトナムに更に接近…最新兵器を次々と売却
ロシアがベトナムに先進兵器を売却し、両国の関係が更に緊密になっている。ロシアはベトナム海軍に警備艦『ゲパルト型フリゲート艦』2隻を売却し、来月初めにベトナムに到着する予定だ。この警備艦は対潜水艦攻撃能力を強化した最新式で、射程距離130㎞の対艦ミサイルも装備している。また、ロシアは通信設備や衛星測位システムを強化した戦車も、ベトナム向けに製造中だ。ベトナムが主力戦車を最新式に交換するのは数十年ぶりである。ベトナムは中国と南シナ海で領土紛争を抱え、1979年には武力衝突も起きた。ロシアによるベトナムへの最新兵器売却がこのまま進めば、中国を強く刺激することになる。
2017年10月号掲載
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