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【ドクターXは知っている】第3部(14) 鼻や耳の不調時の薬…抗生物質の場合は耐性菌に注意すべし

抗生物質とは細菌を殺す薬だが、医学的事実を無視した処方が後を絶たない。一方、アレルギー性鼻炎の場合、ステロイドを処方されることもあるが、こちらも副作用が多いので注意が必要だ。 (取材・文/フリーライター 浅羽晃)

20180927 01
鼻や耳の不調を齎す原因は多く、其々薬も全く異なる。細菌感染が原因の場合に使われるのは抗生物質だ。日本では抗生物質が大量に使われており、抗生物質の乱用によって生まれる多剤耐性菌が脅威となっている。多剤耐性菌の代表格はMRSA(※メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)だが、『世界保健機関(WHO)』の調査によると、黄色ブドウ球菌の多剤耐性率は、スウェーデンやオランダ等が3%以下、ドイツ、イギリス、フランス等が15~20%であるのに対し、日本は51%と極めて高い数値となっている。MRSAが院内感染を引き起こす等、多剤耐性菌のリスクは顕在化しており、医療現場でも抗生物質の使用を減らす動きがある。但し、抗生物質による治療の中断は禁物だ。新潟大学名誉教授の岡田正彦医師が解説する。「抗生剤の服用を途中で止めると生殺し状態となり、薬に強い菌(※耐性菌)だけが生き残ることになります。耐性菌には薬が効かない為、飲み始めた薬は最後まで飲み切るべきです」。全体として、抗生物質の使用は控えなければならない。しかし、“止め時”があるのだ。鼻の不調で多いのは、花粉やハウスダスト等を原因とするアレルギー性鼻炎だ。市販の点鼻薬で対処できるケースも多いが、医療機関で診察を受けると内服薬を処方されることもある。処方薬は効果は大きいが、副作用もある。一例を挙げると、フェキソフェナジンには肝機能障害等、レボセチリジン塩酸塩には眠気や倦怠感、ベポタスチンベシル酸塩には眠気や口の渇き等の副作用が報告されており、定期的に肝機能検査が必要になる。我慢できる程度の鼻炎なら薬に頼らないほうがいい。特に妊婦・産婦・授乳婦・小児・高齢者は服用するべきではない。


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