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【ドクターXは知っている】第3部(15) 肌荒れの薬…皮膚保湿剤の長期使用は肌の老化を進める

「肌が赤ちゃんのようにすべすべになる」「罅割れが一晩で治った」等、インターネット上で口コミが広まった皮膚保湿剤だが、処方薬だからといって過信してはいけない。逆に皮膚の状態が悪くなることもあるのだ。 (取材・文/フリーライター 浅羽晃)

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アンチエイジングクリームとして「高級化粧品よりも効果がある」との情報がインターネット上で広まり、3割負担の保険適用であれば25g入りのローションが180円で買えるということでも知られる皮膚保湿剤。皮膚科を受診して処方してもらう例も多く、社会問題となっている。『練馬光が丘病院』傷の治療センター科長の夏井睦医師は、「化粧品代わりに使うのは危険だ」と指摘する。「皮膚に黒い油性マーカーで線を引き、その上から皮膚保湿剤のヒルドイドローションを塗ります。5秒後に軽く拭き取ると、綺麗に消えてしまいます。ソフト軟膏も同様で、ヒルドイドの洗浄力を齎しているのは、添加されている合成界面活性剤です。台所洗剤の原液並みの強い洗浄力で、人体に対しては保湿ではなく、寧ろ強烈な皮膚乾燥剤として作用します」。更に、界面活性剤は皮膚常在菌を棲めなくしてしまう。「皮膚常在菌は肌を守ってくれています。肌が界面活性剤で覆われると、菌が生き続ける為に必要な皮脂が分解され、皮膚を健康な状態に保つことができなくなってしまいます」。ヘパリン類似物質を含む薬の長期使用は、肌の老化を進めてしまうのだ。また、皮膚に異常が出たら原因を探ることが大切だ。『長尾クリニック』の長尾和宏院長が言う。「皮膚の状態は内臓や全身の状態を反映しているので、全身状態や内科系疾患がないのか、チェックが必要です。亜鉛等の微量元素の欠乏が原因のこともあります。一時的には塗り薬を用いても、長期的には食事療法や運動療法で対処し、睡眠や休養等の生活習慣を見直すべきです。ステロイドの長期使用や安易な使用が散見されますが、リバウンドや感染症併発等の観点からも慎むべきです」。皮膚は全身状態のシグナルだ。肌荒れや手荒れを軽視して市販薬や化粧品に頼るのではなく、医療機関で診察を受けたほうがいい。


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