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【日本の聖域】(40) 最貧困女子――知的障害の女性たちが風俗からあぶれて“直接売春”の惨状

20181010 11
平均年収は男性の約6割、単身女性の3人に1人が貧困状態、母子世帯の平均所得が250万円に満たない――。日々深刻になる女性の貧困は社会問題になっている。『最貧困女子』(幻冬舎新書)の著者である鈴木大介氏は、「精神障害・発達障害・知的障害である女性の貧困はタブーであり、マスコミでは報道されない」と指摘している。現在、日本では凡そ400万人の精神障害・知的障害者が生活しており、その家族を含めると膨大な人数となる。一般的に貧困女性は、最終手段である“カラダを売る”という方向に向かいがちだ。障害者の貧困を追うと、どうしても売春が関わってくる。社会的な影響力がある大マスコミが、賛否両論が必ず起こる障害者の売春をタブーとして封印するのは妥当な判断と言える。現在、風俗店は貧困が原因で仕事を希望する女性が増え過ぎて、供給過剰になっている。精神障害・発達障害・知的障害の女性たちは風俗店では動けず、生活保護を受けながら自分で客を探して売春しているケースが多い。貧困の底が抜けて、性風俗がセーフティーネットでなくなっている現状がある。

先日、生活保護を受給する奈央さん(※仮名・39)を取材した。明らかな知的障害者で、「セックス大好きだから池袋で立ちんぼしているの」と無邪気に語っていた。売春の金額はホテル込みで1万円。1人相手にすると6000~7000円の利益になる。このような女性からの話を聞いていると、とても記事にはできないような話が普通に出てくる。「彼氏? いますよ。2人いる。双子のヤクザだけどね」。恋人の存在を訊ねると、奈央さんは双子の暴力団員と二股をかけて恋愛しているという。出会いは、弟のAが客として付いたことだ。「変なことになっちゃって。Aと知り合ってから3ヵ月くらい、毎日毎日セックス。完全に溺れちゃった。ある日、Aのアパートに行ったの。その時、私、我慢できなくて押し倒しちゃったの。脱がして騎乗位でした時、何か感覚違うなって。ちょっと痛いし、変だなって。そしたら、その相手は双子の兄・Bだったの。きゃはははは」。暴力団員が知的障害者の奈央さんに声をかけたのは、恐らく言いくるめてタダでセックスしたいからだろう。暴排条令の影響で貧困に陥る暴力団員が、知的障害の女性をナンパして性欲を発散していることになる。本人は至って楽しそうだが、知的障害の女性の貧困に暴力団の貧困が関わってくる。こうなると、もう掲載できるメディアは無い。 (ノンフィクションライター 中村淳彦)


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