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【新興宗教の懐事情】(09) 最新調査! 宗教と政治との関わり

20181126 08
宗教団体と政治との関わりの最新状況を、各教団アンケート等に基づいて右表に纏めた。公明党の支持母体である『創価学会』ほどの影響力・集票力を持った新宗教団体はない。『天理教』や『真如苑』のように、選挙での推薦等を行なわず、政治活動と一線を画する教団もある。そんな中で『立正佼成会』は、政治参画に比較的意欲のある団体で、2017年衆院選で183人、2016年参院選で34人の推薦を出した。宗教界の中では“アンチ創価学会”の旗手で、政治的には軍縮推進・憲法改正慎重派。野党議員が支援の主対象となっている。ただ、自公連立が始まる1999年以前は自民党とも昵懇だった。自民党推薦者がゼロでないのは、その名残である。『霊友会』も政治参加に意欲的だが、詳細な候補者名・人数については非公表だった。ただ、支持政党は自民党だと明言している。伝統宗教系は目立った存在とは言えない。『全日本仏教会』(とその加盟宗派)は、推薦者数こそ多いが、積極的に選挙応援や票集めに走り回る宗派は少ないようだ(※佐藤ゆかり氏と『日蓮宗』との関係は例外的に強い)。信者7400万人と称する『神社本庁』も同様だ。『神道政治連盟国会議員懇談会』の政治家294人を推薦するが、政治活動に意欲的な神職は僅か。特に力を入れるとされる参院選全国比例区では、改選毎に山谷えり子氏・有村治子氏を応援するが、2人の得票数はたかだか25万票・19万票程度である。


キャプチャ  2018年9月1日号掲載
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テーマ : 政治のニュース
ジャンル : ニュース

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George Clooney

Author:George Clooney

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