若者の孤独につけ込んで勢力拡大…利権塗れの新興宗教『創価学会(公明党)』の実態

池上彰の選挙特番でいつも標的にされる『創価学会(公明党)』。実際、この危険な巨大宗教団体は今や、日本を裏で牛耳り始めている。何故、彼らはここまでの力を持っているのか? その実態を検証した。

20161013 08
参院選・東京都知事選と大きな選挙が続いた中で、改めてヤバい集団と認識されたのが、自民党と連立政権を組む公明党の支持母体『創価学会』であろう。例えば、開票日に行われるテレビ各局の特番の内、毎回民放トップの視聴率を記録するテレビ東京系の池上彰の選挙特番では、今や創価学会ネタが定番化している。2013年の参院選で、池上が初当選を果たした公明党の女性議員に、「創価大学の卒業ですよね? ご本人も創価学会員なんでしょうか?」等と突っ込みを入れたのを始め、2014年の衆院選や今年の参院選でも、公明党の山口代表に創価学会との関係について質問を連発し、視聴者から“池上無双”と称賛された。池上が選挙の度に創価学会をイジるのは、それだけ創価学会への注目度が高まっているからだ。何しろ、今年の参院選で公明党が全国から集めた票数は、比例区で約750万票にも達する。創価学会では、参院選や統一地方選がある場合、“企画室”と呼ばれる裏選対を立ち上げ、学会本部から派遣された職員が陣頭指揮にあたる。そして、方面から支部・地区等の末端組織に至るまで集票ノルマを割り当て、全有権者台帳から仕分けした学会員と未入信の家族から票固めを開始。選挙が公示されれば、高齢者を期日前投票に連れ出し、学会施設の建設等で取引するゼネコンを中心に“F票(学会員の友人の票)”を纏めていく。学会組織による集票力は、それぐらい凄いのである。選挙で750万票も集めるような宗教団体は、日本には創価学会以外に存在しない。しかも、憲法が“政教分離”の原則を定めているので、形式上は創価学会と公明党は別の組織とされているが、実態は完全に“公明党=創価学会”。学会員にとって選挙活動は信仰活動の中心にあり、「選挙を一生懸命やれば功徳が貰える」等と信じ込んでいるのだ。そんな宗教団体が政府与党として、自民党と共に日本を支配している。池上彰じゃなくてもヤバいと思うのは当たり前の話だろう。

創価学会は、高度成長期の1970年代初めまでに爆発的に信者を増やし、現在の巨大組織の基盤を作った新興宗教だ。信者の中心となったのは、集団就職等で地方から都会に出てきた中卒の若い労働者である。上京した若者の多くは友人も知り合いもいなく、地域で孤立し、しかも低賃金で働かされていたので貧乏だった。創価学会は、こうした若者の孤独や不安につけ込み、「ご本尊を拝むと願いが叶う」等とインチキな“現世利益”で勧誘して、勢力を拡大した訳だ。この時、先頭に立って教団の拡大に躍起になっていたのが、現在、名誉会長を務めている池田大作である。事実上の“教祖”として、創価学会のトップに半世紀以上も君臨している人物だ。池田は、1960年に32歳の若さで3代目の会長に就任すると、1970年までの僅か10年間で、それまで公称70万世帯だった信者数を700万世帯に激増させた。その圧倒的な功績から、池田を“先生”と慕い、“永遠の師匠”とする信者は多い。特に、学会最強と言われる婦人部には、その傾向が強い。映画『ALWAYS 三丁日の夕日』(東宝・日本テレビ)に、集団就職で青森県から上京した六子という女の子が出てくるが、婦人部の中心となっているのも集団就職で上京した高齢者だ。低学歴だけに、“現世利益”等とわかり易いことを言われると、怪しげな宗教団体でも簡単に信じてしまうのだ。創価学会が現在のようなタチの悪い宗教団体になったのは、池田が会長になって以降のことだ。例えば、“折伏”と称して家に複数の学会員が訪ねて来て無理矢理勧誘したり、他宗教の施設に学会員が押しかけて信仰を否定したりするのは日常茶飯事。1960年代終わりには、政治学者の藤原弘達が書いた『創価学会を斬る』(日新報道)を始め、4~5冊の創価学会批判本の出版を組織的に妨害。池田大作が謝罪するなど、社会問題となった。更に、1990年代には池田が宗門の日蓮正宗を批判して、破門される騒動もあった。創価学会は本来、日蓮正宗の在家団体として発足し、この日蓮正宗は静岡県富士宮市の大石寺を総本山としている。当時の創価学会は、信者が大人数で大石寺に登山して宗教的高揚感を味わい、それによって組織内の一体感を高めていたのだ。しかし、池田の発言が原因で破門されると、宗門と互いにスキャンダルを暴き立てる泥仕合を展開。以降の創価学会は、ご本尊様の無い単なる“池田教”となったのである。しかも創価学会は、自分たちと対立する団体や学会を批判するジャーナリスト・政治家に対して、尾行・盗聴・訴訟等、ありとあらゆる方法を使って嫌がらせを行う。その為、創価学会はフランスでカルト教団に指定されているほどだ。1995年のオウム真理教事件の後、フランス下院の調査委員会が“法外な金銭要求”“子供を勧誘して教化する”等10項目の基準を設けて、『フランスにおけるカルト』という報告書を纏めているのだが、その報告書で創価学会は、フランスで活動するカルトと認定されたのである。

そのカルト宗教が1961年に結成したのが、公明党の前身である『公明政治連盟』だ。創価学会は、2代目会長である戸田城聖時代の1955年、初めて地方選に学会員が出馬し、1956年の参院選では無所属で3人の当選者を出している。公明党が結党されたのは1964年のことで、そして、1967年の総選挙で公明党は25議席を獲得するのだ。尤も、一時期までの公明党は“平和”を金看板として活動する普通の政党だった。平和と言っても、インテリが主張するような理論的な“平和主義”等ではない。学会員には学歴の無い貧乏人が多いだけに、その平和は「戦争は嫌だ!」という素朴な感情によるもの。平和を大切にする万年野党、それが公明党の筈だったのである。ところが、1999年の小渕内閣で“自自公連立政権”が発足すると、公明党は自民党に協力して、次々に平和とは逆方向の法案を成立させていくようになる。主な法案を挙げると、1999年の『周辺事態法』と『国旗国歌法』、2000年の『憲法調査会』設置、2001年の『テロ特措法』、2003年の『武力攻撃事態対処法』と『イラク特措法』…という具合だ。まさに、“平和の党”の看板をかなぐり捨てる驚愕の豹変ぶりと言っていいだろう。そして行き着いた先が、昨年の集団的自衛権の行使容認と安保法制の強行採決である。この公明党の変わり様に、当の学会員たちも激怒。池田が作った創価学会のシンボルである三色旗を持って、安保法制の反対デモに参加したほどだ。だとすると、何で公明党は“平和の党”というモットーを捨て、自民党に協力することを選んだのか? その理由は、“教祖”の池田を守る為である。公明党は1993年、非自民の細川連立政権で初めて与党入りし、4人の閣僚を送り出した。当時、池田は大燥ぎし、本部幹部会で「凄い時代になりましたね。デージン(大臣)も何人か出るでしょう」「あのー、皆、皆さん方の部下だから」とバカ丸出しのスピーチをしている。その後、羽田内閣の崩壊によって公明党は野党に戻るが、新生党代表幹事だった小沢一郎の口車に乗って新進党に合流。最大野党となった新進党は、次の総選挙での政権交代を睨んで自民党と激しくぶつかるのだ。この時、自民党のターゲットにされたのが、他でもない創価学会である。自民党は亀井静香・石原慎太郎・白川勝彦等を中心に、『霊友会』・『立正佼成会』・『佛所護念会教団』・『神道政治連盟』等の宗教団体に働きかけ、反創価学会の『四月会』を結成。機関紙『自由新報』で20回に亘って創価学会を糾弾し、亀井静香に至っては、国会の予算委員会で前述の池田のスピーチ音声を流して、“公明党=創価学会”の政教一致ぶりを批判。その後は、池田の証人喚問が大きな政治問題となっていったのである。若し池田が証人喚問を受け、政教一致問題を追及されたら、創価学会は宗教法人格を失って、宗教活動そのものができなくなってしまう。

20161013 09
何より当時、池田本人が「俺を守れ」と証人喚問から逃げ回っていたという。だから、公明党は自民党にすり寄って連立パートナーとなり、何があっても下野しようとしないのだ。以来、公明党は16年間に亘って自民党と連立政権を組んできた。そしてその結果、自民党と公明党の一体化がどんどん進んでいる。抑々、連立政権は通常、選挙後に過半数を取った政党が無い時に2つ以上の政党が組んでできるもの。ところが、公明党は選挙時から自民党と組み、最早、公明党は単独では小選挙区で議席を得ることができず、一方の自民党も、大半の議員が公明党の選挙協力無しには当選することができない。政党は2つに分かれてはいるが、自公はこれ以上ないくらいズブズブに結び付いた政権なのだ。それに加えて、特に2000年代後半から目立ち始めたのが、公明党の“自民党化”だ。実際、地方の自民党支持層の中には、公明党に乗り換える企業が少なくないという。創価学会は、出版から葬儀・施設運営まで多角的に事業を手がけ、その総資産は推定1兆8000億円以上。毎年1月の仕事始めには、上場企業の社長を始め、数千人の企業トップが創価学会本部に長蛇の列を作り、学会幹部に挨拶をするのである。自民党から公明党支持に乗り換えれば、創価学会の関連施設建設の仕事を紹介してもらえる上、公明党には老人介護施設の建設や公団住宅の建て替え等、公共事業の情報を持つ議員が多くいる。以前なら自民党が担っていた“口利き”の役割が、現在は公明党に移行しつつある訳だ。実際、杜撰な経営が2008年に大問題になった『新銀行東京』を巡っては、600件以上の口利き案件が発覚したが、その3分の1、実に200件以上が公明党議員による口利きだった。安保法制でも、憲法との整合性等、具体的な部分を詰めたのは公明党だ。今や、官僚が頼りにするのも公明党で、重要な案件は自民党よりも先に公明党に根回しが行われるという。“創価学会=公明党”が裏で支配するこの日本の構図は、脳梗塞で倒れたと言われる池田が、近い将来に死んだ後も変わらないだろう。この教祖様は現在、既に全く機能していないのだ。こんなインチキ宗教団体に好き放題にされるとは、本当に日本も嫌な国になったものである。


キャプチャ  2016年10月号掲載

スポンサーサイト

テーマ : 創価学会・公明党
ジャンル : 政治・経済

轮廓

George Clooney

Author:George Clooney

最新文章
档案
分类
计数器
排名

FC2Blog Ranking

广告
搜索
RSS链接
链接
QR码
QR