【Jazzyの裁判傍聴ライフ】(12) “精液ぶっかけ”は何罪になるか?

「これは法に触れるのか? 若しそうなら、どんな罪名や量刑になるの?」――そんな、ちょっと気になる事案を今回はご紹介! 選挙期間中に、街中に張り出されている候補者のポスター。これに落書きをすると、どんな罪に問われるのでしょうか? 私は何となく“器物損壊”かなと思っていました。しかし、実際は“公職選挙法違反”という、とっても堅苦しくて罪が重そうな罪名! とある候補者ポスターの顔部分に髭や皺等の落書きをした男の裁判では、求刑通り罰金は15万円プラス5年間の公民権停止が言い渡されました。中々厳しいですよね! 続いて、購入した商品やサービスに問題があったり、満足しなかった時にクレームをつけることってありますよね。その苦情の言い方によっては罪に問われ、裁判になってしまうことがあります。デパートの対応に立腹した男は、店舗のサービスカウンターで10分間大声で騒ぎ立てて逮捕。その罪名は“威力業務妨害”でした。1審では2年の実刑判決が下されました! この量刑に納得がいかなかった男は、クレームではなく普通に上告。控訴審で弁護人から、今後同じことをしないようにどう努力するのか聞かれた男は、「私の関西弁がきつく聞こえてしまうんです~。もう関西弁止めますわ~!」とコテコテの関西弁で答え、控訴はバッサリ棄却されました。

お次は、逮捕するのが難しいので、あまり裁判で目にすることはありませんが、電車等で欲情→フィニッシュし、女性の衣類に精液をぶっかけるという本当に迷惑な事案です!(怒) こちらの罪名は“器物損壊”。私が傍聴した2件の内の1件は、初犯で執行猶予付きの有罪判決。もう1件は他にも色々やっていて、全て有罪でガッツリ実刑でした。男性の皆さん! かけちゃ駄目です! 強盗と聞くと、凄く恐ろしい凶悪事件だと思いますよね? しかし、中には意外な事案も。脅迫等の手段で他人の財物を強取するのが強盗です。通行中の女性が穿いている下着を無理矢理脱がせて奪う生パンツ泥棒は“強盗”に当たり、それによって被害者が怪我をした場合は“強盗致傷”になって、更に罪が重くなります。強姦した上に、被害者の靴下を奪ったことで“強盗強姦”になり、“強姦”よりも評価が悪くなった被告人もいました。また、お酒や睡眠薬で意識がはっきりしない状態にした人の所有物を奪うと“昏睡強盗”になってしまいます。最後に、この裁判は未だ見たことがないのですが、“呪い”はどんな罪に問われるのでしょうか? 憎い相手を呪って体調不良、又は死亡させた場合、逮捕されることがあるそうです! 先ず、相手に「呪ってやる」と宣告したり、呪いシーンの録画・録音を送りつけた場合は“脅迫罪”。その脅迫によって、相手がノイローゼ状態(病気)になったら“傷害罪”。その結果、亡くなってしまった場合は…。そこまではわかりません(汗)。更に、呪いの定番である“丑の刻参り”で神社等の敷地内に入り、樹木に藁人形を打ちつけた場合は“建造物侵入”・“器物損壊”! このように、軽いことと思いきや、意外と重い罪に問われて実刑に処されてしまうケースもあるのです。気をつけましょう!


キャプチャ  2016年10月24日号掲載
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