【Jazzyの裁判傍聴ライフ】(13) 歪んだ偏見が生む身勝手な性犯罪!

「こんな仕事をしている女なら、こういう場所に来る女なら、きっと軽いだろう!」――認識の歪みによって形成される偏見が、女性を深く傷付けてしまうケースを今回はお伝えします! 30代半ばの男は、キャバクラ嬢を同伴出勤名目で飲食店に呼び出して、睡眠薬を混ぜた飲料を飲ませました。そして、眠ってしまった女性を自宅に連れ込み姦淫。「キャバクラ勤めの女性なら、そういうことをしてもいいと思った」と供述。また、「会社員等昼間の仕事の女性に対しては、そのようなことをしようという考えは一切無かった」とも。日々、男性と接していて枕営業が当たり前のキャバ嬢ならば、強姦しても然程問題ないと思ったようです。他にも、毎日のようにクラブ通いをしていた20代前半の未だ幼い顔立ちの男は、“好きな音楽を聴きながらお酒を飲む”という楽しみだけではなく、セフレや、その日に手っ取り早くヤレる女を探していました。テキーラ等の強い酒を女性に飲ませて、お持ち帰りするのがお決まりのパターン。しかし、もっとお金をかけずに短時間で確実に遂げられる方法として、睡眠薬を使うように。「どうせ女もヤリに来ているんだから、(セックスに至るまでの過程を)省略してもいいと思っていた」と、その時の心情を悪びれる様子もなく堂々と口述。事件当日、睡眠薬入りのショットを飲ませて、酩酊状態になった女性をホテルに連れ込み、仲間と3人で次々と性交。集団準強姦とわいせつ略取の容疑で逮捕・起訴されました。

勾留中に弁護人に論された男は、「仮にヤリに来ている女性であろうがなかろうが、自らの行動は女性の意志決定を無視して人格を滅茶苦茶にする行為だったことを今は理解したが、犯行時は女性を見下したり、人として思っていなかった」と供述。傍聴席で見守る男の母親は終始、涙を流し震えていました。ショークラブのダンサーの下半身を触り、擦過傷を負わせた50代の男は、強制わいせつ致傷の罪に問われ、裁判員裁判で裁かれることとなりました。犯行以前から“お触り”が激しく、店員から何度も注意を受けていた男。触った理由について、「盛り上がると思って、その場のノリでやってしまったんだと思う」と返答。「酔っていて触った記憶は無いが、実際に怪我をしているのだから自分がやった筈だ」と罪を認めました。そして判決…。執行猶予は付いたものの、有罪。軽い気持ちの悪ノリが、彼の人生を大きく狂わせてしまいました。いくら酔っていて場を盛り上げようとしても、居酒屋や路上にいる女性を触ることはない筈。「露出の多い衣装を着ているダンサーなら平気だろう」という思い込みがあったのだと思います。夜のお店でのお触りが裁判にまで発展してしまうケースを見たのは、これが初めてです。セクシーな衣装に身を包んだ“夜の蝶”に触れてみたくなる衝動は、男性なら誰しもあるでしょう。しかし、水商売の女性だから触っても大丈夫等ということは絶対にあり得ません! 「このコならヤッちゃってもいいだろう」という自己中心的な思い込みは、女性の尊厳を大きく傷付けてしまいます。職業・服装・見た目・出会った場所等に関わらず、女性は皆、人格を持った人間なのです。


キャプチャ  2016年10月31日号掲載
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