【Jazzyの裁判傍聴ライフ】(15) 注意! これをしたら立派なストーカー!

「気になるあの子とお近付きになりたい!」「元カノ・元妻と復縁したい!」――そんな純粋で熱い思いが、時には相手に恐怖を与え、とんでもない迷惑をかけ、相手の日常生活に影響を及ぼしてしまうことがあります。電話やメールを拒まれたり、交際の申し出を断られたにも関わらず、一心に思い続け、繰り返し連絡・待ち伏せをしてしまうと…。そう、ストーカーとして逮捕されてしまうのです! では、実際にどんなことをするとお縄になるのでしょうか。

■ほんの数回の…
30代前半の男は、被害者の女性(20代前半)に一方的な感情を持ち、女性が拒んだにも関わらず、3日間で計6回に亘って電話とメールをし、裁判所はこれをストーカー行為と認定。20万円の罰金刑に処しました。但し、起訴された分が“6回”ということで、実際にはもっと多かった筈。悪質とまでは言えない態様でも、こうして有罪になってしまうのです!
■こんなに貢いだのに…
70代前半の男は、シングルマザーで苦労している50代の知人女性を助けたいという思いから、頻繁に食料や衣類を買い与え、毎月現金も渡していました。しかし、ある時を境に女性は男を避けるようになり、女性に接触しないよう警察からは口頭注意。それでも女性に嫌がられていると気付かなかった男は行動を改めず、今度はストーカー規制法に基づく口頭警告を受け、「今後、女性に付き纏わない」という上申書を作成。ところが、ある日、男は酒の勢いで女性の勤務先に電話。取り次いでもらえないことから、1時間半に亘ってしつこく電話をかけ続け、逮捕! 少し可哀想なこのおじいちゃんに下された判決は、懲役6ヵ月・執行猶予3年でした。
■元カノとやり直したい!
20代後半の男(好青年風!)は、交際していた女性から別れを告げられたものの、納得がいきませんでした。その後、彼女と連絡が取れなくなった男は、待ち伏せして復縁を迫るも玉砕。更には、警察から警告を受けました。それでも諦め切れず、後日、また待ち伏せ。女性を追いかけて話しかけましたが、彼女が110番通報をしたので男は逃走。懲りない男は、同じ日にまた待ち伏せ。今度は警察署に任意同行。そこで上申書を作成し、「二度と近付かない」と約束しました。しかし、男は諦められませんでした。「ヨリを戻したいという気持ちを正直に話してわかってもらおう!」と決意。今度は女性の職場に乗り込み、遂に逮捕(驚異的しつこさ!)。証人出廷した男の父親は、「息子は昔からしつこい性格でした」と述べました(やっぱり!)。付き纏った理由について男は、「以前、別れ話になった時に話し合って解決できたので、今回も話せば何とかなると思った」と供述。類い稀な執着心を持った男は、懲役6ヵ月・執行猶予3年に処されました。思いが募ると、善悪の判断がつかなくなることもあるでしょう。しかし、逮捕に至る前に、自分の行動を見つめ直すチャンスがあります。それは、警察からの“警告”。警告を受けたら、「自分のしている行為は犯罪だ」と認識して、直ちに諦めましょう! 犯罪者になるというのは本当に大変なことです。その女性に対する執着は、貴男の大切な人生を棒に振るに値しますか?


キャプチャ  2016年11月14日号掲載
スポンサーサイト

テーマ : 刑事事件・裁判関連ニュース
ジャンル : ニュース

轮廓

George Clooney

Author:George Clooney

最新文章
档案
分类
计数器
排名

FC2Blog Ranking

广告
搜索
RSS链接
链接
QR码
QR