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【地方危機】第4部・議会の明日(上) 女性躍進、変化着々と

春の統一地方選では女性の躍進が目立った一方、議員のなり手不足や政治への無関心が改めて浮き彫りになった。地方議会はどう変わり、役割を果たしていくのか。改選後初の6月定例会に臨んだ議員たちの動きを追い、議会の明日を考える。

20190919 03
「新しい控室には、子供が過ごせる場所も作りたいと思います」――。今月6日、福岡市議会(※定数62)の野党系会派『福岡市民クラブ』(※10人)の会議で、初当選して総務会長に就任した成瀬穫美さん(49)が提案した。同会派は今回の改選で女性が2人から6人に増え、過半数を占める。小学生の娘を育てる成瀬さんは、「毎日子供を一人で家に居させるわけにもいかない」と思案していた。「子連れの有権者に会派の控室を気兼ねなく訪れてほしい」という思いもあった。提案には子育て中の別の女性議員を含め、全員が賛同。学校や保育園が終わった後に、子供が宿題や読書をできるスペースを設ける。これまで議員更衣室が無く、トイレ等で着替えるしかなかった為、更衣室としても活用する。2泊3日で実施してきた会派研修も、「1泊2日なら家族らと調整して家を空けられる」と見直す。成瀬さんは、「子育て世代に優しい働き方は、どんな人にも働き易い環境になると思う。少しずつこの流れが広がればいい」と意気込む。会派の田中慎介代表(41)は、「議会審議でも子育てや暮らしに密着した目線で、問題提起ができると期待している」と話す。

1958年の市制施行後、初めて女性が当選した鹿児島県垂水市議会(※定数14)。女性議員の池田みすずさん(45)が今月5日、一般質問に立った。「子育て世代が不安を抱えているのは、市内に小児科のある総合病院が無いこと」。35分間、同世代の母親らの思いを代弁しながら、医療・福祉施策を質した。「(女性議員に)期待はない。却ってやり難い」。選挙直後、男性議員の一人が答えたインタビューが地元のテレビで放送され、議会事務局には抗議の電話やメールが20件以上寄せられた。この問題を受け、市議会は今月21日、外部講師を招いた初の男女共同参画社会研修を開く。篠原静則議長(71)は、「男性ばかりの議会で研修の必要性にも気付いていなかった。我々も変わらなければ」と力を込める。上智大学の三浦まり教授(政治学)は、「女性議員が増えれば、議会で当たり前だった慣習が見直され、多様な人材が集まる場に変わる。届かなかった声が施策に反映されることにも繋がる」と指摘する。今回、全国的に女性議員が増加したとはいえ、その割合は16.3%に留まる。女性の政治参画を阻む壁は未だ高い。「駅に行ったけど、いなかったね」。統一選で行なわれた九州の市議選に出馬した女性の携帯電話には連日、数時間おきにメッセージが送られてきた。発信者は、駅前で演説を聞いた男性有権者。挨拶で手渡した名刺に携帯電話の番号を記していた。男性はメッセージで食事に誘い、日々の演説にも姿を見せた。多忙を理由にやんわり食事を断ると、「貴女に1票は入れない」と送りつけてきた。女性は警察に相談。事情を聞かれた男性は、「笑顔で握手を求められ、自分に気があると思った」と話したという。演説中、警察官が巡回するようになっても、男性は遠巻きに見つめていた。別の男性には、街頭で握手や記念撮影を繰り返し求められ、体を触られた。国民民主党の女性議員ネットワーク会議が先月、統一選で公認・推薦した女性らに行なったアンケートでも、「腰に手を回されたり、膝や尻を触られたりしても拒否できなかった」等の声が寄せられた。「有権者に悪い印象を与えないよう、候補者は強い態度に出難い。弱みにつけ込む“票ハラ”に耐えなければ、立候補もできない」。この女性は実感した。


※本文由李的博多居民提供。谢谢。
キャプチャ  西部本社版2019年6月19日付掲載
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