【ホワイトハッカーなんでも相談室】(21) エロサイトから消えてしまった動画はもう二度と見られない?

技術の発展は、いつの時代もエロが強力な原動力です。ビデオデッキやパソコンがまさにそうですが、欲望に直結するアダルトやグルメのサイトは利用者が見込める為、新たに発生しては消えていくことを繰り返しています。ご質問の動画が消える現象は、“サーバの容量的な問題”と“権利的な問題”に関係します。最近はHDDも安価なので、サーバ容量の問題で古い動画が削除されることは考え難いでしよう。無料動画サイトは、権利者に無断で配信(若しくは配布)していることが多く、権利者から警告や訴えがあって公開を止めるパターンが多いと思います。その場合、「消えてしまった動画はもう見られない」と思ったほうがいいでしょう。抑々、アダルト動画サイトは、アダルトビデオを制作している会社、若しくは正規に2次配布が認められた会社の公式サイト以外では海賊行為でしかない為、いつ消えてもおかしくはありません。“使える”動画はダウンロードしておくしかないでしょう。2000年代に入り、インターネットコンテンツとして“動画はお金を生む”という考えが広がりました。そして、様々な技術が開発され、あっという間に安価に誰でも配信可能になりました。そうなると、「アダルト動画で儲けよう!」と思う人が出てくるのは必然で、会員制動画サイトが人気となったのです。アダルト作品もDVDからインターネット配信にシフトして過当競争が始まると、有料サイトからダウンロードした動画を勝手に無料配信する者も現れます。それは当然問題行為なのですが、行儀の悪い権利者に追い詰められ、行方がわからなくなった人もいるそうです。現在では、無料配信動画に勝手にリンクした“リンク集”的なものや、利用者が動画を投稿できるサイトが主体です。このメリットは、責任の所在がわかり難く、怖い権利者や警察に捕まるまでの時間が稼げるということです。サイトの収入源は主に広告で、バナー広告で固定費を貰ったり、アフィリエイト商品のリンクを動画再生ボタンのように作り、誤ってクリックさせるものが多いです。違法アップロード動画を視聴するだけでは、現行法では罪に問われません。しかし、ダウンロードや自分で配信を行えば重い罪になります。この“視聴”と“ダウンロード”の境目が難しいのですが、視聴している時点でダウンロードしながら再生していることになる訳ですが、ダウンロード行為そのものよりも、視聴後にデータがパソコンやスマホに残っているかどうかが判断基準のようです。お気に入りの動画をダウンロードして保存する場合は、十分注意して下さい。


石川英治(いしかわ・ひではる) 『東日本インターネット事業協同組合』理事。1969年、埼玉県生まれ。『西武鉄道』退社後、弁護士秘書・外車販売・訪問販売等の職を経て起業。1998年までハッカーグループ『UGTOP』の主催者として活動。1998年に実業家として、日本初のインターネットセキュリティー専門会社『アルテミス』を起業。2000年から2011年まで携帯電話公式コンテンツを運営する『サイバーエデン』を起業。著書に『まるわかりカジノ読本』(廣済堂ベストムック)・『子どもたちが危ない!スマホの現実』(ロングセラーズ)等。


キャプチャ  2016年11月21日号掲載
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