【仁義なきメディア戦争】(01) テレビ・新聞はシニア層頼み…世代間“メディア格差”が止まらない!

テレビと新聞の地位低下が止まらない。個人は無料メディアに流れ、企業は広告をインターネットにシフトさせている。生存競争の勝者は誰だ――。

20161121 0520161121 06
20161121 0720161121 09
20161121 0820161121 10

10年先、新聞やテレビは代表的なメディアの座を降りているかもしれない。『電通総研』は昨年、“頼りにするメディア”について調査を行った。すると、40代を境に結果が大きく分かれた。15~39歳はテレビや新聞への信頼度がマイナスとなる一方、ウェブニュースやSNSはプラスだった。テレビ・新聞・雑誌を頼りにしているのは50代以上。彼らがリタイア世代となる10年後、伝統的なマスメディアを取り巻く環境は一段と厳しくなっているだろう。本誌のアンケート調査では、“お金を払っているメディア”はNHK等のテレビと新聞が圧倒的だった。一方、種類が豊富なスマートフォンのアプリだが、有料のものはあまり使われていない。スマホ保有者の8割弱は無料アプリしか使っていない。スマホの普及に伴い、メディアへの接触方法が大きく変わっている。文字メディアは新聞と出版、動画メディアはテレビ…といった従来の分類を、インターネットは全て呑み込んだ。そして、SNS・キュレーションサイト・ブログといった新たなメディアを生み出した。何れも広告収入に支えられた無料モデルだ。今やスマホは“総合メディア端末”となり、インターネット広告はテレビに迫る勢いで成長し続けている。新聞はウェブニュースに押され、部数減が止まらない。一部の記事を『ヤフー』や『LINE』等のニュースサイトに提供して若者読者の獲得を狙うが、上手くいっているとは言い難い。『朝日新聞社』の渡辺雅隆社長は、「今後3年で不動産事業を強化する」と本業以外に成長を託す。テレビも曲がり角を迎えている。総世帯視聴率は、この10年間で約5ポイントも下がった。若者を中心としたテレビ離れは深刻で、NHKは番組のインターネット配信の準備を進めている。民放の視聴者もシニア層に偏っており、テレビ広告に対して企業スポンサーは頭を悩ませている。「テレビに若者の居場所が無い」と、『サイバーエージェント』の藤田晋社長はインターネットテレビ局『AbemaTV』を立ち上げた。LINE元社長の森川亮氏も「F1層(20~34歳女性)のメディアになりたい」と、動画ファッションマガジン『C Channel』を創業した。世代間の“メディア格差”が開く中で、個人も企業も、付き合うメディアを厳しく選別している。新聞・出版・放送…通信の垣根を越えた熾烈な戦いが過熱している。


キャプチャ  2016年11月19日号掲載
スポンサーサイト

テーマ : テレビ・マスコミ・報道の問題
ジャンル : ニュース

轮廓

George Clooney

Author:George Clooney

最新文章
档案
分类
计数器
排名

FC2Blog Ranking

广告
搜索
RSS链接
链接
QR码
QR