FC2ブログ

カルロス・ゴーン問題も影響…EU離脱で日産自動車の英工場人員削減の可能性

20200107 01
イギリスは何年もEUから離脱しようとしているが、これによって幾つかの裂傷が生じた。最も治療が必要とされるのは、アイルランドの国境問題だ。だが、『日産自動車』の工場があるイギリス北東部のサンダーランドも、同じように多くの縫合が必要だ。同工場が全体の70%を占める多目的スポーツ車(※SUV)『キャシュカイ』の生産を打ち切る危険が本当にある。日産は当然ながら、イギリス政府が北東部における同社の投資と雇用を守るという約束を反故にする可能性について、強く反発している。日産が世界でもトップクラスの工場について深い疑念を抱いていることが、EU離脱がとんでもない大混乱であることを教えてくれる。率直に言って、日産は既に十分な問題を抱えている。昨年、当時会長だったカルロス・ゴーン氏が解任されたのは、同社の利益が急減する中でのことだった。2019年3月までの1年間で、自動車事業の営業利益は全体の20%に過ぎなかった。残りは金融部門の利益による。自動車事業の利益率は僅か0.6%と、この10年間で最低水準だった。

日産の株価はここ1年、ライバルの『トヨタ自動車』を36%下回っている。大規模なコスト削減が進められているのも驚きではない。日産が今年夏、世界中で1万2500人を削減すると発表したことから、全ての工場が影響を受ける可能性がある。しかし、日本人が外国人であるゴーン氏の行き過ぎた行為を強く嫌悪していることを考えると、人員削減は日本以外で実施される公算が大きい。EU離脱を支持したサンダーランドの工場労働者が削減対象になる可能性がある。同工場は7000人の従業員がいるが、組み立てられた車の大半は欧州に輸出される。SUVのキャシュカイは、世界中で最も売れている日産の車種のひとつだ。日本とEUの経済連携協定(※EPA)が2月に発効した為、日本の工場で生産して対欧輸出に向ける計画とみられる。日産のサンダーランド工場の従業員の多くは、昼食からクリーニングまで日産に依存している。人員削減は悪い知らせだ。3月のサンダーランドの失業率は6.7%と、全国平均の約4%を大幅に上回った。政府関係者の一部は、日産の行動は必要な手術に過ぎないと一蹴するかもしれないが、副次的な被害だと批判する向きもあるだろう。ひとつ確実なのは、EU離脱病棟が間もなく患者で溢れ返ることだ。


⦿フィナンシャルタイムズ 2019年10月2日付掲載⦿
スポンサーサイト



テーマ : 自動車バイクのニュース!
ジャンル : ニュース

轮廓

George Clooney

Author:George Clooney

最新文章
档案
分类
计数器
排名

FC2Blog Ranking

产品搜索
广告
搜索
RSS链接
链接